大発見、個人的に |
ワルダー 075-256-2850 木休
ある日の事、朝ごはん抜きの出勤ため、「お腹空いたなぁ」ってことでたまたま入ったのが最初。
どハマリしました、トライアングル、¥240+税。硫酸紙を重ねたような、サリサリとした歯触りの生地が層になっています。そこに、ぽってりとしたカスタードが挟まれています。
で、かぶりついてみると、受け取る印象はミルフィーユと似ています。生地の軽さと香ばしさと言う点では、パティスリーのそれを超えていて、「これスゲー」です。もう、これ目当てにココに通っています。
できれば、湿度の低い晴れた日の午前中に、買ってすぐに食べるのが望ましい。この世のモノとは思えない、天上界のお菓子のような生地の軽さを堪能するならば。
ちょいと遅めの昼御飯 |
喫茶ペリドット 木金休
営業日が増えたので久々にお邪魔です。
左)柚子茶っぽい、柚香のジャムをお湯に溶かした飲み物。ちょいと甘みがあるのが東南アジアっぽい、自家製ポークパテのバインミー。
右)ある意味銘菓、サクサクとろりの、ナタ。合計¥1,600。
料理をアテに世間話と仕事の話、他のお客さんも交えて。で、その方が間借り営業されているのが次のトコ。
潜入捜査 |
喫茶探偵https://www.instagram.com/kissatantei.peco/ 不定休
ペリドットもそうですけど、ココも昭和の雰囲気が漂っています。
上)ハムとチーズのホットサンド。黒いのが挟まれていますが、これは何と海苔なんです。これが意外にも合うんです。
右下)お手伝いの彼の本職は映像の撮影。その彼が淹れるブレンドコーヒー。ドリップの手法も独特です。単なるコーヒー好きを超えています。
サンセバスチャンのお菓子だそうな、バスク風チーズケーキ。黒いのは焦げ目だそうですが、イヤな苦みはありません。
左下)もちょっと長居したいな、イチゴソーダ。合計¥1,500。何の話をしたのかは思い出せませんが、よーするに世間話でしょうね。限定的な営業なんですが、店主のファンと思われる常連さんもたくさんおられて、皆ゆっくりされてます。
春のパンとコーヒーのための、田園ツーリング三重県編。
田園のパン、その1 |
マームベランダ 0595-51-6996 水木休
ラリュミエールドゥースのご紹介です。樟葉から伊賀に移転されたのです。
店を出てすぐ食べたクロワッサン、¥180。サクサクなのは当然のこと、バターの風味を堪能。
持ち帰りで、バゲット、¥240。画像のカンパーニュ(ホール)、¥400。たぶん、全粒粉で焼かれていてクルミ入り。しっかりトーストしてもパサつくこと無く、粉の風味に溢れています。
それと、あのオリーブオイルが売ってる。次に来た時は買います、メチャ安いんです。
田園のパン、その2 |
ごまめ 050-5241-2211 火水休
ジャンティベイクのご紹介です。お持ち帰りで、mizikanoカンパーニュ、¥540+税。粉の風味が詰まっています。
右)misolive、¥210+税。味噌とオリーブの実が練り込まれているから、その名前。斬新な組み合わせですが、具材の個性が力強い生地の中でまとまっています。
さて、ここらで昼御飯にしましょう。敷地内にテーブルと腰掛けがありまして、山里の景色も楽しみつつパンを楽しめるんです。お店の方も、「どうぞ、どうぞ」との事。
ピクニック気分で呑気にmisoliveとごぼーズというパンを持って席に着きました。ところが、飲み物を取りに行くために席を離れたスキに、カラスにごぼーズを奪われました。わたくしは笑って済ませていたのですが、お店の方が(憐れんで?)わざわざ同じパンを提供してくださいました。全くこちらの落ち度でしかないのに、申し訳ない限りです。
その恩義に応えるには至らないのですが、甘いもんを追加。スノーボールみたいな、白まめ(みたいな名前だったような…)とマドレーヌ、合計¥?お借りした器が木製の角盆だったので、八寸ふうに盛り付けてみました。
麗しい風景、洗練された技術と力強い素材が融合したパンと焼き菓子、そこに人情が加わって、ココは特別な場所となりました。
田園の喫茶 |
点珈琲店https://www.tencoffeeten.com/ 0595-74-0450 火休
ごまめの場所をグーグルマップで探していた時に見つけた自家焙煎珈琲店です。店内では時間の流れ方が、大河のようにゆったりとしています。
上)深煎り専門店なのですが、その中でも一番深いやつ、あかめの珈琲、¥600。レアチーズケーキ、¥350。ギターにおけるディストーション(重厚)とクリーントーン(涼やか)のような対照的な味わい。でも、違和感は無いんです。
お代わりで、二番目に深いやつ、ふつうの珈琲、¥500。「ふつう」とは言っても深煎りである事には変わり有りません。比較的、濃縮感もしくは妖艶さが軽めと言うことです。
下)持ち帰りで、あかめの珈琲(エチオピア、200g)、¥1,300。カウンターで伺ったお話は、コーヒーのことや名張のことなど、色々と。
お茶のシングルオリジン |
茶のみやぐら 0748-84-0405
最後は信楽で。ほうじ茶のアイスクリーム、¥360。余韻でほうじ茶の香りが立ち上がる。奥ゆかしい感じが、日本料理の水物にも相応しい。
持ち帰りで、朝宮抹茶おくみどり(100g)、¥2,790。「さみどり」に比べて、苦みしっかりめ。わたくし流のエナジードリンク、勤務中の眠気覚ましのグリーンティーとして。この用途をお話しすると、お店の方は珍しがられていました。
合組(ブレンド)は無し、茶のみやぐらによる栽培100%のお茶。朝宮茶というより、茶のみやぐらのお茶。