2018年5月28日月曜日

平成30年5月のあれこれ、その2

 いつもの奈良、なので言及しなくてもイイかなと思ったんですが、ちょこちょこ買い物があったので。

その1

ミジンコブンコ 0742-24-8231 日月休

 みやざき 眞 個展「結木展」5月3日~5月12日迄

 汁椀、¥4,900+税。タモの木から刳り出されたお椀です。木目が波紋のように広がり、律動となって伝播して使い手の生命と共振する。ひと目で汁椀か飯碗かなと思いましたが、何故か抹茶を点てたくなったんです。形で高麗茶碗と錯覚した?
 
 いつもの調子で抹茶とお湯を注ぐと量が多すぎた。茶筅でシャカシャカしてるとこぼれそう。量を調節して軽めに飲みたい時にに使おうかな。
 さて、美味しく飲めたのですが、驚いたことがひとつ。もともとこの器はふんわりと木の香りを放っています。ところが抹茶を点てた時には、お香のような芳香が立ち昇って来たのです。抹茶との相乗効果でしょうが、香木の様な香りを漂わせる器が存在するとは。
 先月も器で出費があったのにやれやれ。と思っていたのですが、とんでもない作品と出会ってしまったことに感激です。

 本当はこの個展は木の器のためではなく、結木と名付けられた作品のために開催されたのでした。視覚的には勾玉のように生命の象徴を思わせる木のオブジェ、触覚的にはサラサラの手触りが癒しや安らぎを与える木製の愛玩具。
 最初に思ったのが赤ちゃんがいたらこの作品をニギニギさせたい。そして、もし我が家に床の間があったら、おさわり自由の作品として飾りたかったなと。

 個展のことは全く知らず、昼御飯のために来たので、おかず四種付きのキーマカレープレート、¥1,000。

その2

ピエ二ブラン 0742-93-4471 不定休

 いつもの通りですが、ピエ二があれば他の店でお茶しに行く必要なし。本日の生菓子として、イチゴのシュークリームとコーヒー、¥830。焼き菓子盛り合わせ、¥550。

 画像は持ち帰りで焼き菓子を三種類。これ毎回買ってます、塩キャラメルのフィナンシェ。焼き立ての、カヌレ。塩が効いた、ガレットブルトンヌ。合計、¥620。こちらの店主は、お酒を使用されることがほぼ無いので、代わりに塩やバターの風味が立っています。

 「(こちらで出会った)あの人って(ヒトを魅了するチカラが)スゴイですよね」というのが、この日の主な話題。それと、ピエ二をあとにして店主に勧められた「PANC」というパン屋さんに立ち寄る。お試しでバゲット(¥240)だけ購入、アタリ。

 ちなみに、このブログでこの器を使ったことありましたっけ?だいぶ前に買ったんですけど、越前焼、土本訓寛さんの焼き締めの六寸鉢?
 無理やり盛り付けてみましたが、焼き締めの器肌に釉薬の半掛けがシブさの極致です。

その3

アールエスタイチ京都店 075-623-1417 水休

 この前、買い忘れがあったので、帰る途中に寄り道です。真夏用として、RS TAICHIのベロシティ・メッシュ・グローブ、¥8,424。ですが、クレジットカードのポイント使用で、-¥3,000。

 なんでなんですかね?いつも左の人差し指の先端が破れてくるんですよ。クラッチ操作のせいなんですかね。
 今の時期ではスースーして寒いくらいの通気性があります。ま、操作性は革のレーシンググローブには及びませんが、夏において快適さの追求は疲労の軽減に直結するので最良の選択なんです。色は白地のRS TAICHIのメッシュジャケットに合わせて。

 KAWASAKIみたいなライムグリーンが目を引く、GO&FUN、¥270。イタリアのエナジードリンクなんだと。緑茶、高麗人参、マテ茶など五種類の天然成分配合とのことで、「どんな味なんやろ?」 結果は変なクセのない、フツーに美味しい微炭酸飲料でした。


 ある日のこと。最後のお別れを兼ねてお茶しようと、平日の11時過ぎにグルニエドール・サロンドテにやって来ました。しかし、行列が既に30メートルほど連なっていたので、溜息をついて諦めました。
 その代わりにと言ってはナンですが、パティスリーエス・サロンで甘いもんに浸ることにしました。先月にエスで味わったボネ程ではありませんが酒香菓子してる、エスプリ、¥780+税。マーテル・コルドンブルー(コニャック)が香るプリンです。質感はしっかり目なので古典的な仕上げを感じます。
 キャラメルのほろ苦味が心地良い、ザルツ¥560+税。独特のドリップ法のコーヒー(エチオピア・イルガチェフ)、¥560+税。これまで言及していませんでしたが、コーヒーも濃縮した色気を持っていて素晴らしい。合計¥2,052。

