2017年4月27日木曜日

平成29年4月のあれこれ、その3

まだまだ続く、田園ツーリング&田園カフェ。伊賀市編、旧阿山町あたり。ギャラリーやまほん周辺の方が分かりやすいかな。

諏訪神社

 目的地に向かう前に、ここでひと休み。

 社殿の手前に伊賀一の夫婦杉と呼ばれる巨木が聳えています。誰かが、途方もなく大きく作ればアートになると言ってました。自然物の場合は、大きければ大きいほど神々しくなる。

 この神社では、二礼、二拍手、二礼が作法だそうです。




早めにお土産









nana bagelhttps://www.facebook.com/nanabagel 店頭販売日はfacebookにて

 後述のカフェのインスタグラムで紹介されていました。諏訪と呼ばれる地域、こんな山奥にベーグル屋さんがあるとは。

 上)全粒粉のベーグルはサンドイッチ用に。 左)練り込まれたヨモギには苦みが無くて、ハーブのように香る。 右)桜のベーグルは粒あんが内部で円環状に並んでいます。桜の花の塩気、小豆の甘み、生地の風味の協調によって、体内で春を愛でる。合計¥620。

 案の定、ココに来るまでに道に迷った。営業日が少ないけど、生地と素材が高度に手をつないだベーグルを購入するためなら、来る価値は絶対にある。通販もされてるけどね。

 この店名の看板は、粉引きみたいな風合いです。旦那さんが陶芸家だから?

この辺りで昼食を取るなら







楽豚http://rakuton.iinaa.net/ 0595-51ー5246 月夜・火休

 上) 本日の収穫野菜サラダ、¥200。野菜が不足気味なんでね。野菜の持ち味を邪魔しない自慢のドレッシングで食が進みます。

 それにしても、ツーリングだとおいしそ~な地酒に合わせられないのは玉に瑕です。




 下) トリプルミックス丼(特盛)、¥1,480。炭火焼の豚肉、豚トロ、スジ煮込みのゴールデントライアングル。どーゆーこと?ご馳走感がスゴイってこと。鰻丼みたいにタレが御飯にもかかっているので、モリモリかき込んでしまいます。

 ちなみに、バイクはノジマジャパンのエギゾーストパイプを手曲げ?した看板のある場所に駐輪しましょう。ノジマジャパンとは、令名高いバイクのパーツメーカーです。 




国道422号線


 地名で言えば、丸柱です。桜の街道を通り過ぎて、えートコに到着。

 この時期のバイクやオープンカーの気持ち良さは何物にも代え難い。














公民館みたいな喫茶&焼き菓子店


Gentil Bakehttps://www.instagram.com/gentil_bake_coffee/  金土日のみ営業

 楽豚からのご紹介。このお店は行きたくてしょうがなかった。インスタグラムを拝見してたら、たぶんわたくしと趣味が合うと勝手に思い込んでたので。
 で、実際に話してみたら、ドンピシャ。ナナベーグルを紹介されてたのはココです。

 軽トラで乗り付ける、地元のおっちゃんにも愛されてます。その意味でも公民館的です。



山里のパラダイス





 イチゴのクランブルケーキ、¥?店主好みのザクザク食感。イチゴは主役ではなく、春の息吹を帯びた焼き菓子として楽しむ。

 食感はギュっと詰まっていてチョコ感が豊かに響く、ショコラテリーヌ、¥?さすが、コーヒー好きの好みを分かってらっしゃる。

 久し振りの、フグレントウキョウの浅煎りコーヒー、¥?これもコーヒージュースな感じで、浅煎りの理想型。コーヒーにはアテの小菓子付き、メチャうれしい。

 話し込んでしまい、お代わりを。フグレンもそうですが「旅する珈琲」として、店主が出会って感動された豆を提供、「蕪木」の珀、¥500。重くはないのですが、香りが凝縮してる。 

 どハマりしました。店主とお母さん?も含めて、カワイイが詰まっている店ってこーゆー場所なんでしょう。コーヒー好きにとっては、訪れる度に色々な焙煎所のコーヒーが飲めるのは大きな楽しみです。


桃源郷に古書店があるとしたら

古本 三歩書店https://twitter.com/sanposyoten 0595-44-1958 金土日・祝祭日のみ営業

 「面白いトコありますよ」と、ナナベーグルからのご紹介。山道を超えた先、異空間に迷い込んだような気がしてしまう古書店。ジャンティベイクから南下して到着、地名としては音羽です。

