2015年12月31日木曜日

平成27年12月のあれこれ、その2

八幡市のデザート専門店、ゴリールにて。開店当初はアシェットデセール、二皿or三皿での提供でしたが、現在は単品での注文になっています。よって、自分で勝手にコース仕立てにして楽しみました。おまけネタも少し。

あん塩とお茶のババ

Cafe et Dessert Gorillehttps://www.facebook.com/cafe.gorille 075-981-3381 火休

一皿目。あん塩とお茶のババ、¥550。ブリオッシュには、目には見えませんが餡子と塩が練り込まれ、ホロホロとした食感です。ほんのりラム酒が香り、甘みのある深蒸し茶を合わせます。心が穏やかになる味です。

オーナーパティシエの方が、近所のお客さんにも食べ易いようにと考案されました。伝統的なババは、お酒がガツンと効いていて敷居が高い。わたくしは物珍しさで注文しましたが、まとまりがあります。これは正解。






とろけるガトーショコラ

二皿目。とろけるガトーショコラ、¥400。一皿目を踏まえて何にしようかなと迷っていたら、パティシエの彼と同意見でこれ。

粘度が高くて舌に絡みつくような存在感がある。この添えられた塩が効いていて、味わいが華やかに拡がる。巨大な生チョコのようで、質・量ともに満足度が高い。

コーヒーは、極深煎りのイタリアンブレンド、¥400。酸味が無くてふくよかですが、重たくはない。割と女性はあの酸味が苦手だそうです、へぇ~。








カヌレ

三皿目。カヌレ、¥150×2。外側がカリッ、内側はムチッで、食感の変化愛好家が思わずお代わり。コーヒーのアテとして、これは自分用のお土産にアリ。

カヌレは手掴みで食べましょう。それと世間には、カヌレマニアの人がいるそうです、へぇ~。

楽しい会話と甘いもんまみれで、合計¥1,650。見た目はチト地味ですが、わざわざ来る甲斐があります。駐車場もアリ。

持ち帰りで、柿と梅干しのコンフィチュール(220g)、¥750。組み合わせが斬新。酸っぱさは無くて、柿の歯触りと濃厚な味がたまらん。そのままバクバク食べたくなる。






梅みそピザ
VERT DE GRIShttp://vertdegris.jp/  0774-71-3505

森の中で道に迷ってしまいました。しばらく歩いていると、一軒のカフェがありました…。そんな童話に描かれていそうなお店です。

ツーリングで奈良通いを始めた頃、「こんな所にカフェがある!」 それ以来京都に帰る途中、いつもここで休憩していました。

最近、お茶の時間は満席続きだったので、昼前に来店しました。季節の野菜をのせた梅みそピザのセット(飲み物、デザート付き)、¥1,200+税。サクふわの生地で、パンピザに似ている。チーズのコクと梅みその酸味、大葉の爽やかさが相まって、おやつ的軽やかさ。ピッツェリアのそれとは違う魅力があります。

余談ですが、数年前にこの店でお花見をしました。階段を上ってすぐ、建物の隣に立派な桜の木が植えられています。木陰のテーブルでランチとお茶、穴場です。


おまかせアレンジメント

良くしてくださる方が体調不良との事で、久しぶりにこちらで花束をお願いしました。花の種類はおまかせ、バックパックに収まるコンパクトサイズで、¥3000+税。

たまにしか買わないので、わたくしは花の事はよく分かりません。しかし、ヴェール・デ・グリのアレンジメントはひと味違う。過去の作品のアルバムを見ていてもそう思います。

それにしても、花屋&カフェってガールズドリームの極致です。









やれやれ、何とか大晦日に間に合いました。月二回の更新を維持してきましたが、来年は月イチになるかもしれません。それはともかく、今年もお世話になりました。それでは、良い年を。

2015年12月26日土曜日

平成27年12月のあれこれ

今月はトイレがスゴイ店を特集してみました。さすがにトイレの画像は憚られるので、実際に訪れて体験してもらえればと思います。ついでに、自腹クリスマス&誕生日プレゼントも。

モンゴリアンミルクティー
TORASARUhttp://torasaru-shigaraki.tumblr.com/ 0748-83-1186 水休

日が暮れてから山道を走るのは怖い、と思いつつ信楽まで来て夜カフェ。晩ご飯として、煮込み牛すじカレー、¥750。今月のコーヒー(メキシコ、中深煎り)、¥450。カッテージチーズケーキ、¥450。もう少しダラダラしたい、追加で冬季限定のモンゴリアンミルクティー、¥550。いわゆるバター茶かな?

扉を開けた瞬間、衝撃を受けたこの店のトイレ。手を洗う場所が、昔公園によくあった上向きの水飲み場方式。土台がタイルで覆われているのでポップな印象ですが。その上に立方体形の鏡が浮かんでいる、かのように吊り下げられている。近未来的というか、スタンリーキューブリックの映画に出てきそうなトイレです。






オブジェ?
自腹クリスマス&誕生日プレゼント、その1。まぁ、結果的にそうなっただけですが。

上述のトラサルにて購入。花器のように見えましたが、オブジェかもしれません。信楽にて作陶されている、上田勇児、¥6,500+税。

蕾がふくらみ花が咲く途中に似て、器が今まさに生まれようとする瞬間を形作った。勝手にそう解釈。実際にどのように使うかについては、悩みどころです。花を生けるか、センス無いけど。ペン立てにするか、何かもったいない気がするけど。

見飽きたら、回転させると別の表情、景色が現れます。







湯呑み
自腹クリスマス&誕生日プレゼント、その2。いま気付いたけど、自分に対してならそもそもプレゼントとは言えない。そう言えるとしたら、内面的に分裂してるってこと...ヤバイ?

