こんなトコに10割蕎麦 |
いまふくhttp://teuchisoba-imafuku.com/ 075-643-1958 月・第1・3火休
ちょっと前に師団街道を南下していた時に見つけました。表玄関の雰囲気は、シブさ9割、カワイらしさ1割。この「本日のお蕎麦」の内容が、わたくしを惹きつけて止まない。
この辺りには、お気に入りの料理店がなかったのですが、どうかな。期待感は大盛りで、「こんにちは~」
夏の昼食 |
三種盛り、¥1,600。昼は、小or中のちらし寿司付き。
左上から時計回りで、ちらし寿司(小)と細切り(千葉)。塩で味わうのなら、ストラッチ(パスタの一種)みたいな蕎麦二切れが、ちょうどいい。その産地の個性が明確になる。噛み締めている内に、蕎麦の香りがフワん。
玄蕎麦挽きの黒(広島)。換言すれば、蕎麦の実の全粒粉。これは濃厚。口に入れた瞬間に、蕎麦の風味と甘味がガツン。
粗挽き(栃木)。穀物というより植物の清らかな香りと味が満ちている。イメージソングは(またか...)、MR.BIGの「GREEN-TINTED SIXTIES MIND」です。歌詞の内容はともかく、爽やかノスタルジーな曲調がこの蕎麦にピッタリ。
デザートも付いていてビックリ。韃靼蕎麦茶のゼリーとプリン。プリン自体には甘味は無くて、底のカラメルソースを絡める(シャレではない)。板状の焼き(揚げ?かも)菓子は、塩気の効いたそばチップス。
思わぬ場所に素晴らしいお店がありました。次回はお寿司や刺身など一品料理もあわせて楽しみたい。さて、ここから南下しましょう。
夏の喫茶 |
竹聲http://www.tsubakido.kyoto/075-644-1231 日祝休
伏見でお茶するならばの名店。つるっと甘いもん食べたいな。抹茶あんみつセット、¥1,000+税。選択制の飲み物は、初めての万葉茶。
抹茶アイスのキレと香り高さはさすが。全部混ぜても、主役である事には変わりがない。
万葉茶は、香ばしさが際立っています。欲張って濃く抽出するのではなく、一分程度で注いで飲むのが適切に思われます。
(随分前に飲んだ記憶ですが、)十◯茶みたいなもんかなと思っていたら、柑橘の風味はありません。飲みやすい薬草茶に近いかも。
持ち帰りで、抹茶の千代春(40g)、¥2,160。ある人のマネで、朝イチ抹茶をやってみる。目が覚めるだけでなく、気分が爽快になる。これはイイ。
滋賀のジビエコース・前半 |
蔓ききょうhttp://tsuru-kikyou.jp/ 077-545-7837 不定休(HP要確認)
滋賀県の東側で、イイ料理店ないかな~と探していたら、ありましたよ、素晴らしいトコが。ジビエ(か琵琶湖の恵み)と厳選季節野菜のコース、¥5,500~+税。
左上から、赤くないけどトマトのスープ。突出しとして、自家製もろみ味噌で楽しむ野菜と玉子。千両ナス、生食可のかぼちゃのコリンキー、長芋、キュウリ。
お造りは、腹身かな?とろける食感の琵琶マス、鯛だったっけ?、イカ。飲み物は、自家製紫蘇のジュース、¥400+税。
冷製炊き合わせは、銀餡かけのフルーツトマトと万願寺唐辛子?この銀餡には感銘を受けました。注意しなければ気が付かないほど控え目の出汁が、トマトの甘酸っぱさと万願寺唐辛子の滋味を強調するんですよ、きっと。もし銀餡なしの炊き合わせと食べ比べをしたら、アリのほうがイイはずです。
焼き物は鰆の炭火焼、半生仕立て。カツオのタタキみたいに外側だけ火が入ってるのではなく、御覧の通り中心まで加熱されています。食べてみると、これにも驚愕、「何これ!」刺身とも単なる焼き魚とも違う食感でした。加熱による水分の流出が、たぶん極端に少ない。それなのに魚の味が薄いことも無い。
「今の時期に鰆?美味しいのかな?」と不安でしたが、感動と驚きに満たされました。
滋賀のジビエコース・後半 |
左上は、焼き野菜盛り合わせ。そうめんカボチャ、トウモロコシ、フランスのジャガイモ、ズッキーニなど。
