2015年10月31日土曜日

平成27年10月のあれこれ、その2

宮津湾

用事があって、京都府北部の宮津にやって来ました。遊びではありません、仕事でもないけど。まぁ視察ってとこですかね。

本日は快晴につき、本当に気持ちが良い。ツーリングで通り過ぎたことはありますが、電車で訪れるのは初めてです。

京都駅から福知山駅まではJR、片道¥1,490。そこから宮津駅までは京都丹後鉄道、片道¥700(特急の場合+¥650)。








丹鉄普通列車

電車マニアではありませんが、以前から乗車してみたかった京都丹後鉄道。切符を購入する時には、駅員さんが親切に案内してくれます。

画像は帰りに宮津駅から福知山行きに乗車した時のものです。

シブイ、実に渋い色合い。途中で見かけた他の普通列車も、緑色や水色の落ち着いた色に塗装されています。古文の授業で習った、「襲の色目」みたいな色調です。

古き良き日本の地方路線が純粋に残されている。加速する時の、幼い頃の記憶にあるディーゼル車(凸形の赤いやつ)のような?騒音もご愛敬。乗り心地は悪くない。






丹後あおまつ号

話題の観光列車に出会えないかなと思っていたら、下り車線にあおまつ号がやって来た。すかさず車窓から撮影。瑠璃釉に金彩を施した様な外観が気品を感じさせます。

ホームページによると、あおまつ号は通常料金で乗車できるそうです。窓に向かって座るカウンター席もあるので、次はこれに乗りたい。

JRでもそうですが、窓際に座ると頬杖をついて遠い目をするのはなぜでしょう。きっと旅情のせいだ。








洋菓子三種
洋菓子マウンテン 0773-22-1658 水休 

福知山に来たからには、念願の来店です。ツーリングで訪れようとするたびに、洪水で店舗が浸水に見舞われたので先延ばしになっていたのです。

持ち帰りのみなので、近くの公園で青空カフェ。紙皿とナイフ&フォークは持参してきました。上は白磁のようなムース?にフランボワーズ?のジャムの、ルージュダムール、¥420。外観からすると、理知的な愛を表現してるのかな?

手前の左は土台に茶葉も練り込まれている、ロイヤルミルクティー、¥420。右が、洋梨のシブースト、¥440。底には刻まれた洋梨、苦みもあるシブースト。

駅からてくてく歩いてきた甲斐がありました。まだ仮店舗なのですが高台に位置しているので、ブーツだとけっこうしんどいのです。さて、こちらのお菓子は見た目と味わいの洗練は当然のこと、食後の余韻が素晴らしい。そして、二度の浸水を乗り越えて再開されたのが立派というか嬉しい。だから応援の意味も込めて二つじゃなくて三つ購入しました。スイマセン、嘘ついてました。単に三つ食べたかっただけです。

玄関口

The Lower East Nine Hostel ザ・ロウワー・イースト・ナイン・ホステル 075-644-9990 無休  

京都駅の八条口を出て思い出した、そう言えば新しいトコがあったなぁ。マルゾッコのエスプレッソマシーンがあったし、お試しで来店しました。

エスプレッソ・ダブル、¥300。京都の名店の豆を採用していて、果実味があり飲み易くもある。個人的にこの場所は都合が良くて、しかも夜11時迄までの営業がうれしい。

名前のとおりの、ホステル&カフェバー。バリスタの彼も気さくです。それから、ここは外国人客ばかりなので、こちらから英語で話しかけてみようかな。話す機会が全然無いので、だいぶ能力が衰えているのです。何とかしないと。




お土産

浜文商店 0772-22-2695 日祝休

宮津市の地魚の干物店。評判は聞いておりましたが、こちらも初めての来店。干物の盛り合わせ、赤色の魚はハツメ?、アジ、カレイ、¥648。

帰宅後に魚焼きグリルで焼いただけですが、脂と旨みが溢れ出る。これほど瑞々しい干物を今まで食べた事が無い。素人の火入れでここまで美味しいのだから凄い事です。わたくしはたまに、捌いてから塩を振ってキッチンペーパーに挟んで水分を抜きますが、それとは全く違う優美な風味に思わず、「これ割烹の味やん。」

他にはハタハタ、カマスなどもあったので、今更ながら買っておけばと後悔しています。昼食は残念ながらアレだったので、浜文の干物で埋め合わせが出来ました。めでたしメデタシ。