諏訪神社 |
目的地に向かう前に、ここでひと休み。
社殿の手前に伊賀一の夫婦杉と呼ばれる巨木が聳えています。誰かが、途方もなく大きく作ればアートになると言ってました。自然物の場合は、大きければ大きいほど神々しくなる。
この神社では、二礼、二拍手、二礼が作法だそうです。
早めにお土産 |
nana bagelhttps://www.facebook.com/nanabagel 店頭販売日はfacebookにて
後述のカフェのインスタグラムで紹介されていました。諏訪と呼ばれる地域、こんな山奥にベーグル屋さんがあるとは。
上)全粒粉のベーグルはサンドイッチ用に。 左)練り込まれたヨモギには苦みが無くて、ハーブのように香る。 右)桜のベーグルは粒あんが内部で円環状に並んでいます。桜の花の塩気、小豆の甘み、生地の風味の協調によって、体内で春を愛でる。合計¥620。
案の定、ココに来るまでに道に迷った。営業日が少ないけど、生地と素材が高度に手をつないだベーグルを購入するためなら、来る価値は絶対にある。通販もされてるけどね。
この店名の看板は、粉引きみたいな風合いです。旦那さんが陶芸家だから?
この辺りで昼食を取るなら |
楽豚http://rakuton.iinaa.net/ 0595-51ー5246 月夜・火休
上) 本日の収穫野菜サラダ、¥200。野菜が不足気味なんでね。野菜の持ち味を邪魔しない自慢のドレッシングで食が進みます。
それにしても、ツーリングだとおいしそ~な地酒に合わせられないのは玉に瑕です。
下) トリプルミックス丼(特盛)、¥1,480。炭火焼の豚肉、豚トロ、スジ煮込みのゴールデントライアングル。どーゆーこと?ご馳走感がスゴイってこと。鰻丼みたいにタレが御飯にもかかっているので、モリモリかき込んでしまいます。
ちなみに、バイクはノジマジャパンのエギゾーストパイプを手曲げ?した看板のある場所に駐輪しましょう。ノジマジャパンとは、令名高いバイクのパーツメーカーです。
国道422号線 |
地名で言えば、丸柱です。桜の街道を通り過ぎて、えートコに到着。
この時期のバイクやオープンカーの気持ち良さは何物にも代え難い。
公民館みたいな喫茶&焼き菓子店 |
Gentil Bakehttps://www.instagram.com/gentil_bake_coffee/ 金土日のみ営業
楽豚からのご紹介。このお店は行きたくてしょうがなかった。インスタグラムを拝見してたら、たぶんわたくしと趣味が合うと勝手に思い込んでたので。
で、実際に話してみたら、ドンピシャ。ナナベーグルを紹介されてたのはココです。
軽トラで乗り付ける、地元のおっちゃんにも愛されてます。その意味でも公民館的です。
山里のパラダイス |
イチゴのクランブルケーキ、¥?店主好みのザクザク食感。イチゴは主役ではなく、春の息吹を帯びた焼き菓子として楽しむ。
食感はギュっと詰まっていてチョコ感が豊かに響く、ショコラテリーヌ、¥?さすが、コーヒー好きの好みを分かってらっしゃる。
久し振りの、フグレントウキョウの浅煎りコーヒー、¥?これもコーヒージュースな感じで、浅煎りの理想型。コーヒーにはアテの小菓子付き、メチャうれしい。
話し込んでしまい、お代わりを。フグレンもそうですが「旅する珈琲」として、店主が出会って感動された豆を提供、「蕪木」の珀、¥500。重くはないのですが、香りが凝縮してる。
どハマりしました。店主とお母さん?も含めて、カワイイが詰まっている店ってこーゆー場所なんでしょう。コーヒー好きにとっては、訪れる度に色々な焙煎所のコーヒーが飲めるのは大きな楽しみです。
桃源郷に古書店があるとしたら |
古本 三歩書店https://twitter.com/sanposyoten 0595-44-1958 金土日・祝祭日のみ営業
「面白いトコありますよ」と、ナナベーグルからのご紹介。山道を超えた先、異空間に迷い込んだような気がしてしまう古書店。ジャンティベイクから南下して到着、地名としては音羽です。
購入したのは、「荒地・ゲロンチョン」、T・S・エリオット著(福田陸太郎、森田泰夫 注・訳)大修館書店、¥1,080。
(T・S・エリオットの「カクテルパーティー」を翻訳した)福田恆存についての評論を読んだ事があるので、その名前だけは知ってました。読みこなす自信は全くありませんが、買っておかないと後悔する気がしたもので。
ご馳走になったお茶の美味しかったこと。絵本もあるのでお子さん連れでも遠慮なく。教えてもらった料理店には今度行ってみます。
噂には聞くものの出会った事が無い、女性限定のバイクツーリングクラブ。都市伝説みたいで存在するのか定かではありませんが、こんなツーリングコースいかかです?