もともと味の濃い野菜たちが、炭火焼と塩によって、それぞれの個性が脳を直撃。
魅惑の変化を体験するなら、手前の黒にんにく味噌で。
下はお待ちかね、熊の炭火焼、おそらく追加料金+¥1,000くらい?部位は尋ね忘れました。サラリとした脂身、柔らかく変な癖のない赤身。マルドンの塩が味の輪郭を立ててくれます。想像してたより、ずいぶん食べやすいな。
特筆すべきは、「脂身といっしょにどうぞ」、肉の左に添えられたパリパリ。これは鮒ずしを仕込んだ樽の側面にこびりついたモノを焼いた、チーズ味のお供です。これによって、美しい蝶に羽化したかのような、ご馳走感の上乗せ、味の重層化。滋賀ならではの組み合わせ。
右上は、パリパリ感原理主義者なら外せない、焼きおにぎりと鶏スープ。最初はおにぎりにそのままかぶりついて、おもむろに鶏スープを注いで雑炊化。この二段構えが一品得した気分にさせてくれます。最後は、アイスコーヒーとチーズケーキで完璧。
滋賀を味覚で体験できる稀有な場所です。滋賀県立近代美術館が再開すれば、来店が増えるに違いない。ちなみに話してみると、うずら屋店主の先輩?師匠?の様な方のお店でした。
謎の建造物 |
瀬田の蔓ききょうから、信楽のトラサルに向かう途中、謎の古代文明の遺跡を発見しました。はい、いつもの虚言癖です。
マヤ文明の神殿みたいに森の中に聳えていて、存在感が尋常ではない。アステカのテスカトリポカみたいな、ヤバイ神様が祀られていそう。
後でネットで調べると、新名神高速道路の近江大鳥橋でした。
色々ヘンなモノみつけるな~、運転中にキョロキョロするのは良くないで。おっしゃる通り、と思いますが状況認識のためなら、キョロキョロする必要もあります。そんな例をひとつ。
先日、勤務先のおばあちゃん従業員から、こずかいを貰いました。「イイ歳こいて、こずかいとは...」とその時は複雑な心境でした。しかし、退社する頃には、「明日は休みやし、何しよかな~、資金も潤沢やし」とウキウキしていました。
そんな気分でしばらくバイクを運転していたら、急にサイレンが鳴りました。ビクッと何事かと驚きましたが、サイドミラーを見るとパトカーが後方に。状況が呑み込めなかったのですが、数秒後に「そうか、しまった!」スピード違反でした。罰金、¥12,000。よって、こずかいがパー。こずかい−罰金=-¥2,000。
総合判断するならば、この程度で済んで幸運だったのか、幸せが手からこぼれ落ちて不運だったのか。無論、どちらでもあるのですが、前者だと思わなければ、この先の人生やっていけません。ともかく、幸せは周りを見えなくするという事です。
小宇宙(コスモ)が高まると金色になります |
トラサルhttp://www.torasaru.com/ 0748-83-1186 水休
器の注文も兼ねて、お茶しに来ました。たぶん新作で傑作、ブルーチーズケーキと中煎りコーヒー(中国・雲南省)。雲南省ってどの辺?三国志に出てくる孟獲が支配してた地域です。
それにしても素晴らしい新作チーズケーキでした。青カビチーズのピリピリする刺激をほど良く残しつつ、甘いもんとして完成されています。どーしても画像を見たい方は、Google+https://plus.google.com/u/0/をどうぞ。
桃のジュース、ブルーチーズケーキと中煎りコーヒー。雨宿りのために追加した、ジンジャーチャイ、合計たぶん¥1,950。。教えてもらったギャラリーにも行きたかったけど、雨が止まないからまた今度。
ある意味、見てはいけないモノを、棚の上に見つけてしまった。大蛇の表皮みたいで、イカつカッコイイ。濱中史郎、カップ(ブロンズ・レース)、¥6,480。
光が当たるとキラキラします。その際には銅というより金色に輝いて百式、もしくはザ・ナイト・オブ・ゴールド感が醸し出されます。
あと、コーヒーを注ぐと赤ワインの様な色になるという現象が見られます。