もう一杯

モノアートコーヒーロースターズ 火休

 ココに来たの、たぶん三回目くらいです。以前、ジャンティベイクでこの店の話をした時、店主曰く、「(マスターは)Gallery yamahonのオーナーの親戚」かもしれないとの事でした。で、尋ねてみたらその通り。
 マスターも店のあれこれをご自身でデザインされてるので、やまほん同様に店内は美意識に満ちています。

 個人的には初めて訪れた時、ジム・ジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」を思い出しました。白黒の映像とモノアートという言葉が繋がっただけかもしれませんが、雰囲気としては当たらずとも遠からずでは?でも、店内禁煙なのであしからず。

 産地は忘れたドリップコーヒー、¥450。持ち帰りで浅煎り、エチオピア・イルガチェフ・G-1(100g)、¥650。 

 四条木屋町下がるの西側、繁華街のど真ん中とも言える立地。素朴さや懐古趣味とは対極の、ピシッとした抽象美術を思わせる店内。ですが、意外に落ち着けます。








 別の日。ツーリングの季節が到来。ま、年がら年中バイクに乗ってますけど。やっと予約が取れたので、唯一無二のランチめがけて田園ツーリング。

丘の上から

パティスリーミア 0748-86-1552 月火休

 田園ツーリングに最もふさわしい目的地のひとつです。限定的に開催されるコンフィチュールランチ(¥2,500+税)と休日、そして晴天がようやく重なりました。

 ランチの開始にはまだ時間があったので、ギャラリーマンマミーアをウロウロ。展示されている作品と空間は、素材の質感を生かし過飾を排した研ぎ澄まされたもの。あ~、あの器を抹茶椀として使ってみたいという欲望が...。

 さて、着席して窓からの風景は画像下のとおり。古代ギリシアの地方都市のアクロポリスからの眺めはこんな感じかな?なんて妄想していました。 
 窓のすぐそばではハーブが育てられていました。店員さんが今まさに摘んでいたので、「ランチで使うんですか?」








コンフィチュールランチ、その1

全ての料理には、「」で示した自家製コンフィチュールが使用されています。左上から提供順で。
 
1、アペリティフ

 レモンと...のシロップの炭酸水。

2、冷たい前菜、「甘夏とローズマリー」

 甘夏と春キャベツのマリネ。甘夏の酸っぱさが体内に切れ込んでくる。もう少しキャベツに甘みがあったらなぁ。軽く塩して水分を抜いたらあかんのかな。

3、サラダ、「キウイとリンゴ」

 初夏のグリーンサラダ・自家製グラノーラ添え。水菜、からし水菜、リーフレタスの青味、自家製グラノーラの香ばしさ、ヨーグルトドレッシングの酸味、コンフィチュールの甘みが不思議と(ストラトキャスターのクリーントーンみたいな)涼やかな和音を奏でる。
 安直にも自宅でサラダに使ってみたくなったので、キウイとリンゴのコンフィチュール(¥1,000くらい)を持ち帰り。

4、スープ、「ゴールデンキウイ」

 新たまねぎと蕪のスープ・ライ麦パン添え。向かって左側がタマネギ、右側が蕪のスープなんです、色が若干違うでしょ。どちらもサラサラの舌触り。食べている内に両者が混ざり合い、味が変化するのも面白い。
 未体験の水準で蕪らしさが反映されたスープです。真ん中にあるのは蕪のソテーとゴールデンキウイのコンフィチュールがちょこんと。意外と違和感ないな。

コンフィチュールランチ、その2

5、主菜、「ルバーブ」

 新玉ねぎとジャガイモのキッシュ。すみっこに並んでいるのは、左がルバーブのコンフィチュール、右側がパセリとオリーブオイルのペースト。具材を生かすためには必然的なのかもしれませんが、キッシュの生地が極めて薄い。よって、軽さの質に驚きを禁じ得ません。
 ありそで無かったパセリペーストについて、「これ、何にでも合いそうな万能ソースやな」

6、お口直し

 画像にはありませんが、ローズヒップの?ハーブティー。

7、デザート、「リンゴ、レモン、蜂蜜」

 苺とバラの香りのヴァシュラン・いちごのソルベ添え。こんな大きなメレンゲ菓子って初めてです。噛んだ瞬間に粒子へと変ずる、軽さと言うよりの蜃気楼ような歯触り。香りを物質化したらこんな感じ?
 ですから、コクを足して二度おいしい的な楽しみ方をしたいので、もちょっとコンフィチュールを増やして欲しいな。

 ベジタリアンメニューって食べた事が無いのですが、こんな風なんですかね。少なくとも物足りなさはありませんでした。そして、最後に分かりました、コンフィチュールって言わば旨みや風味を凝縮したソースなんだ、と。