日本茶に合う器を探していたので一目惚れ。こちらもトラサルにて購入。

お試しで一客だけ、河合正光、¥2,600+税。驚愕の薄い作りと軽さ、李朝の器のような端正な形。かなり高度な技術によるものだそうです。実際に使ってみると、盃のように手に収まり、柔らかく唇に当る。次回、あと四客買い足します。

ちなみに、淹れたお茶は、「茶のみやぐら」の特上煎茶(100g袋入り)、¥1,300+税。朝宮茶の自家農園で栽培から製茶、そして販売までされています。玉露の旨みと煎茶の爽快感。この澄んだ山吹色が朝宮茶の特徴だそうです。この色は二煎目になるとより顕著に現れます。

偶然、茶のみやぐらの社長さんがトラサルで友達にお茶を淹れておられて、わたくしもお相伴に与った縁で。


ステーキ丼プレート
シトロンブレhttps://www.facebook.com/Citron-Ble-1402576733290457/ 075-708-6664 月休

フランス料理と熟成牛肉のステーキフリットでお馴染み。ランチ限定の、国産牛炙りステーキ丼プレート、¥1,280。マグカップのスープは味噌汁。肉に調和する、ちょい甘の醤油ベースのソース、と言うよりタレ?あっと言う間に完食。このランチに限っては和風です。

このお店のトイレは、空間が広くて贅沢です。男女別だし。取っ手が木製のレバーを引いて扉を開ける。排水パイプ自体が土台となっている手洗い桶はガラス製。壁は白色の、床は黒色の石造り(風のパネル?)でバスルームみたい。フランスのデザインホテルのトイレってこんな感じかな。

トイレに限らず、美意識の行き届いたお店です。でも、皆さん気取りが無くて気さくです。よって居心地が良くて、いつもベラベラ喋ってしまうんです。




竹聲http://www.tsubakido.com/ 075-644-1231 日祝休

椿堂茶舗による茶房。わたくしの知る限り、伏見でここ以上に洗練されたお店はない。

藤森神社の紫陽花まつりの時期を除けば、落ち着いてお茶を楽しむ事ができます。この静謐な空間の中に佇んでいると、お茶の効能もあってアルファ波が出まくりです、たぶん。

トイレも籠りたくなる程の静寂の場。お香が焚かれていて、瞑想したくなります(迷惑)。最近では珍しくはありませんが、床には玉砂利が敷き詰められています。手洗い桶は、おそらく大きな流木を活用して据え付けられています。その流木にもともと空いている穴は、ちょうどペーパータオルの捨て口になっているのです。初めて訪れた時、こんな侘びたトイレが存在するのかと驚きました。





ピニョ食堂 075-746-2444 木休

韓国のスープ定食の名店。そろそろ全種類制覇も近い。

こちらのトイレは、しつらい等に変ったところはありません。ただ、BGM?として「トイレの神様」がエンドレスで流れているだけです。汚してはイケナイと緊張してしまいます。

ところで、皆さんは洋式で用を足した後は蓋を閉めますか?アラブのお金持ちはそうしていると聞いて以来、わたくしは真似をしています。お金持ちになりたいからではなくて、作法として洗練されていると思ったからです。


2015年11月30日月曜日

平成27年11月のあれこれ、その2

以前、わたくし流パフェ特集をしようかなと思っていたら、雑誌で同じような企画を豪華にされていたので、代わりにチーズケーキ特集をと考えている内に再び先を越されてしまったので、今回はエスプレッソ特集にしました。エスプレッソ立ち飲み振興会が推薦。今のところ会員は創設者のわたくしだけですが。

ウニール御幸町店~11月15日迄 

彗星のようにわたくしの前に現れた、と個人的に思っているスペシャリティーコーヒーの名店。花火のように弾ける果実味を味わうならココ。

御幸町店は11月15日をもって、来年1月開店の長岡京市の新本店に統合されます。そちらでは自家製スイーツ工房も併設だそうです。

名残惜しくも最終日に訪れて、ニカラグア、エルケツァール(250g)、¥1,180を購入。豆を200g以上購入すれば、エスプレッソやフレンチプレスのコーヒーが一杯サービス。画像は以前のモノです。

後日、仕事で長岡京市に訪れた際、偶然に新本店を発見しました。十台以上?の駐車場がある、大きな店舗です。開店したら、確実にココで仕事をサボっているでしょう。


アイタルガボン 075-255-9053 不定休

二三味珈琲の豆を使用する、エスプレッソカフェ。ブレンドに他に、六種類ほどの産地の豆を用意されています。

評判のパスタは、ラ・ファッブリカと言うカフェで使うには高価過ぎる麺を採用されていて、コシと旨みが素晴らしい。そのおかげで幸か不幸か、最近イタリア料理店に行っていない。

29日の日曜日の夜。ペルー・フェスパ農園、エスプレッソ・ドッピオ、¥400。画像は以前のモノです。立ち飲みでお喋り、そして得た情報は以下の通り。

その1。この店の隣に25日に開店した「誠光社」と言う書店、恵文社一乗寺店の元店長が手掛けているそうです。冷やかしのつもりでしたが、「日本美を哲学する あわれ・幽玄・さび・いき」(田中久文 著・青土社、¥2,376)を題名に惹かれて立ち読み、そして購入。コーヒーも店内で飲めるようです。その2。これまた近所に、「ホホエミ」出身の職人によるパン屋さんも開店していて、既に人気があるそうです。いまこの界隈、裏河原町?の中町通りがアツい。