 購入したのは、「荒地・ゲロンチョン」、T・S・エリオット著(福田陸太郎、森田泰夫 注・訳)大修館書店、¥1,080。

 (T・S・エリオットの「カクテルパーティー」を翻訳した)福田恆存についての評論を読んだ事があるので、その名前だけは知ってました。読みこなす自信は全くありませんが、買っておかないと後悔する気がしたもので。

 ご馳走になったお茶の美味しかったこと。絵本もあるのでお子さん連れでも遠慮なく。教えてもらった料理店には今度行ってみます。



 噂には聞くものの出会った事が無い、女性限定のバイクツーリングクラブ。都市伝説みたいで存在するのか定かではありませんが、こんなツーリングコースいかかです?


木津川市編、その1。山城町にて。

海のカニではなく沢蟹

普門山 蟹満寺 (真言宗)

 拝観料、¥500。後述のお店に行く前に、せっかくだからお参りしてみよう。

 蟹の恩返しの縁起を描いた日本画を見ていて思ったこと。神話学の泰斗、ジョーゼフ・キャンベルなら、どのように解釈されるのか聞いてみたい。

 国宝の釈迦如来坐像の前でぼーっとする。



カフェというより茶店(ちゃみせ)







古民家カフエ 蟹印https://www.facebook.com/kamuinhonten/ 土日のみ営業

 かむいん(come inの意味、たぶん)と読みます。それに、カフェではなくカフエです、あまりのシブさにクラクラ。

 単品で、たけのこバーガー、¥500? さすが産地だけあって、筍を贅沢に使用。筍フライ?と若竹煮?をサンド。「甘いケチャップ?は無い方が好みです」、と差し出がましくも申し上げました。「物足りなければ、筍の方に味を含ませては?」可能性がある料理です、次回は期待してます。

 抹茶と自家製生菓子のセット、¥700。お菓子の銘は「春」 コーヒーや紅茶もあるけど、門前茶屋みたいなこのお店ならコレ。例によって、この山城地域の筍が築地に卸される程の品質である事など、長々と話を伺ってしまいました。

 以下は持ち帰り。あんこともち米の粒感があまり無い、小ぶりのおはぎ(あんこときな粉のセット)、¥250×2人前。あまり得意ではないお菓子ですが、ここのはモロ好みです。
 たけのこの佃煮、¥300。食事とお土産代の合計、¥2,000。



お宝いっぱい

北吉野山 神童寺

 拝観料、¥500。蟹印のお母さんに勧められて。桜やつつじの花は既に散っていましたが、それを補って余りある、数々の仏像を堪能。

 如来や菩薩の静寂の佇まいも好きですが、こちらの本尊の蔵王権現や明王の動的、憤怒の相がカッコイイ。
 それと、本堂に並んでいた法具、独鈷杵や三鈷杵を手に取ってみたかった、これもカッコイイし。もちろんアカンけど。

 さて、仏像ブームも定着している様子ですが、このお寺には若い女の子でけでなく、やたらと仏像に詳しい幼稚園児が来るそうです。













木津川市編、その2。

昼食はパン気分
パン屋のキッチン Sadacorohttps://www.facebook.com/sadacoro/ 0774-26-6903 木金土のみ営業

 何年前?前回は持ち帰りのみでしたが、イートインは初めて。
 
 名店のソーセージを使用したバゲットサンド、¥500+税。ソーセージの味が目立つけれども、土台のバゲットがしっかりしてるので完成度が高い。粒マスタードもいい仕事してます。

 ホウレン草のポタージュ、¥600+税。運ばれてきた瞬間、あれっ、抹茶オレ頼んだっけ?と勘違いするくらいの緑色。ホウレン草の風味が濃厚。

 ほうじ茶オレ、¥400+税。たぶん、セット割で−¥100だと思います。たまに見かけますが、これ初体験です。個人的にはそのままはちょっとツライ、甘みを加えて完成すると思います。

 おやつ代わりに、無農薬レモンのチーズクリームカスタードパン、¥220+税。期待通りの爽やかクリーミー。この味でシュークリームができないかと妄想が膨らむ。

 持ち帰りの、バゲット、¥260+税。そのままでは、強い風味があるわけではありませんが、バターに合わせた途端に輝いてくる。バゲットは、奥が深い。

陶芸家の家みたいな…

AO TAKEhttp://kyoto.aotake-heigo.com/ 0774-86-5180 月火水休

 ここも何年振りでしょうか。カフェと言っても間違いではありませんが、茶房の方が相応しい。
 お婆ちゃんの家みたいな落ち着き空間、さらに猫がいたら最高。座敷童はいるかもしれません。