 あー美味しかった、だけではなく触発と学びがあります。田園地帯、里山地域のおける企業の理想型、完成型のひとつだと思います。都市部から離れているから素朴になるのではない。むしろ、この風景を含めた地方の美点を集めて、美意識によって唯一無二の洗練に至る。それによって中心と辺境という構造が止揚される。それが標榜されているところの、「文化の発電所」なんですかね。

駐車場

ウルーウール パンは木金土

 パティスリーミアをグーグルマップで探していたら、「何やこれ?」

 この辺にはパン屋もあるのか。看板のロゴが示すとおり、ココはフラワーアレンジメントのアトリエでもあるんです。

 一般のお宅にお邪魔する感じで、靴を脱いであがります。するとまさにダイニングキッチンの空間で、花の販売やレッスンとパンの販売が並行しています。値段は忘れましたが、自分用に購入したのはバゲットとカンパーニュ。
 ココ面白いとこです。帰宅してからネットで調べていると、ふと思いついた事があります。機会があれば、いつか発注してみたいな。

 さて、良くして下さる方へのお土産には、クイニーアマンかな?の渦巻き状の菓子パン、塩漬け豚肉の惣菜パン、リュスティック。わたくし、「(女性だから、花の)アレンジメントの方がイイかなって思ったんですけど、花より団子かなって」 その方、「バレてました?」

お茶の時間

ジャンティベイクhttps://www.instagram.com/gentil_bake_coffee/ 金土日のみ営業

 素通りできませんねぇ、やっぱ。随分とオマケが添えられてますが、どぶろく粕のチーズケーキ、¥?どぶろくって飲んだ事が無いので分からないのですが、余韻にそれらしき香りが立ち上がる。ホームブレンドのコーヒー、¥?

 自分用お土産として、酒香菓子してるラムレーズンケーキ、ビスコッティなど。実家のお土産として、母の日レモンケーキなど焼き菓子を数点。母の日用のドライフラワーをおまけ、ごっつぁんです。合計、¥4,200。

 ところで、入口近くの軒下では、ツバメが営巣していました。雛はまだ孵っていませんでしたが、既にフン対策済みです。今頃は五、六羽の雛が顔を並べていて、さぞかし賑やかで可愛らしいことでしょう。その光景は人の心を和ませるものです。そして、そんなツバメの親子の様子はジャンティに相応しい、と同時にその象徴であるとも思います。

 その意味において、この店のテーマ曲はモトリークルーの「Home Sweet Home」です。やって来たのか、帰ってきたのかどっちかな?な場所なのでこの曲です。以前に選んだ曲は、憧れが詰まった場所としての選曲なので、それはそれでイイんです。

2018年5月7日月曜日

平成30年5月のあれこれ

 「ミルフィーユ、ミルフイユ、ミルフォイユ」と呼び方は様々ですが、思い浮かべるその形と質感はこのお菓子のイデア(本質、原型)でしょうか。あのサクサクと乾いた歯触りとトロ~リ潤った舌触りが、耽美的な快楽をもたらします。作り込まれたその姿はあくまで端正なのですが、食べる時にはグシャグシャに崩れがち。建前と本音みたいな、その二面性が愛しい。
 
その1

パティスリーエス・サロン 075-223-3111 水木休

 サロンに三回目の来店にして、やっとこさのアシェットデセールです。三種類の中から選ぶのなら、やっぱりコレ、シャンパーニュのミルフィーユ、¥1,480。パイ生地は以前、エスで出されていた(持ち帰り可の)ものに比べると固さは控え目な気がしますが、それでもしっかり焼き締められていて、ザクっとした感触が心地よい。
 カスタード?クリームは、存在感はあるのにキレが良い。しばらくすると、噛むたびにシャンパンの香りが口の中でシャボン玉のように弾けます。うわ~、ここまでくると非日常を超えて、脳内が桃源郷に到達してます。

 よって、こちらは京都における酒香菓子の総本山、と勝手に認定。喜ばしい事に、これからミルフィーユに力を入れていくとの事。そこで差し出がましいのですが、それ用にわたくし愛用のナイフ&フォークのブランドを紹介いたしました。比較的ミルフィーユが食べ易いんでね。それに洗練された質感がエスに相応しいと思いまして。

その2

ロトス洋菓子店 075-353-2050 月火休

 上)ミルフィーユ、¥480。見た目は骨董の器に相応しい。古典の作り方がどーゆーモノかは知りませんが、そこに忠実なんじゃないかなと、何となく。
 とは言え、味わいは名作の写しの様な普遍性を保持しつつ、現代的なキレが冴えわたります。バター好きにはたまらない生地の香り。




 下)ミルフィーユ・ショコラ、¥560。今回の企画に合わせて、久しぶりに購入しました。チョコクリーム?には、ビーントゥバー的な果実味がきらめいています。ここではチョコのパイ生地は、主にサクサク感を担当して控え目な印象です。
 食感の変化が楽しめる分、タブレットのチョコよりもご馳走感を感じます。