カフェラッテ 075-322-2766 月休

イタリアンジェラートの名店。なので、ジェラートを食べずに、エスプレッソだけ立ち飲みした事はありません。

(果物系の)ソルベを注文した時には、アフォガットには出来ません。よって、エスプレッソはシメにどうぞ。








ザ ロウワー イースト ナイン ホステル 無休

宿泊施設に併設されたカフェ&バー。初めて訪れて以来、ほぼ週イチで通っています。手頃な価格で美味しくて、ちょうど寄りたくなる場所にある。

メニューにはありませんが、コレットもできますよ。しかし、今のところエスプレッソ+リキュールは流行る気配がない。どこで注文しても、いつも珍しがられるし。

カウンターは窓際と店内に設置されていて、椅子もありますが荷物置きにしています。だってエスプレッソはすぐに飲み干すものでしょ。

ゆっくり読書したい時は、カフェラテを注文して座り心地の良いソファへ。




カフェパラン 075-496-4843 不定休

JR二条駅前のシアトルスタイルカフェ。

一応レジカウンターの端っこで、邪魔にならないようにして、立ち飲みが可能です。バリスタの彼曰く、「(エスプレッソの立ち飲みという)素敵な使い方をしてくれるお客さんは少ない」そうです。なんともったいない。

そらぁ、料理も飲み物も人も温かみのあるお店ですから、大概のお客さんはのんびり、ゆったりしています。

2015年11月15日日曜日

平成27年11月のあれこれ

今月は珍しく、履物を立て続けに購入しました。素敵な出会いはいつ訪れるのか分からないものです。けっこうな出費にはなりましたが、後で後悔するよりマシです。

WAVE RAIJIN

スポーツ用品店にて、ミズノ・ウェーブライジンを20%offで購入、¥9,504。全日本女子バレーボールチームの火の鳥カラーモデル。

バレーボールシューズですが、余りにもカッコイイので普段履きとして購入。アタッカー向けだそうで、そこから雷神と名付けられたようです。その意味でも攻撃的なわたくしにピッタリ。

実は、仕事履きでも長らくミズノを愛用しています。その理由は軽さと履き心地の良さに加えて、耐久性が凄いから。同じ価格帯の色々なブランドを試しましたが、実直な作り込みでミズノが随一です。毎日履いて、他社製品なら六か月、ミズノなら八ヶ月以上長持ちします。安易にオシャレアイテムみたいな製品は販売しない質実剛健なところも大好きです。

ちなみに、わたくし中学生時代はバレーボール部に所属していて、堅守速攻型の先発センターでした。



BENYL

AIGLE  BENYL 18,000+税。

フランスの老舗ラバーブーツブランド、エーグルのベニル。Made in Franceです。高島屋京都店を別の用事で訪れた際に、偶然見つけて一目惚れ。今までずっとカッコいいレインブーツを探していたんです。横から見ると、脛とふくらはぎの部分が、日本刀のように湾曲している。それがカッコよさの秘密かな?

店員さん曰く、天然ゴムから作られていて、軽くて耐久性と柔軟性があるとの事。触った感触では、未体験のしなやかさを感じます。カタログによると、ハンティング用として安定した人気があるそうです。その意味でもわたくしにうってつけ。

後日、街中ですが随分、ベニルで歩き回りました。サイズの適切さもあって、ブーツにしては本当に歩き易い。足が接地する際に、若干前にずれる感覚があるので、インソールで補正して更なる快適さを追求したい。高価なものですが、メンテナンススプレー(¥1400+税)を使って、お手入れしながら長く付き合っていきます。

それにしても、ショーウィンドウや鏡に映るベニルの優美なカタチに惚れ惚れしてしまいます。




イトヨリの蒸し物

マンボ飯店 075-757-7645 水休

エーグルのレインブーツを買った後は、こちらで夕食。おまけネタ、その1。

一匹まるごと調理はご馳走感があります。旨みのある白身をシャンツァイなどの香味野菜と味わう、香味醤油の香港風イトヨリの蒸し物。キレのある香りが非日常感を与えてくれます。いつものように、素材の持ち味を生かしながら後口の良い料理です。

その他は、マトウダイと柿のチャイニーズカルパッチョ、、牡蠣とふんわり卵のあんかけ御飯、杏仁豆腐、杏露酒のソーダ割り、合計¥4,180。

余談ですが、店主曰く、わたくしは魚をキレイに食べているとの事。これはモテ要素に...なりません。



元興寺の北東辺り

おまけネタ、その2。奈良へ再び。

忙しくなると言っておきながら、今まで通りフラフラしてるやないかい、とおっしゃるのはその通りです。何だかんだ言って、遊ぶ時間は最低限は確保しています。息抜きは必要ですから。

カワイイ鹿の撮影を忘れたので、代わりに奈良の街並み。石碑の後ろにお地蔵さんが祀られています。どんな由来なのかは分かりません。

まずは、ノモケマナで、カンパーニュ・プレーン(¥800)を購入。それから、奈良県立美術館の「浮世絵版画 美の大世界」を鑑賞。歌川広重の名所江戸百景が秀逸。画面手前に鳥や植物などを大胆に配した構図によって、絵に引き込まれる。





