2017年2月27日月曜日

平成29年2月のあれこれ、その2 後編

金沢の休日、三日目。

フットサルシューズ

SOCCER SHOP KAMO金沢フォーラス店

歩き過ぎのせいか、どうやら足を痛めました。両方の足裏外側の中心辺りが、歩行困難になるくらいの痛みがあります。天候を考慮してレインブーツを履いて来ましたが、負担が大きかったのかもしれません。仕方がないので、昨日と同じとこでカッコイイのを探しました。

ミズノ ランサメント LS4、¥4,687。おそらく型落ち品だと思われます。これを履いたら痛みがなくなったとはいきませんが、さすがのミズノで履き心地抜群です。

今日からバスの一日乗車券(¥500)で移動します。金沢駅東口の(北鉄グループ)交通案内所で売ってます。






石川県立美術館 076-231-7580 月休

「絵画にみる 江戸のくらしー浮世絵版画を中心にー」 一般、¥600。

浮世絵といえば淡く彩色されたものを思い浮かべますが、器の染付のように青の濃淡だけで描かれたものが珍しい。これも知らなかったのですが、上方好みの浮世絵というものがありました。なんとなく柔らかさを感じさせる線が、「こっちの方が好みやな。」器も含めた工芸品などの各種コレクション展もあわせて盛りだくさんの鑑賞となりました。

昼食と食後の一杯

上) 鮨歴々 近江町店 076-254-5067 月休

おまかせ握り「亀」、¥3,000。ヒラメ、ブリ、肝のせカワハギ、甘エビ、ウニのせイカ、ノドグロ巻き寿司など10貫。そして、茶碗蒸し、昆布とハマグリ出汁の椀物。追加で、甘エビの豪華版、ガスエビ、¥600。シメ鯖、¥400。

ノンアルコール日本酒、福光屋・零の雫、¥600。純米酒と甘酒を足して二で割ったような感じです。キンキンに冷やした方がよさそうな気はします。

全ての鮨は仕事が施されているので、醤油にはつけません。魚の持ち味が活きる鮨が最高です。全て外税で、合計¥4,968。若い板前さんと魚や仕事の話をして、勉強になりました。駅チカの姉妹店よりゆっくりしています。

下) 東出珈琲店 076-232-3399 日休

楽しき食事の後は特別な一杯を。パナマ、ドンパチ農園のゲイシャ、¥800。様々な要素が、クリムトの金色の絵みたいにキラキラ、眩い。







街角の風景、その4

上)浅野川大橋の上から。ひがし茶屋街の入口です。ついに京都の遊び人が来たで~。お茶屋遊びはできませんが。








下) 東山木町緑地。茶人の住居跡です。目を閉じると、鹿威しの乾いた音が聞こえてきそう。







お茶の時間


ELPASO 076-251-2566 月休

グッドネイバーズのお勧め、三軒目。ショップカードの地図を見ながら来ましたが、「ホントにここで合ってるのかな。」ひがし茶屋街の北のはずれ辺りです。

飲み物は、フリュイルージュ、¥300。おそらくベリー系ジュースです。

アルハンブラ、¥?二層になって眠りに就いていたカカオが、口の中で解放され蝶となって浮遊するチョコケーキ。何らかのお酒が効いていて艶めかしい、これは好みです。

レアチーズケーキ、¥?おそらく、クリームチーズが食感違いで二層に分けられています。通常は混ぜ込む柑橘類の果汁も、別の黄色い層になっています。舌触りはレアらしくみずみずしくもあり、なぜかフワフワ感もある。この独特の構造が、エルパソの個性となっています。

合計、¥1,300くらい。「えらいシブイとこにお店を出されたんですね」と申し上げると、「はじめて来られるお客さんは、みんな(こんな所に店があるのか)心配されます」と笑っておられました。この店目当てに来る人だけで、通りすがりの観光客はまず来ないところです。もちろん繁盛して欲しいのですが、隠れ家パティスリーカフェのままでいてとワガママ言いたくもなります。