その3

ル・ソレイユ 075-525-1105 不定休

 ミルフォイユ、¥550?パイ生地の繊細さは随一です。食後にあれは幻だったのではと感慨に浸ってしまいます。

 おそらく、シャンティ(白いやつ、生クリームを泡立てたもの)はイートイン限定だと思われます。よって、二度おいしい的な楽しみ方ができます。
 カスタードクリームは比較的さっぱりしていたので、シャンティと一緒にしてもしつこくありません。それにクリームもシャンティも空気を多く含んだように軽やか。だから、メガデスの「HANGER 18」におけるツインギターのハーモニーみたい?に、相乗効果で魅力が増しています。 

 ちなみに横置きは、比較的崩れにくいです。祇園でご馳走、の後にはここでシメです。



その4

アグレアーブル 075-203-9005 不定休

 ミルフィーユ、¥480。ギュっと締まっているいるように見えますが、軽やかに重なっていて軽快な歯触りのパイ生地です。

 濃厚...と感じた瞬間に、過ぎ去ってゆく味わい。ぽってりとした質感のカスタードクリームは、甘みもバニラの存在感も確かにあるのですが、フワリとスローモーションで後ろ姿を見送る。
 感動といえば言葉足らず、一種の名残惜しさを残します。情緒に訴えかけるお菓子って、もはや芸術なんでしょうね。









その5

パティスリーエス 075-361-5521 水木休

 現在は土日限定のミルフィーユ、¥630+税。飲むのではなく香りが好きなシングルモルト、マッカランの芳香。

 見た目の特徴として、パイ生地が薄くクリームが厚い。しかしながら、味わいとしては調和が保たれています。以前のミルフィーユほどではないと思いますが、ザクザクと固めのパイ生地にキャラメリゼのほろ苦み。濃厚と香しさを兼ね備えたバタークリーム。さすがの独自路線です。

 余談。やはりお店の方は狐菴の店主のことをご存じでした。マダムと「(狐菴に)行きたいね~」と話されていたそうです。






その6

ドルチェパンダhttps://www.instagram.com/dolce_panda_kyoto/?hl=ja 075-468-9590 不定休

 ここで変化球です。パフェ様式?苺のミルフィーユ、dolce panda風。保守的な人はこの見た目から拒絶するかもしれませんが、口中に現象する味は名前に偽りなしです。

 パイ生地はミニクラッカーみたいでサクサク感が独特です。軽さの質が未体験でして、大きさや形が印象を左右するのでしょうか。通常カスタードクリームが担当するこっくり感は、中心部に隠れたピスタチオのムースリーヌが醸し出します。とは言え、全体的にサッパリした味わいです。コース料理の最後にも相応しいような味と見た目のデザートです。

 後半は前回のパフェ同様に底から混ぜてみました。やむを得ずではなく、意思を持ってグシャグシャにしたということです。

 あ~前回、言い忘れてた事がありました。初めての来店時、ふとBGMが気になりました。「これ高鈴ですか?」こちらの店主は、ボーカルの方といっしょに働いていたことがあるそうです。高鈴ファンの方も訪れてはいかかでしょうか。
 ということで、このお店のイメージソングは、高鈴「僕の町までいかないか」です。愛しさがギターをつま弾かせて、そこにはこんな素敵なカフェがあるんだ、ってなもんで。




オ・グルニエ・ドール サロンドテ 水休

 この特集のシメは苺のミルフィーユでと思ったのですが、どうやら時期が過ぎてしまったようです。ミルフィーユという食べ物を始めて体験したのは、たぶんココです。以来、わたくしの中でこのお菓子が意識の中に常にある部分を占める事となりました。

 オグルニエドールの思い出。オープン当初は休日の昼下がりに、ショウケースに続く通路沿いの席で、これまでとは次元の異なるお菓子と共にのんびりお茶していました。今にして思えば、洋菓子に執着するきっかけはこのお店でした。月に二、三回通っていたせいか、「パティシエなんですか?」と聞かれたこともありましたっけ。今では他にも好きな洋菓子店がいっぱいあります。でも、たまにグルニエドールのお菓子を味わうと、やっぱり素晴らしいと感動します。わたくしの経験値は大幅に上がっているにもかかわらずです。以前にも申し上げましたが、普遍に達するとはこーゆー事なんでしょう。

 五月いっぱいの閉店まであと少し。名残惜しさを感じつつ、できればイートインで他のお菓子を堪能したいな。最後に大好きな店との別れに相応しい曲は、オジーオズボーンの「Goodbye to Romance」美しい旋律にのせた、前向きな別れの歌。


 それにしてもミルフィーユって骨董の器が似合うな。それと誰かミルフィーユ専門店やりませんかね。