トンテキのセット

ぽくぽく 0742-31-2537 第一月・火休

奈良の銘柄豚ヤマトポークの料理店。前回はサクサクとんかつに感動しましたが、今日のランチは、トンテキのセット(150g)、¥1,800。次に来た時はこれって決めてました。

キツくないニンニクとクドくない甘辛醤油ダレで食が進みます。瑞々しい豚肉と甘い脂身が上質なモノを食べてるなぁと感じさせます。

昼は予約が一杯で忙しくされているので、今度は夜に伺いたい。デザートもあるし、素敵なご夫婦とゆっくりお喋りしたいな。






青トマトのサルサソース

五ふしの草 0742-24-2807 水・日休

野菜と共に、面白そうな食材を発見。ハト畑の青トマトのサルサソース、¥560。無農薬・有機栽培の青トマト、青とうがらし、ニンニク、バジルなどを使用した調味料です。

これは今年のヒット商品です。少し加えるだけで食材に旨みと清涼感をもたらします。試しにキャロットラぺに入れたら、人参の持ち味を引き立た上に奥行きを与えます。

説明書きによると、肉料理に添えたり、チーズやクラッカーにも合うそうです。

訪れたのは前回と同じ場所ばかりになってしまいました。ところで、甘いもんは?行きましたよ、和と洋の店に一軒ずつ。でも、まぁ...う~ん、仕方がない。

2015年10月31日土曜日

平成27年10月のあれこれ、その2

宮津湾

用事があって、京都府北部の宮津にやって来ました。遊びではありません、仕事でもないけど。まぁ視察ってとこですかね。

本日は快晴につき、本当に気持ちが良い。ツーリングで通り過ぎたことはありますが、電車で訪れるのは初めてです。

京都駅から福知山駅まではJR、片道¥1,490。そこから宮津駅までは京都丹後鉄道、片道¥700(特急の場合+¥650)。








丹鉄普通列車

電車マニアではありませんが、以前から乗車してみたかった京都丹後鉄道。切符を購入する時には、駅員さんが親切に案内してくれます。

画像は帰りに宮津駅から福知山行きに乗車した時のものです。

シブイ、実に渋い色合い。途中で見かけた他の普通列車も、緑色や水色の落ち着いた色に塗装されています。古文の授業で習った、「襲の色目」みたいな色調です。

古き良き日本の地方路線が純粋に残されている。加速する時の、幼い頃の記憶にあるディーゼル車(凸形の赤いやつ)のような?騒音もご愛敬。乗り心地は悪くない。






丹後あおまつ号

話題の観光列車に出会えないかなと思っていたら、下り車線にあおまつ号がやって来た。すかさず車窓から撮影。瑠璃釉に金彩を施した様な外観が気品を感じさせます。

ホームページによると、あおまつ号は通常料金で乗車できるそうです。窓に向かって座るカウンター席もあるので、次はこれに乗りたい。

JRでもそうですが、窓際に座ると頬杖をついて遠い目をするのはなぜでしょう。きっと旅情のせいだ。








洋菓子三種
洋菓子マウンテン 0773-22-1658 水休 

福知山に来たからには、念願の来店です。ツーリングで訪れようとするたびに、洪水で店舗が浸水に見舞われたので先延ばしになっていたのです。

持ち帰りのみなので、近くの公園で青空カフェ。紙皿とナイフ&フォークは持参してきました。上は白磁のようなムース?にフランボワーズ?のジャムの、ルージュダムール、¥420。外観からすると、理知的な愛を表現してるのかな?

手前の左は土台に茶葉も練り込まれている、ロイヤルミルクティー、¥420。右が、洋梨のシブースト、¥440。底には刻まれた洋梨、苦みもあるシブースト。

駅からてくてく歩いてきた甲斐がありました。まだ仮店舗なのですが高台に位置しているので、ブーツだとけっこうしんどいのです。さて、こちらのお菓子は見た目と味わいの洗練は当然のこと、食後の余韻が素晴らしい。そして、二度の浸水を乗り越えて再開されたのが立派というか嬉しい。だから応援の意味も込めて二つじゃなくて三つ購入しました。スイマセン、嘘ついてました。単に三つ食べたかっただけです。

玄関口

The Lower East Nine Hostel ザ・ロウワー・イースト・ナイン・ホステル 075-644-9990 無休  

京都駅の八条口を出て思い出した、そう言えば新しいトコがあったなぁ。マルゾッコのエスプレッソマシーンがあったし、お試しで来店しました。

エスプレッソ・ダブル、¥300。京都の名店の豆を採用していて、果実味があり飲み易くもある。個人的にこの場所は都合が良くて、しかも夜11時迄までの営業がうれしい。

名前のとおりの、ホステル&カフェバー。バリスタの彼も気さくです。それから、ここは外国人客ばかりなので、こちらから英語で話しかけてみようかな。話す機会が全然無いので、だいぶ能力が衰えているのです。何とかしないと。




お土産

浜文商店 0772-22-2695 日祝休

宮津市の地魚の干物店。評判は聞いておりましたが、こちらも初めての来店。干物の盛り合わせ、赤色の魚はハツメ?、アジ、カレイ、¥648。

帰宅後に魚焼きグリルで焼いただけですが、脂と旨みが溢れ出る。これほど瑞々しい干物を今まで食べた事が無い。素人の火入れでここまで美味しいのだから凄い事です。わたくしはたまに、捌いてから塩を振ってキッチンペーパーに挟んで水分を抜きますが、それとは全く違う優美な風味に思わず、「これ割烹の味やん。」