街角の風景、その5

ひがし茶屋街をブラブラ。もう夕方ですので、閉まっている店もあります。

骨董の店ないかなぁと探していましたが、現代作家ものの店ばかりでした。金箔を貼ったコップや九谷の器で、チョットときめいたものがありましたが、お金が...。予定外の出費で、保湿クリームと靴を買ってしまったし。








街角の風景、その6





東山菅原神社、たぶん。趣きがあったので、撮影だけはしました。お参りしとけば良かった。

この辺りがひがし茶屋街の北限かもしれません。人通りがまばらでしたので。













夕食の時間

金沢おでん・一品料理 勝一 076-223-1566 日祝休

グッドネイバーズのお勧め、四軒目。金沢駅西口近く。観光客は来ない、地元の人だけの人気店です。飲み物は、ジンジャーエール。呑めば良かったかなと、すこし後悔。

上) ふぐ?白子ポン酢、おでん各種。梅貝、車麩、こんにゃく、大根、ふぐ白菜巻き。注文した記憶はないのですが、さつま揚げ、まぁいいや。金沢ならではのおでんダネ、車麩にはモチモチ感があって好きになりました。

下) スナック感覚、ガスエビの唐揚げ。おでんの牛すじは、色の黒さが気になりますが、味は問題ありませんでした。

おでんの出汁はスッキリしていて、食が進みます。次回のお楽しみですが、能登豚のトンカツという魅惑のメニューがありました。

グッドネイバーズのお勧めで来たと申し上げると、随分と喜んでくれました。このお店はスタッフも自腹で来ているし、そのお勧めで宿泊者も食事するので、実質的にグッドネイバーズ御用達のおでん屋さんです。




蒸物、焼物、御飯など

左上から反時計回りに、○○牡蠣。値段(たぶん、¥200)からすると、妥当なものです。

小さいためか脂はありませんでしたが、ノドグロの塩焼き、¥600。

お茶で炊かれたのか定かではありませんが、炊き込みご飯な印象の、茶飯ごはん。

おでんの、イワシのつみれ。何らかの手違いで行き場がなくなったので、わたくし「あっ、じゃそれもらいます。」おばちゃん、「いい人に貰われて良かった~」このお店は終始この調子で、宿のスタッフ曰く「微笑ましい」のです。

カウンターの中には大将と女将さん以外に、なぜかおばちゃんが五人くらいいます。「なんであんなに人が多いのだろう」とみんな不思議がります。その割には注文が重なってくるとワチャワチャしてきて、伝言ゲームが失敗してる感じで、「あかん、おもろ過ぎる」となります。宿に帰ってからその事を伝えると、「でしょ~、勝一最高ですよね」と共感しました。
 
本当に失礼な言い方で恐縮しますが。どんなに人気のゆるキャラより、勝一のおばちゃんの方がカワイイと思います。これはほとんど癒しです。それに安くて美味しい料理店ですから、金沢名物といっても差支えなし。値段表記の無いものは¥150か¥200です、それで合計、¥3,700。納得でしょ。


金沢の休日、四日目。そこはかとなく、寂しさが漂い始める。

金沢最終日の朝食
めいてつエムザの地下食料品売り場をウロウロしていた時に、気になっていた食材です。最終日に奮発。  

石川県産能登牛モモ肉ステーキ用、111gで¥1,664。生産量が少ないので、地元以外には出回らないそうです。

モモ肉にしてはサシが多いなと思っていました。実際に焼いて食べると、モモ肉らしい噛み応えがあって、そこに脂の旨みが乗ってる感じです。サ-ロインみたいに脂が溢れるほどではないので、サッパリ後口良く完食しました。自炊する人にはお勧めの食材です。  

