御幸町田がわ、その1 |
御幸町田がわ 075-708-5936 不定休
随分とご無沙汰しましたが、ご馳走を楽しむだけでなく近況報告も兼ねて。おまかせコース、¥16,000(税・サ別)
右上から時計回りに、先附として、ぐじの湯葉巻き。古典的な趣き、湯葉のパリ感が何気に重要、たぶん。
いつも期待してますの椀物は、油目(鮎魚女)と名残の筍に蕨を添えて。プリっとした感触と淑やかな味わいのアブラメが好きです。個人的には最も椀物に適した魚のひとつだと思います。ま、そもそもココの椀物が好きなんですけどね。
向付は目板鰈を肝醤油と…忘れた。目板鰈、初めて食べました。こりっとした歯触りと共に滲み出る旨みを楽しむ。画像にはありませんが、骨煎餅付き。
もう一品は、丹後の?とり貝。だいたいの卸値を知っているのですが、これはとても高価です。食べるとその理由もわかります。肉厚なので歯応えに富み心地よい上に、うまぁまみ(旨甘み)が満ち溢れています。
御幸町田がわ、その2 |
上左)五月のお決まりのモチーフによる八寸。酒の肴というよりは、ほとんどご馳走の盛り合わせです。
右から時計回りに、たたき風の鰆、一寸豆、粟麩とクラゲの和え物、鱒の粽寿司、白味噌仕立ての丹波産?豚肉の角煮、鯉の唐揚げ、冷やし茶碗蒸し。
白味噌に豚肉の組み合わせ、ありそうでなかった。
上右)きんきの信州蒸し。店主がお好きだという古典料理です。海のものと山のもの出会い。蕎麦屋さんでは味わえない料理です。
中右)「バラバラにして、またひとつにまとめたんです」料理名は忘れましたが、渡り蟹の再構成です。内子や身にそれぞれ調味を施して、渡り蟹そのままを超える体験。
下)焼き物は岩手県産だったかな?牛肉の炭火焼、脂はあるのに澄んだ舌触り。チョイ甘みのある玉葱ソースが感動を増幅します。
撮影忘れの食事は、土鍋炊きの白御飯。一杯目のアテは香物、じゃこ、牛筋煮込みなど。二杯目は、卵かけご飯で。ちょっと醤油を注いでもらって、かきこむ感じでいただく。
中左)最後の水物は、ピリッと山椒のアイスクリーム。遅刻しそうだったので、バイクでの来店でした。よって飲み物はペリエ、残念ながら。
未体験の食材や料理に大満足、奮発した甲斐がありました。合計、¥18,000。
二軒目 |
アシェットデセール未完 050-1106-5646 不定休
やっぱ食後はコーヒー飲みたいなで、カプチーノ。もちょっと甘いもん食べたいなで、一品目はティラミス。各要素の存在感は、過剰も過小もない。そのまとまりによる驚くべきキレ。
二品目は、抹茶のパフェ。平凡な名前により回避しては損です。特別に抹茶が濃いわけではなく、組合せの妙が発する異次元の味わい。合計¥3,240。
さて、今月末には京都府北部、一日ツーリングに出掛けました。その模様は来月の中旬までには何とか掲載したいものです。