 左下) マーガレット・ホープ農園、ダージリンファーストフラッシュ、¥700。春摘み茶だそうで、柔らかい味とほのかな芳香、苦みは皆無。
  シナモン黒糖シフォンケーキ、¥400。画像にはありませんが、苺のアイスクリーム付き。デザートセットとして、合計¥1,000。
 他の選択肢がある場合は、シフォンケーキを選ぶ事はありません。サクサク感至上主義ですから。しかし、紅茶にはこれが相応しいと思う程の相性の良さを感じました。食わず嫌いはあきまへんなぁ。

 右下) お店の前では竹の精霊が飛んでいます、まぁウソですけど。でも、案外ホントにそうなのかもしれません。
 作家のご厚意によって、昨年の木津川アートの作品がそのまま残されています。晴れた日には、作品の一部分の鏡に反射して、光がキラキラと店内や厨房に差し込むそうです。お~何と残念なことか、今日は曇り空。



先月に予告していたカフェの件は、店自体がまだ完成していないので来月に延期です。たのむで~しかし。

2017年4月18日火曜日

平成29年4月のあれこれ、その2

今の時期ならではの田園ツーリング&田園カフェ特集。先ずは奈良です。

古事記好きなら

 「大和は 国のまほろば たたなずく 青垣 山ごもれる 大和し うるわし」(読みやすいように、テキトーに漢字変換してます)

 古文の授業で倭建命の件を習って古事記にハマりました。偉業と悲哀の対比、悲しき英雄。好きすぎて、この歌は諳んじています。
 故郷を想いながら亡くなった後に、その魂が白鳥に姿を変えるという情景が美し過ぎる。

 奈良の地図を見ていたら、「こんな所に(古事記の編纂者の)太安万侶のお墓がある!」ってことで、やっと来ることが出来ました。いちおうココも奈良市内です。


梅でお花見







 石碑の横の大きな桜の蕾は、まだ固く閉じたままでした。

 墳墓上部に植えられた梅は、そこそこ咲いていて和みます。(この画像の撮影場所に)石のベンチがあるので、ここでお花見も良いでしょう。

 ただ、ここまで来るには急な坂を登らないといけません。


田園カフェ、その1










kӓsi 0742-55ー9729 月金土のみ営業

 「かし」と読みます。ちょうど太安万侶墓の南あたり。県道80号線(奈良名張線)を、ほんの少し南に入った所です。たまたまネットでみつけました。佇まいからして良さげでしょ。 

 以前は薬師寺の南にあった「パルロワ」という店をされていたそうです。だいぶ前ですがそのカフェに行った事あるんです。

 田園の鄙びた雰囲気に包まれていて、内部は美意識が透徹している。手づくりの温かさ、真面目さに満ちる。


昼食と喫茶







kӓsiセット、¥850。飲み物注文で-¥100。

 おそらく、いつも旬の食材を採用されてるであろうランチ。見た目も味わいも料理は、やんわり、穏やか。
 新ジャガイモと春キャベツのポタージュ。クリームチーズと生マッシュルーム、菜の花のサンドイッチ。オレンジ風味のラぺ。 

 甘いもんは、サツマイモのプリン、栗の渋皮煮のアイスのせ、¥600。ブランデーか何かのお酒がチラリ。コーヒーは、中煎りのエチオピア、¥450。こっちは果実味がチラリ。

 その他には、ベーグルやスコーンなどの焼き菓子が並んでいて、気になります。

 探せばイイ店ってあるもんです。そーゆーとこは概して幹線道路には面していません。
 以前に言及した、山添村の月瀬針線(県道25線)沿いの桜を見るなら、その前後に立ち寄るのにもピッタリです。


お土産パン





ノモケマナ 0742-24-4560 火水休

 いつもココですけど、好きなんだから仕方がない。たまの事だからホール買い。

 ライ麦の風味がてんこ盛り、ラントブロート、¥700。特に肉系のおかずと一緒に、もしくはオリーブオイルと塩がベスト。柚子味噌も悪くない。

 ノモケマナらしく天然酵母の酸味が効いた、山食パン、¥600。実家のお土産だったのですが、1/3もらいました。
 これはハード系のパンドミと言って良いのではないでしょうか。少し焼くと外側はバゲットに近いパリッと食感、内側はサックリ。わたくしのような、ふわふわの食パンが苦手な向きには最高です。





再び奈良県、安堵町。

フランス人の別荘?