余談ですが、ブログを始めるだいぶ以前に、「朝肉ダイエット」なるものを勝手に提唱していました。要するに肉を食べるなら朝にしましょうって事です。夜は小食にしていたので、朝には空腹ですからちょうどよい。しかしながら案の定、全く拡がりませんでした。今は時間がないのでやっていません。

金沢最終日の昼食

美味しい本屋さん OH LIFEhttps://www.facebook.com/ohlife/ 076-213-5678 不定休

また同じトコですけど、最後に失敗したくなかったんですよ。

上) きのう店の前を通ったら休みだったので、素敵な外観を撮りました。初めて来た時、こんな店のある街角は絵になるなぁ、と思っていたらフェイスブックのカバーでそうなってました。

下左) メニュー曰く、「やさしい衝撃」きのこと大根のポタージュ、¥480。きのこと大根の煮物を、ミキサーにかけたたらこんな風になるのか、どうかはわかりません。ありそうでない、確かに衝撃的なスープです。 

下右) フライドエッグトースト、¥550。玉子焼きとパンに挟む具は、チリビーンズを選択。これもええわ~、気になる部分が一切存在しない。飲み物は、バナナ’’ジューシー’’ジュース、¥480。確かに、なんか舌触りが違う。サラッとしたとこがある。

きのう勝一に行った話をしたら、店主も「あそこイイでしょ。」注文聞き違いのイワシのつみれを、「仕方ないから(わたくしが)もらいましたよ」と言ったら、「あ~それは、その日のお客さんの中で、一番若い人の担当なんですよ」と暗黙の了解が存在するらしい。なるほど、無意識にあの店の空気に適応していたのか。それにしても面白いところですよね~と意見が一致しました。
 店主、「京都に帰ったら(OH LIFEのパンを使っているカフェに)、行ってみて下さい」わたくし「うん、もちろん」

金沢最終日の喫茶

blanket cafehttps://www.facebook.com/blanketcafe/ 076-261-3322 月休

OH LIFEに初めて訪れた後、フェイスブックを見ていたら、ブランケットカフェと繋がりがある事が判明しました。後日、イベントを一緒にされるそうです。自分が気に入った店同士が、仲が良いのはなぜかうれしいものです。

今日は甘いもんしっかり食べるので深煎りを選択、タンザニア・スノートップ、¥450。チョコ&オレンジピールのビスコッティ、¥80。ティラミス、¥450。〆には、エスプレッソ、¥250。

ところで、このカフェのショップカードの絵というか図案には、心惹かれます。ブランケットにくるまっている人物の年齢性別不詳なのが、謎めいていてイイんですよ。バリスタの彼女にこう申し上げると、デザイナーさんには「顔は隠して下さい」と依頼されたそうです。そうすることで、「若い女の子向け」みたいな先入観を排除することになっている?のかな。
 ともかく、図案と名前の通り包まれるような温かさ、安心感のある場所になっていることは確かです。雪というか霰が降る程の厳寒の中では、より強く感じられます。

箱の中身はなんだろなぁ~

「にゃ~ん」ちょっとクセになって、十円玉をつぎ込んでしまいました。

さて、帰りの電車に乗る前に、荷物を取りにグッドネイバーズに戻って来ました。別れの挨拶も兼ねて。

四日間も滞在すれば、スタッフとも顔見知り。個人的なことも話したりして。もちろん至れり尽くせりの設備などありませんが、無国籍というか(わたくし流の定義ですが、無骨だけど洒落っ気もあるという意味で)ジャンクポップとでも言うような宿の感じが居心地かった。

この宿には楽しい記憶しか存在しません。包丁の切れ味の悪さ以外は。しつこい?