他にはハタハタ、カマスなどもあったので、今更ながら買っておけばと後悔しています。昼食は残念ながらアレだったので、浜文の干物で埋め合わせが出来ました。めでたしメデタシ。

2015年10月20日火曜日

平成27年10月の独り言、改め「あれこれ」

 「京都生活の家計簿」を終了して三週間ほどが経過しました。このブログをすぐに削除しなかったのは周知期間を設る意図です。いずれページビューがゼロになるだろうから、それからでも遅くは無いと思っていましたので。
 
 しかし、いまだに閲覧する方がおられる。誰かが偶然このブログにたどり着いただけでしょうか。それとも、以前から御覧になっていた方が敢えてこのページを開いているのか。だとするとなぜ? もしかしたら再開してるかもと期待されているのかな。または再開してくれとの意思表示なのか...。いずれにせよ確かめようはありませんが、気になります。

 一方、わたくしの方は肩の荷が下りた気分であると同時に、「あぁもったいない、これ載せたかったなぁ」と思うことがありました。シトロンブレのアンドゥイエットがモツ感が強烈で美味しかったとか、四条通りでセーラー服を着たおっちゃんを見たとか。楽しみなイベントの情報もあります。

 そこで、期待?にお応えして、「平成27年10月のあれこれ」として勝手に復活します。以前のように週刊は無理なので、月イチか月二回の月刊として気ままに更新する事にしました。併せて月末の支出合計とエッセイもどきは廃止。強い印象を残した、又は厳選したネタのみを掲載します。

 そこで今回は取り急ぎ、このネタを掲載します。

アネhttps://twitter.com/cafe_kocsi 075-351-1314 木日休

某刑事ドラマをもじって、「もっと、おかえり!シトロン!」 6月の第1回が盛況の内に終わり、次は来年かなと思っていたら、うれしい事に年内に再び。今回もアネは併せて営業していて、パンも楽しめます。

雨天だったら確実に訪れるのですが、この日はアレが開催されるからなぁ、どうしよう。行くとしたら、今度はレモンのタルトが食べたい。














10月17日(土) 狩猟の魅力まるわかりフォーラム

京都府立大学にて、無料。狩猟免許の交付を受けた時に、林務事務所の方に勧められて参加しました。現役猟師の講演とパネルディスカッション、鹿肉・猪肉料理の試食、そして狩猟用具の展示や関係書籍の販売などがありました。

個人的に一番の目的は、現役猟師の方々に直接質問することでした。皆さん兼業の猟師なので、本職とどのように両立されているのか知りたかったのです。その他にも現場の決まり事や技術の学び方、獲得した肉の活用など、実にタメになりました。

参加された猟師の方々は比較的若手でした。その限りではありますが、面倒な事もあるけど皆さん楽しんで狩猟されているようです。

いずれ自分で捕獲して捌けるようになったら、ジビエパーティーやりたいな。参加したい?






ジビエの試食。当然、参加者全員が殺到して、あっという間に無くなりました。おかげでカレーは売切れです。いまさらジビエの美味しさなんて教えてもらう必要はないけどと思いつつ、せっかくなので行列に並びました。

左から、鹿の巻き寿司、鹿肉のマリネとコンフィ、猪の巻き寿司。さすがに臭みは無くて下処理は完璧です。巻き寿司は誰でもとっつきやすいとは思いますが、肉の量が少ないし他の素材の存在もあって物足りなく感じました。やっぱりジビエはある程度の塊で楽しむものでしょう。

どうやら肉の口になってしまったようで、フォーラム終了後の夕食は、さるぅ屋カフェでチーズバーガー(+ベーコン)、アボガドスムージー、¥1,720。






 まぁ、こんな感じでゆる~くやっていきます。身勝手極まりないと思いますが、再びご愛顧いただければ幸いです。
 

2015年9月30日水曜日

平成27年9月28日~30日

9月28日(月)


食費   スーパー ¥449

雑費   スーパー ¥254

9月29日(火)


食費   モリタ屋 京都食肉市場前店 ¥1,810

ランプ肉

京都卸売市場第二市場の北にある、モリタ屋さんにて購入。極めて稀な事ですが、自宅で牛肉を食べたい時には、こちらで吟味します。たまたま肉の日でした。

自社牧場で育てられたおそらく京都牛の、ドライエージングのランプ肉(202g)、¥1,810。いわゆる熟成肉です。さほど銘柄を食べ比べた訳ではありませんが、京都牛が一番好きです。サシがたっぷり入った肉でも胃もたれしませんし。 

今回は、残った食費を全て突っ込んで、最近お気に入りの赤身肉を選択。結果的に赤字です。

室温に戻してから、塩を振る。胡椒は焦げないように、焼きあがってから。強火で表面を焼いてから、弱火で中まで火を通す。ひっくり返して同様に焼く。焼き上がったらアルミホイルに包んで休ませる。いちおうレアを意識しましたが、少し生焼けだったかもしれない。2cmくらいの厚さだったから、火入れが難しい。でも、肉の味をこれでもかと言うくらい堪能しました。これから月イチくらいは買ってみようかな。


9月30日(水)