天然酵母パン 樸木 0743-57-9300 水木金土、第1日に営業

 「あらき」と読みます。南山城村のフロントにショップカードが置いてあったので、気になってました。

 到着した途端、「めっちゃええやん!」無造作な感じを装っているが、手抜きなんて見当たらない。見え方が計算されている、たぶん。

 向かいの水田には蓮華が咲き乱れていて、このお店も含めておとぎ話のような風景です。名所と呼んでも過言ではない。とは言え、入店せずに帰るなんてありえませんけど。


昼食とおやつ







 ランチの時間(~14時ラストオーダー)に間に合わなかったので軽食の中から、コロッケサンド、¥500+税。

 たぶん、サツマイモのコロッケだと思うのですが、甘さがさほど無いので、食事パンとして成立しています。揚げたてなので、サックサク。粒マスタードが効いてます。





 カモミールチャイ、¥500(デザートとセットならー¥100)+税。紅茶は入っていないので、カモミールミルクって感じです。
 イチゴとココナッツのメイプルタルト、¥350+税。内側はフランス菓子店のタルトのように、アーモンドの粉を使ったモノではないと思います。しっとりの内側と外側ザクザク。
 動物性の材料を使っていないそうなのですが、その特徴が分かってきた。説明は出来ませんが、カフェパランのデザートと共通項がある。 

 外からも素晴らしいが、中から眺める景色も見飽きません。各季節ごとに訪れて、景色と実直な料理を楽しみたいものです。

お土産



 食パン、¥300+税。バターとの相性が抜群、ツインギターがハモってるみたいです。

 クルミと塩黒蜜のビスコッティ、¥300+税。コーヒーとの相性は抜群、生地の風味が立ってくる。甘味はここでは引き立て役です。

 ココナッツ・フロランタン、¥180+税。一本ではなく、四切れ入りの一口おやつとして最高。アーモンドとカシューナッツのねっとり部分とサクサク生地の二層構造。

 お値打ち品、勢揃い。





秋篠川のほとり



 樸木から京都に向かって北上中に、ふと目にとまって。

 薬師寺、東塔?を遥かに見渡して。ここは奈良の桜の名所でしょう、間違いなく。












途中休憩









中山珈琲焙煎所http://nakayamacoffee.blogspot.jp/ 日月休

 木津川市加茂町の自家焙煎珈琲店。当ブログでは言及してませんでしたが、去年に来たことがあって、今回で二回目。

 エチオピア・グジをペーパードリップで、¥400。ビスコッティ付き。不思議なくらい澄み切っていて、ストンと収まります。

 お店のパソコンにフロントのステッカーが貼ってあったので、「わたくしも貰ったんですけど、○○さん(フロントの店主)に貼っといてと言われたんですか?」 「そうなんですよ。…中略…そのビスコッティはフロントさんに焼いてもらっています」
 ここでも繋がりますね。

 撮影角度が失敗です。桜も遠くに見えて、カウンターからの眺めは最高なのに。

2017年4月9日日曜日

平成29年4月のあれこれ

京都のお花見、その1。

天上天下唯我独尊

御所南あたりを北上していたら、あるお寺の門前にて。

 「ん、何だ?」と思って、自転車を急ブレーキ。記憶を辿って、あ~これが灌仏会というやつか、と思い当たりました。お釈迦さんの誕生日ですね。初めて実物を見ました。

 天気も良かったし、厳かというより可愛さがある。おずおずと甘茶をかけて合掌。










花も団子も、どっちも。


さるぅ屋カフェ  075-203-6552 無休

 今日は、ヘアースタジオアルスでカットとカラーをお願いしました。その間に読んでいた雑誌の記事に、「UMAMI BURGER」なるものがあって、ハンバーガーの口になってしまいました。

 お店に到着するまでに,そこかしこで様々な開花状態の桜を見ました。その内にお花見気分になりまして。持ち帰りで、チーズバーガー、¥970。 

 出町柳のさるぅ屋カフェから賀茂大橋を渡って、鴨川西岸の枝垂桜。二分~三分咲き?まっ、誰も桜の花をじっと見ていません。食べたり飲んだり喋ったり、ワイワイしてるだけです、わたくしも含めて。 
 でも、凝視して鑑賞するのではなく、桜の花に包まれている空間として楽しむのが日本人の感性なのだそうです。