車窓にて晩御飯



GOOD DAY chai STANDhttps://www.facebook.com/GOOD-DAY-CHAI-STAND-660008817475049/ 076-205-2634 第1・3水・金休

ハグミトンワークスの姉妹店です。本店に行ってみたかったけど、時間切れでこちらにしました。バスで行けるのか分からなかったし。尋ねてみたら、金沢駅西口から歩くのは遠いそうです。まぁ、本店にはまた今度、散歩がてら行くことにしましょう。

奥から甘口の、キーマカレーのベーグル、¥220?生地には、ほんのり甘みがありました。紫芋のチーズケーキ、¥400?紫芋の味は分からなかったけど、チーズケーキとしては良し。

生ハム、アスパラ菜、パルミジャーノチーズの春サンド、¥480?。塩気と野菜のみずみずしさが心地よく、これはご馳走感があります。レシートいつの間にか紛失、値段は全部うろ覚えです。




追伸。あ~、残った玉葱持って帰るの忘れた。宿の冷蔵庫に入れっぱなし。誰か~勝手に使ってくれ。それと、お土産買うのも完全に忘れてた。

2017年2月19日日曜日

平成29年2月のあれこれ、その2 前編

思い立ったら即行動で、再び金沢の休日。天気予報によると雨や曇り、雪でしたが、それも風情があっていいかなと思いまして。一日目。

金沢駅、東口

前回同様、京都駅から金沢駅まで、普通列車で¥4,000。車窓から、曇り、雨、雪の移り変わりを眺めながら、午前11:44着。

これまた前回同様、福井駅で乗り換えたのですが、例のベンチの恐竜がいなかった。博物館にお帰りになったのかな。













もてなしドーム内側


「また来たで~」とワクワク。昼食は自宅から持参して、車内で済ませました。急に金沢行きを決めたから、おかずがたくさん残ってたんです。















今回の宿、玄関

Good Neighborshttp://goodneighbors.co/ja/ 

前回泊まったとこは、月曜日が休みなので、駅近のグッドネイバーズホステルにしました。去年の時点でココも良さげだったので。宿代は先払いで、たぶんオフシーズン価格、ドーミトリー三泊で¥6,555。

午後3時チェックインですが、朝9時からスタッフがおられるので、荷物は預かってもらえます。とりあえず、お茶してから近江町市場で買い出しするか。







お茶の時間



コラボンhttp://www.collabon.com/ 076-265-6273 火木休

一年振り、また来てしまいました。二三三珈琲のいいなぎブレンド(中煎り)、たぶん¥430。アテはハグミトンワークスのクッキー、値段は忘れました、スイマセン。

いや~、実に落ち着く。ココも時間の流れがゆっくりしていると感じます。今日はだんごちゃんは、スヤスヤおやすみ。

 さて、朝御飯の食材はもちろん近江町市場で調達です。ホウレン草とタマネギ、大好きなハタハタ(12匹くらいで、¥200、安っ)で塩煮にします。これ簡単ですけど、魚の持ち味が分かりやすい調理法だそうです。
 宿に帰ってから、内臓を出して水洗い、それから塩を振って一晩置こうと思いました。しかし、包丁が全く切れない。「砥石あるんだったら、研ぎましょうか?」と申し出ましたが、さすがにそれは無かったので、次回はマイ包丁持参を検討せねば。まっ、つぼ抜きという手もありましたが、水洗いと塩だけしてそのまま調理してしまいました。ついでにお米も持参した分を先に炊いておく。明日の朝食はこれらを温めるだけ。
 宿のスタッフ、「朝食の仕込み(と調理)を前日の内にする人、初めてですよ」それでは、晩御飯を食べに出発。

晩御飯の時間

人情酒場 いなさ 076-223-5047 水、第1・4木休

グッドネイバーズのお勧め、一軒目。ある店に「ジビエ食べたいと思って電話したけど断られた」とスタッフに言ったら、近所のココを教えてもらいました。

食べた順でもありますが、左上から時計回りに、カブとカワハギの新生姜和え、¥600。前菜のつもりで選択。糠漬けのカブ、新ショウガの香りが淡泊なカワハギの身と調和して、滑り出しは上々です。