こずかい   江戸正 ¥4,110  いなりふたば ¥480  アイタルガボン ¥400

鰻丼

江戸正 075-351-9371 火・第二水休

数年前に偶然通りがかって、こんな所に鰻屋さんがあるのかと驚いたものです。とは言え高価なものですから、覚悟を決めて久しぶりに来店。最後はここで締めようかな、と。

前回も注文した、坂東太郎の鰻丼(中)、¥3,750。改めて鰻って、こんなに美味しいんだと感動。焼き目が香ばしく、サラリとした脂にとろける食感。甘さが随分控え目なタレが鰻そのもの味を感じさせる。奮発した甲斐があります。

弾力のある肝に松茸入りが嬉しい、肝吸物、¥360。






京都タワー

アイタルガボンhttp://italgabon.blog133.fc2.com/ 075-255-9053 不定休

立ち飲みで、エスプレッソ・ドッピオ、¥400。東ティモール・カフェタタマイラウ。エスプレッソだと果実味を楽しめる。ペーパードリップだと、コクを強く感じるので。

話に夢中で撮影忘れ。店主、「最近、エスプレッソを注文するお客さんが増えてきた。」わたくし、「極深煎りの豆って、流行し始めてるのかな?」など。













豆餅、おはぎ、紅大福

いなりふたば 075-641-3612 木休

車を運転中にラジオを聴いていたら、和菓子の話をしていたので、あんこの口になってしまいました。各¥160。

鰻を食べに行く前に買っておいて、帰宅後にいただく。間違いのない逸品、豆餅と紅大福。豆の歯応えも心地良し。

あまり好きではなかったけれど、ここのおはぎはイケる。餅米の粒感が強くないので、気分よく完食。

御飯は粒感が明確なのが好きなんです。ややこしいなぁ~。

   

平成27年9月の支出合計

食費   15,000−16,116=−¥1,116(予備費で補填)

雑費   15,000−12,249=+¥2,751

こずかい 30,000−34,618=−¥4,618(予備費で補填)

予備費  10,000−5,734=+¥4,266

食費は初めての赤字。欲望に負けて高価な肉を買ってしまったから仕方がない。雑費についてはオリーブオイルをまとめ買いしましたが、その他の出費が抑えられたので予算内。こずかいはバイクが整備から戻って来てたら、もう少し膨らんだかもしれない。そろそろツーリングに出掛けたい。

平成27年9月の独り言、そして、最後に。

 題名の通り、今月を持ちまして当ブログを終了する事にしました。理由は一身上の都合に尽きるのですが、要するに遊び人を卒業せざるを得ないという事です。「お気楽な生活ともお別れか~」と残念な反面、「よっしゃ、やったるで~」とも思います。
 
 生活がガラリと変わって、外食もお出掛けもままならない。そうなるとネタが少なくなって面白くないし、そもそもブログを書いている時間が無い。他人の事をあれこれ言う暇があったら、自分が日々精進しなければなりません。まぁ、そんな訳です。

 突然始まったかと思うと、一年にも満たない期間で終了。なんだかな~、中途半端になってしまいました。京都以外にも好きな店や場所があるので、掲載したかったのですが仕方ありません。

 短い期間でしたが、拙い文章に付き合って下さった皆様、有難うございました。ほんの僅かでも良き生活の足しになれたなら、うれしいのですが。それでは。

 追伸。狩猟免許には合格していました。ほっ。

 

2015年9月28日月曜日

平成27年9月21日~27日

9月21日(月)


食費  スーパー ¥989  パン ¥1,040

雑費  ホームセンター ¥1,756

9月22日(火)


こずかい  アグレアーブル ¥1,010

ミルフイユ、サントメ

アグレアーブルhttp://agreable-ebisu.blogspot.jp/ 075-231-9005 不定休

秋の訪れと共に復活、ミルフイユ、¥480。サクサクが重なって厚みが在りつつ、やっぱり軽いパイ生地。それに付かず離れず寄り添うクリーム、比翼連理のように。

サントメ、¥530。ナイフを入れると、チョコスポンジからお酒?が滲み出す。カカオの風味と相まって、豊潤な色気にクラクラする。しかし、この過剰とも思える存在感を、わたくしはすんなり受け入れてしまう。








9月24日(水)


こずかい  Katte ¥1,450

ケーキセット

カッテhttp://katte-kyoto.blogspot.jp/ 075-746-3538 火休

せめて連休の最後くらいは、お気に入りのお店で過ごしたい、と言うことでココ。当然、夜カフェです。

イチジクのチーズクリームタルト、コーヒーとセットで、¥950。大き目タルトに生のイチジクが気前よく乗せられていて、甘くないトロトロチーズが効いている。

何だかお腹が空いてきたので、我慢できずに追加。ピスタチオクリームのチョコロール、¥500。しっとり生地のロールケーキ。名前だけでそそられる、撮影忘れなンですけど。

お店の方とお互いの連休をどう過ごしたかについて話して、休日を締めくくりました。
 



9月25日(金)


食費  スーパー ¥1,134  精肉店 ¥1,120

雑費  ホームセンター ¥1,756

9月26日(土)


食費    みどりなす ¥620

雑費     トレチプレッシィ ¥3,719

こずかい  マンボ飯店 ¥800  パティスリーエス ¥1,717

西本願寺・唐門

いつも目的地に向かって、適当に自転車で走っています。偶然近くに来た時、この唐門の事を思い出しました。

この壮麗な門の一部分を飾っている、張良と黄石公の逸話が大好きなンです。内田樹さんの「日本辺境論」で読んで以来、人生の指針となっています。

張良は軍師として、漢の高祖(劉邦)の建国を助けた人物です。画像左端の、沓を捧げ持っている彫刻がその張良です。黄石公とは、彼に軍略の極意を授けた人物です。画像にはありませんが、右側に馬に跨った黄石公がいます。