木津川市編、その1。山城町にて。
海のカニではなく沢蟹 |
普門山 蟹満寺 (真言宗)
拝観料、¥500。後述のお店に行く前に、せっかくだからお参りしてみよう。
蟹の恩返しの縁起を描いた日本画を見ていて思ったこと。神話学の泰斗、ジョーゼフ・キャンベルなら、どのように解釈されるのか聞いてみたい。
国宝の釈迦如来坐像の前でぼーっとする。
カフェというより茶店(ちゃみせ) |
古民家カフエ 蟹印https://www.facebook.com/kamuinhonten/ 土日のみ営業
かむいん(come inの意味、たぶん)と読みます。それに、カフェではなくカフエです、あまりのシブさにクラクラ。
単品で、たけのこバーガー、¥500? さすが産地だけあって、筍を贅沢に使用。筍フライ?と若竹煮?をサンド。「甘いケチャップ?は無い方が好みです」、と差し出がましくも申し上げました。「物足りなければ、筍の方に味を含ませては?」可能性がある料理です、次回は期待してます。
抹茶と自家製生菓子のセット、¥700。お菓子の銘は「春」 コーヒーや紅茶もあるけど、門前茶屋みたいなこのお店ならコレ。例によって、この山城地域の筍が築地に卸される程の品質である事など、長々と話を伺ってしまいました。
以下は持ち帰り。あんこともち米の粒感があまり無い、小ぶりのおはぎ(あんこときな粉のセット)、¥250×2人前。あまり得意ではないお菓子ですが、ここのはモロ好みです。
たけのこの佃煮、¥300。食事とお土産代の合計、¥2,000。
お宝いっぱい |
北吉野山 神童寺
拝観料、¥500。蟹印のお母さんに勧められて。桜やつつじの花は既に散っていましたが、それを補って余りある、数々の仏像を堪能。
如来や菩薩の静寂の佇まいも好きですが、こちらの本尊の蔵王権現や明王の動的、憤怒の相がカッコイイ。
それと、本堂に並んでいた法具、独鈷杵や三鈷杵を手に取ってみたかった、これもカッコイイし。もちろんアカンけど。
さて、仏像ブームも定着している様子ですが、このお寺には若い女の子でけでなく、やたらと仏像に詳しい幼稚園児が来るそうです。
木津川市編、その2。
昼食はパン気分 |
何年前?前回は持ち帰りのみでしたが、イートインは初めて。
名店のソーセージを使用したバゲットサンド、¥500+税。ソーセージの味が目立つけれども、土台のバゲットがしっかりしてるので完成度が高い。粒マスタードもいい仕事してます。
ホウレン草のポタージュ、¥600+税。運ばれてきた瞬間、あれっ、抹茶オレ頼んだっけ?と勘違いするくらいの緑色。ホウレン草の風味が濃厚。
ほうじ茶オレ、¥400+税。たぶん、セット割で−¥100だと思います。たまに見かけますが、これ初体験です。個人的にはそのままはちょっとツライ、甘みを加えて完成すると思います。
おやつ代わりに、無農薬レモンのチーズクリームカスタードパン、¥220+税。期待通りの爽やかクリーミー。この味でシュークリームができないかと妄想が膨らむ。
持ち帰りの、バゲット、¥260+税。そのままでは、強い風味があるわけではありませんが、バターに合わせた途端に輝いてくる。バゲットは、奥が深い。
陶芸家の家みたいな… |
AO TAKEhttp://kyoto.aotake-heigo.com/ 0774-86-5180 月火水休
ここも何年振りでしょうか。カフェと言っても間違いではありませんが、茶房の方が相応しい。
お婆ちゃんの家みたいな落ち着き空間、さらに猫がいたら最高。座敷童はいるかもしれません。
左下) マーガレット・ホープ農園、ダージリンファーストフラッシュ、¥700。春摘み茶だそうで、柔らかい味とほのかな芳香、苦みは皆無。
シナモン黒糖シフォンケーキ、¥400。画像にはありませんが、苺のアイスクリーム付き。デザートセットとして、合計¥1,000。
他の選択肢がある場合は、シフォンケーキを選ぶ事はありません。サクサク感至上主義ですから。しかし、紅茶にはこれが相応しいと思う程の相性の良さを感じました。食わず嫌いはあきまへんなぁ。
右下) お店の前では竹の精霊が飛んでいます、まぁウソですけど。でも、案外ホントにそうなのかもしれません。
作家のご厚意によって、昨年の木津川アートの作品がそのまま残されています。晴れた日には、作品の一部分の鏡に反射して、光がキラキラと店内や厨房に差し込むそうです。お~何と残念なことか、今日は曇り空。
先月に予告していたカフェの件は、店自体がまだ完成していないので来月に延期です。たのむで~しかし。