ここからイノシシ祭りです。イノシシの活用に力を入れている羽咋市の処理施設まで仕入れに行っているそうです。右上から、カンパーニュ2切れ付きのリエット、¥600。濃厚ではとの予想に反して、味付けは控え目です。肉の繊維を感じつつ、猪の味ってこんなんか~と楽しむ。

ソーセージ、¥1,200。これは旨みと脂がジュワっ。ミンチにされた肉の粒が大きくて歯応えがしっかりある。噛んでいて気持ちイイ。

スペアリブのロースト、¥1500。脂は豚肉よりもサラっとしていて胃がもたれません。味はあっさり目だったので、軽く付け焼きにしても良かったかも。骨についている部分の肉は、ジャーキーみたいな食感です。付け合わせの菜の花は、猪の脂で炒めてパリパリになって、「これいいですね~」 思わぬ発見。

揚げ物、ご飯物

他のお客さんが注文されたので、乗っかりました。大粒?のフキノトウの天ぷら、¥? 香りが濃縮されると苦みになるのか、それとも逆?。鋭利な春の息吹。今朝、摘みに行って来たそうです。

〆は、肉そぼろちまき、¥400。ストーブの上に載せた蒸籠で蒸して、暖房も兼ねて一石二鳥。蓮の葉?で包まれて、ほのかにイイ香りと肉のコク。

飲み物は、少な目でグラスワイン、¥?。ラ・グランド・コリーヌのル・カノン。フランスで日本人が作っているビオワインだそうです。照明を落とした店内のせいか、純米酒のような色合いです。この味わいを表現する語彙を持ち合わせていないのが残念ですが、何となく柔らかく感じます。日本酒もありますが、店主がワイン好きのためビオで色々取り揃えています。

それぞれの値段は黒板の表記の通りですが、調節してくれているようなので、もう少し量の多い皿があるかもしれません。食材の事やお勧めの店、器や街の事を話して、随分と長居してしまいました。

ところで、このお店のジャンルは何でしょう?居酒屋、小料理屋、割烹。どれもシックリこないけど、本当にイイ店です。実直な料理人に出会えて幸せ感じてます。


宿の共用スペースにて

宿に帰ってくると、いなさを紹介してくれたスタッフが「随分遅かったんですね」 わたくし「(いなさの店主は、人見知りな所があるとおっしゃってましたけど)めっちゃ話してくれましたよ」 スタッフ「えっ、本当ですか~(意外)」

さて、宿の一階は受付、共有スペース、台所などがあります。で、テーブルの上の気になるこの箱。「サービスの梅酒とお菓子の元手になる寄付をお願い致します。」

魚の骨の上に硬貨を置いたら、実際にどうなるか?最終日にやってみたので乞うご期待。














金沢の休日、二日目。目覚めスッキリ。宿のマットレスは上質なものだったので、持参したモンベルのそれは使いませんでした。

街角の風景、その1

朝の散歩。鞍月用水のほとり。金沢をブラブラしていると、この様な空間をあちこちで見かけます。ベンチがあるわけではないので、通り過ぎるだけなんですけど、「何かええなぁ」と思います。

心が豊かになるための隙間。

宿に帰ってから知ったのですが、この近所にサングラスカフェなるものがあります。行きたかったのですが、店休日と重なったりで残念ながら...。去年見つけたショコラティエもですが。










街角の風景、その2

長町武家屋敷跡。あえて誰もいない時を見計らって撮影してますが、歩いている人は少ないです。実際、寒いですし。

寒くない時期の、夜のそぞろ歩きも良さそうです。電灯が見当たらないので暗いかな。












街角の風景、その3


美しい風景の条件は、人がいないこと。自己中心的な言い方ではありますが。

だいぶ前ですが、紅葉で有名な京都の鷹峯の光悦寺に両親を連れて行ったときのことです。一人だけ冷めた感じで、「まっ、確かにきれいやな」ぐらいの印象でした。
 さぁ、帰ろうと参道を歩いていた時、ふと後ろを振り返ると、誰もいませんでした。ん?見回すと参道に覆いかぶさる様に拡がる紅葉。足元にも黄や赤の葉が敷き詰められています。その刹那に紅葉に包まれた気がしたかと思うと、時間が止まりました。その時、背筋にゾクゾクと衝撃が走ったことが忘れられません。
 美しさに感嘆するとは、こーゆー事かと知りました。