サンタクローチェ、ガランティーノ

トレチプレッシィhttp://tre-cipressi.com/ 075-821-3561 日月休

量り売りのオリーブオイルを補充、サンタクローチェ(300ml)、¥1,350+税。ちょっと上等な、エクストラヴァージンオリーブオイル。食材によっては、こちらの方が適している場合がある。値段が高いものは風味が強いけれど、何にでも合うわけではない。

加熱調理用として、ガランティーノ(1ℓ)、¥2160+税。だけど、余りにも爽やかな風味なので、ドバドバ使うのはもったいない気がする。












本日の昼食

マンボ飯店https://ja-jp.facebook.com/mambohanten 075-757-7645 水休

トレチプレッシィの近所ということもあって来店。意外にも麺は初めて、担々麺、¥750。御飯付き、+¥50。

いつものラーメン屋とは違う、酸味があるスープ。コシがあり、スープに良く絡むストレート麺。そもそも麺自体が美味しい。(調整可能な)辛さは特別、意識しませんでしたが、次第に汗が噴き出してきた。残ったスープに御飯を投入して、おじやとして楽しむ。満腹になりましたが、後口もサッパリ爽快。

ラーメンマニアではないので、担々麺一般については何も知りませんが、マンボ飯店は麺も旨い。




ドゥース、ノワイエ

パティスリーエスhttps://www.facebook.com/Patisserle.S?fref=ts 075-361-5521 水不定・木休

随分ご無沙汰になったイートイン。一番手前のカウンターに座って気付いたのは、頭上で静かに佇む時計。外側はアンティーク、文字盤はゴシックを感じさせる。全てを知っているのに、何も言わずにこちらを見つめている、この店の月です。少し前に設置されたそうですが、さすがの美意識。

えっ、店で?な、イヨカン手しぼり、¥500+税。突き抜ける果汁と苦み。果物系のケーキを食べないなら、これもアリです。

ドゥース、530+税。外側はミルクのムース、内側はキャラメルのそれ。この店にしては、母の幼子への眼差しのような優しさが全面に出ている。

モンブランと迷ったけど、この層に引き寄せられた、ノワイエ、¥560+税。栗のムース、バタームース、コニャックの香り。ムースそのものの魅力を楽しめる上に、組合せの技、感性、美学に驚嘆する。純朴な栗が気品を漂わせる。


みどりなす、タマネギ、マコモダケ

みどりなす 075-708-2818 日休

初めて見かけた野菜、マコモダケ、たぶん¥180。食べられるのは内側の白い部分だけ。食感はシナチクに似ていますが、もっと柔らかくキメが細かい。サッと焼くだけで、非常に美味しい。

店主のお勧めの胡麻油で焼くも良し、ニンニク、オリーブオイルで炒めて塩・胡椒も良し。










9月27日(日)


食費    デパ地下 ¥746

雑費    デパ地下 ¥756

こずかい  カフェラッテ ¥910

ディマルティーノ

デパ地下にて購入、ディマルティーノ、¥438。今回はリングイネ。モチモチ感と麺そのものの旨みを求めるならコレ。鍋が小さいと湯がきにくいけど。

カメラ忘れです。カフェラッテではノッティアラベと桃で、ジェラートダブル、¥550。カプチーノ、¥360。

ジェラートの季節は終わった?まさか、これから! 

2015年9月21日月曜日

平成27年9月14日~20日

9月14日(月)


食費  スーパー ¥1,036

雑費  スーパー ¥465

9月15日(火)


食費    晴れやかファーム ¥350

雑費    ガソリン(スクーター) ¥671

9月16日(水)


こずかい   一華 ¥5,300  カフェコチ ¥1,500

突出し、お造り

一華(いちはな) 075-754-8827 日休

好きだった、釜飯の美味しい居酒屋が閉店したので、「どこかイイとこないかな」と検索したら見つけたこのお店。さらに調べると、店主の方は、何度か訪れたことがある、祇園の割烹出身とのことで、いきなり夜にやって来ました。

突出しとして、イチジクのごまソースがけ、¥?。この時期の定番料理ですが、今までで最高の味。ごまソースがイチジクの邪魔をしない。わたくし、イチジクの味にはうるさいンですよ~、名産地の出身だから。

サンマのお造り、¥900。またサンマですが、刺身は料理店でしか食べられないので。





焼き物

ビワマスの西京漬け、¥1,200。名前しか聞いたことがない魚なので、興味本位で注文してみました。

西京味噌の香りと甘味をふんわりと纏った、洗練された一品。魚の持ち味を生かした味付けが素晴らしい。

今夜の一杯は、お勧めの月桂冠・伝匠。通常は、一合で¥600。それだと呑み切れないので、わたくしは、ぐい吞みに一杯で、¥?。舌に触れた瞬間、甘く柔らかい。








強肴?