喫茶


みつばち 075-213-2144 日月休

 あ~やっぱり甘いもん欲しい。アイスの上にはきな粉がパラパラ、バニラクリームあんみつ、¥750。柳桜園のおうす付き、¥200。

 わたくしコーヒー好きですが、今日は抹茶と和菓子の気分です。桜の開花に浮かれる態度も含めて、わたくしもベタな日本人だなと思う瞬間です。

 今にして思えば、あんみつも持ち帰りにして桜を見ながら味わえば、非日常感が増したのですが。








京都のお花見、その2。 

お花見喫茶
kattehttp://katte-kyoto.blogspot.jp/ 075-746-3538 火休

 「こんな時間に珍しいですね」、わたくし「この近くでお花見してみようと思いまして。」 ネルドリップのコーヒーを持ち帰りにして、¥400。今日はテイクアウト可能なお菓子が無かったので近所で調達。

お菓子工房sampohttps://www.facebook.com/okashikoubousampo/ 075ー241-3673 不定休

 持ち帰りのみの焼き菓子専門店。赤果実のタルト、¥346。変な喩えですが、霜柱のようなサックリ感のタルトに、ベリー系の酸味がやんわり。

 大きい方のカヌレ、¥270。外側パリっ、内側モチモチ、中心部トロトロ、食感の三変化。小さい方もありますが、たぶん食感の変化は大きい方が楽しめるのではないでしょうか。

 どちらも素晴らしい味わい、お値打ち感あり過ぎ。

のどかだなぁ

上) 荒神橋西詰め辺りから、鴨川東岸と東山の眺め。

 洗練されたお菓子とコーヒーをこのような景色のなかで楽しめる、幸せなことよ。

 ヒマ人のわたくしがぼんやり。犬の散歩、サラリーマンの休憩、仲間と宴会、大学生デート中?これら全てが、この平和な風景の欠かせない要素です。




下) 桜の木の下付近のベンチは、既に占められていました。よって、今回のお花見は包まれるというより眺める感じで。

エサ目当てに鳩が寄ってくる。しかし、「なんにもおまへん!」









京都のお花見、その3。

疏水分流

 疏水分流は、南北は北山通と北大路通に、東西は賀茂川と高野川に挟まれています。PCXで川沿いをトコトコ。

 わたくし担当の美容師さんのお勧めでやって来ました。雨のせいもあるでしょうが、人は少ないので穴場です。
 雨が降っていなければ、橋の欄干にもたれかかってサンドイッチや飲み物くらいは楽しめると思います。

 左下のみ、松ヶ崎浄水場の東、高野川東岸の画像です。雨にもかかわらず、ブルーシートを敷いてお花見を敢行している人がいる。根性あるなぁ。








ベ-グルランチ






レディオベーグルhttp://www.radiobagel.com/ 075-724-2274 月休

 疏水分流の近所ではありませんが、久し振りに食べたくなりまして。

 アップルタイザー、¥330。ですが、ベーグルとセット割、−¥30。照り焼きチキンと卵のサンドイッチ、¥540。ベーグルは全粒粉を選択。親子丼ならぬ親子サンド?やっぱりベーグルがしっかりしてれば、大抵の具材は受け止めてくれるんだと理解しました。

 ベ-グルは黒ゴマを選択で、フレッシュストロベリーとクリームチーズ、¥518。例によって半分食べてしまってからの撮影です。あまりにもイチゴの味が濃いので、「少し炊いてるんですか?」と聞きましたが、そのままだそうです。この濃厚なイチゴありきの、おやつベーグルサンドです。

 持ち帰りで、ベ-グルプレーン、¥148。自己流でサンドイッチします。


深泥池






 レディオベーグルからすぐの深泥池には、二本だけ桜が植えられています。池周辺は立ち入り禁止なので眺めるだけです。
 よって、どうしても飲食したい場合は、近所の公園でどうぞ。

 辺り一帯を自分のための舞台であるかのように、夫婦桜?が凛として立っています。

タルト二種













焼き菓子工房コレット 075-722-2800 火水木休

 疏水で桜を堪能した後にピッタリの休憩場所。あいにく喫茶営業には早過ぎたため、持ち帰りとなりました。

 左) 金柑と栗とクルミのタルト、¥540。不思議な組み合わせと思いましたが、ホクホクとキラキラの同居。

 右) グラニースミスのタルト、¥550。青リンゴの緑色を味覚に変換したような清新さとサクサクの共演。さすがスペシャリテ、間違いない。