尾上神社

実は、実家に帰っていた時に、金沢についてのテレビ番組を見ました。その中で、タレントさんがこの神社に訪れていて、気になっていました。

最上階の色ガラス、全体的には中国風の神門が珍しい。てっぺんの避雷針は現存する中では最古のものだと、番組で宮司さんが言っていました。

この番組のおかげで、「うわっ、金沢にめっちゃ行きたなってきた。」










休憩

blanket cafehttps://www.facebook.com/blanketcafe/ 076-261-3322 月休

感覚的に尾上神社のすぐ隣、店の前を通ると焙煎の良い香り。外観からして良さげで、気になりまりました。でも、もうすぐ昼御飯ですし、そのあと去年行った喫茶店に向かわないと。
 後ろ髪を引かれながら素通りしました。しかし、雪が降ってきて、寒さに耐えかねて後戻り。ストーブ横の席でひと休み。

モカ・イリガチェフG1・ザ・セレモニー・ナチュラル(浅煎り)、¥450。ちょっとつまみたくなる感じが絶妙、カラメルココナッツのビスコッティー、¥80。

飲んだのと同じ豆を持ち帰り、100gで¥700。今までで一番飲みやすい浅煎り。ハーブティのように花の香りが分かりやすい。お店ではこの豆だけ、82℃で淹れているとの事。その他は、83℃だそうです。








昼食

美味しい本屋さん OH LIFEhttps://www.facebook.com/ohlife/ 076-213-5678 不定休

グッドネイバーズのお勧め、二軒目。「いなさ」の店主も強く推薦してましたので、楽しみにしてました。サヴィに載ってたカフェ絡みで名前だけは知ってました。

メニュー曰く、「最新のピザトーストがここに!」、ピザトースト、¥570。確かに軽さと素材の一体感がスゴイ。サックリ焼いてあるので、パンも好印象です。パンはハード系のわたくしですが、最終日にパン一斤を買いに来ようかな。

「じっくり炒めた玉葱のビーフストックスープ」、ブラウンポタージュ、¥480。これにチーズを入れたら、オニオングラタンスープ?ピザトーストもそうですが、レストラン級の味です。梅ジュース、¥480。セットメニュー割りで-¥300、合計¥1,230。


ホントの雪国

湯涌温泉 白鷺の湯、一般¥380。金沢市の中心、近江町市場からバスで片道、¥600。泉質の類は分かりませんが、とにかく身体の芯から温まりました。

市内からさほど離れていませんが、標高が少し高いためか完全に雪景色です。ある意味、期待通りの金沢です。

ふと目に留まって購入したのは、柚子乙女というサイダー、¥220。柚子の香りが鮮烈で、甘さはくどくない。お手軽ですけど、良くできてます。一応申し上げておくと、萌えキャラ目当てではありません。

お土産




















保湿クリーム

ニールズヤードレメディーズ金沢フォーラス店

慌てて出発したために、保湿クリームを忘れました。温泉から帰ってくると、頬っぺたがヒリヒリしてきたので、何か買う事に決めました。

フランキンセンス ナリシングクリーム、¥5,500+税。薄く伸びて、自然に落ち着きます。期待通りにヒリヒリも収まりました。名前しか知らないブランドでしたが、これも良いものです。

店員さん曰く、「京都BALのお店にも行ってみてください。」と割引クーポンをくれました。









ところで、この日の晩ご飯はドボン。前回金沢に来た時に気になってたトコでしたが。こんなことなら、「いなさ」にもう一回行ったほうが良かったよ。仕方なしに「めいてつエムザ」の地下食料品売り場で、焼き菓子を買って埋め合わせ。