鱧の柳川仕立て、¥1,200。ドジョウの代わりに細切りの鱧、牛蒡、しめじ、ねぎ?もしくはミツバ?を卵でとじた料理。

鱧の存在感が薄かったので、もう少し大き目に切ったほうが良いのでは。が、ほっこり温まる料理です。

余談ですが、新店にいきなり夜に訪れる事はありません。昼御飯で様子を探ってから、気に入れば夜御飯となるのです。今までさんざん失敗してきましたから。このお店は、店主の修行先を知っていたから、期待通り大丈夫でした。







釜飯

栗とホタテの釜飯、¥800。店主の修行先の店で、一番好きだったのがコレ。山の幸と海の幸の出会い。ホタテからも、ええ出汁が出ていると思います。釜飯に限らず、どの料理も居酒屋ではなく割烹の味です。

また、米粒の輪郭がハッキリしているのも好みです。新潟県糸魚川で栽培されている、粒が大きいコシヒカリ。試しに農家の親戚から取り寄せてみたら、感動したそうです。

その他には、鯛、海鮮バター、松茸などなど十種類くらいの釜飯があったと思います。ここでの食事は、最初に釜飯を決めてから他の料理を選択することになります。







抹茶アイス

抹茶アイス、¥500。気前よく抹茶を使用しています。でも、粉っぽさやザラつきが無いのはサスガです。濃厚で食べ応えがあります。

良い店が落ち着いた場所に出来ました。二条城のすぐ近所なのですが、夜は静寂の中に佇んでいます。

席に着いた瞬間、わたくしの顔を覚えておられたのには驚きました。まぁ、それでなくても気さくな店主ですので、楽しく過ごすことが出来ました。








クレープシュゼット

カフェコチhttps://twitter.com/cafe_kocsi 075-212-7411 第3水・木休

オレンジバターソース多過ぎません?の、クレープシュゼット、¥680。アイスクリーム乗せ、+¥50。残ったソースはスプーンで飲み干しました。

コーヒー、¥480。いつものお土産の、ラスク、¥290。










9月19日(土)


食費   道の駅 瑞穂の里さらびき 赤万願寺トウガラシ ¥150

雑費   道の駅 瑞穂の里さらびき 松キノコ ¥1,000   ウニール長岡天神店 ¥1,280

こずかい  料理店 ¥1,460  絵本ちゃん ¥1,836  ケセラセラ ¥700  菓歩菓歩 ¥1,235

松キノコ

道の駅 瑞穂の里さらびき

京丹波町の旧瑞穂町にある道の駅。興味本位で初めて訪れましたが、賑わっています。ウロウロしていると出会ったのが、生産者の方が試食・販売されていた、松キノコ×二籠、¥1,000。食費としては高価なので、雑費で嗜好品として扱います。

珍しい食材として、以前から名前は知っていました。試食はポン酢で刺身。確かに旨い。何にでも使えるそうですが、加熱のし過ぎには注意との事。

個人的には醤油バターよりも、網焼きで塩とオリーブ油が好き。香りは生ではシメジ、焼くとシイタケ。軸の部分は松茸の食感を久しぶりに感じました。たまの贅沢として、焼き立てを食べるのが良い。




草むしり作業中

道の駅から旧質美小学校に向かっている途中で、何かいる!

こちらの事はお構いなしに、ひたすら雑草を食べている山羊。のどかです。偶然ですが、ここが松キノコを栽培されているきのこ園です。

ちなみに、わたくしはやぎ座です。










旧質美小学校

統廃合された小学校が、こんな風に生まれ変わっています。

その名の通り絵本の店、絵本ちゃん。まさかと思いましたが、絵本にハマってしまいました。たぶん、十冊以上立ち読み。めちゃ面白い。ガキんちょに混ざって、夢中になってしまいました。

その中から選んだのは、「ウラオモテヤマネコ」、¥1,836。絵と文/井上奈奈。ネコの、美しい絵本。しかし、その美しさは儚さと悲しみから滲み出すもので、痛みをも伴う。例えば、芥川龍之介の「六の宮の姫君」みたいな。

店主の方の、人懐っこさも魅力です。






ガラスの器、絵本

質美笑楽講には、古道具・器の店、ケセラセラもあります。

使い方が思い浮かばないけど、惹かれた磁器が四組ありました。迷った末に結局これだけ、琥珀色のガラスカップ?、¥700。本当は四組か五組欲しいけれど、これ一つしかなかったので。フツーに使うなら、アイスクリームかヨーグルトを食べる時かな。











シュークリーム、ロールケーキ

ビオスイーツ 菓歩菓歩(カポカポ)http://www.capocapo.com/index.html 0771-84-0959 火休  

京都府北部を訪れた際には、由良川を眺めながらこちらで一服します。天気が良ければ外の席も心地よく、別荘に来た気分。有機マヤコーヒー、¥420+税。

バニラシュー、¥260+税。卵黄がたくさん入っているかのようなカスタード。ポッテリしてるけど、軽い。

いちじくコンポートのアールグレイシフォンのROLL、¥480+税。クリームのミルク感が最高。洋菓子に生かすのが難しいイチジクの風味も良し。





由良川

菓歩菓歩から少し離れた場所からの眺め。とにかく、気持ちよく、清々しい。

やっぱりみんな気持ちイイのかな。わたくしに向かって、子供が手を振ってくる。

この近くの道の駅・和には近寄れませんでした。駐車場が全く空いていない。











ブラジル産

ウニール長岡天神店http://www.unir-coffee.com/ 075-954-7001 水休

二回目の一服も兼ねて。ブラジル・モンテアレグレ農園(250g)、¥1,280。ブレンドコーヒーのように酸味とコクをどちらも楽しめる。

珍しいサービスですが、ウニールでは200g以上の珈琲豆を購入すると、コーヒーを一杯飲めるのです。それを考慮に入れると、豆の値段はだいぶ安いでしょ。そこで、同じ豆を使用したエスプレッソソロを選択。甘酸っぱい果実味が、疲れた身体に沁み渡ります。

こちらの店は、二台分の駐車場があります。