後編に続く。

2017年2月11日土曜日

平成29年2月のあれこれ

先月、車検整備を受けるためにバイクのエンジンを掛けようとしたら、バッテリーがあがっていました。三か月放置はやっぱりマズかった。仕事で疲労困憊だったから仕方ないのだけど。という事で、やっぱり月イチ乗車は必須、寒いけど奈良に向かいました。ある程度の距離を走行しないと、バッテリーに十分に充電されないんです。休日、その1。ストリートトリプルR編。

きまぐれカリィ

ミジンコブンコ 0742-24-8231 日月休

本日はスリランカ風だそうで、中辛のきまぐれカリィ(おかず五種類・飲み物付きにして)、¥1,200。今日のスープは、トマトベースかな?

ルーとおかずは「全部混ぜるのがお勧め」だそうですが、先ずは一種類ずつ御飯と絡める。それぞれナルホドと独り納得してから、おもむろに全部混ぜ。まとまりが無さそで有るような、でも美味しいんです。これこそインドという国を表しているんだと独り納得、行ったことないけど。それにしても、楚々として後口の爽快な、古都らしい?カレーです。

食後はチャイを飲みながら、絵本、料理本、建築関係の雑誌をパラパラ読んでました。

甘いもんは京都に戻って、アカツキコーヒーにて、チーズケーキとコーヒー(ケニア)のセット、〆にエスプレッソで、¥1,240。グラインダーのEK43についてあれこれ伺う。


休日、その2。PCX編。

ランチセットC

スリージェ市原店 075-741-1581 第3水・木休

恒例のサヴィの京都特集を見ていたら(立ち読みではありません、ちゃんと買ってます)、ガレット&クレープの店にリニューアルされたとの事。こちら方面には特に用事はありませんでしたが、行きたくて仕方なくなりまして。

ランチセットC、¥1,700。最初に大原の野菜サラダ。フツーのそれではありません。黒大根、紅芯大根、紫にんじん、わさび菜、サニーレタス、ディル。特に説明されませんが、わたくしにはわかりますよ。

本日のスープは、安納芋のそれとおっしゃていたような...。そこはかとなく甘みがあって、身体が温まります。さすがスリージェ、ちゃんとフランス料理のポタージュです。

ガレットはブルーチーズを選択。撮影忘れにつき、黒板の写真で代用。ハチミツがかかっていて、干しブドウの甘みも合わさって、半分おやつな感じです。サクサク香ばしい生地は、胃にも軽い。ブルーチーズは溶けてる方が好みではあります。

クレープ





クレープも選択制ですが、塩バターキャラメル(アイス付き、+¥100)以外はあり得ませんでした。好きな要素が3つ入りですから。苦みとコクのあるキャラメルソースが最高。ブランデーか何かお酒が入っていて、濃厚かつ香り高い。妖艶とはこーゆー事です。キャラメルアイスも追加で正解。これも苦みが前面に出ていて、そのままでも良し、ソースにするのは更に良し。

エスプレッソで〆て意外にお腹に軽くて、腹八分目でした。故に、帰る途中にナカガワ小麦店に寄ってしまって、シナモンロールを購入、即完食。店内にイイ香りが漂っていて、「かもめ食堂」のシナモンロールってこんな感じかなと、ふと思い出しました。当然、パンコンプレも買ってます。







雪国?その2

貴船神社 奥宮辺り。

バイクを置く場所があるのか知りませんが、「いっぺん行ってみるか」と、興味本位でスリージェから北上。10分も走らない内に雪国になってしまいました。道路以外全て、残雪に覆われている。

画像からは分からないと思いますが、急に辺りが暗くなり雨も降ってきて、尋常ではない雰囲気です。異界に迷い込んだ気分になって、少々恐怖も感じました。神様の警告なんでしょうか、やはりバイクで来るところではなかったかな。