その1 |
先ずはお茶道具の紹介です。菓子皿としての手塩皿は珉平焼。急須はTIME&STYLEの急須、KAORU NOIR。湯呑みはNIKKOのウィロウパターン。お盆は先日、金沢で買ったやつ。
あんまり整った組み合わせではないけど、そもそもモノが少ないからな~。
お茶は、茶のみやぐらの特上煎茶。焼き物と共に信楽が誇る朝宮茶です。昆布出汁のような旨みと爽やかさの共演。山里の恵みが山吹色の雫として結晶。
お菓子は、カフェコチのチョコのシュトーレン。ここは敢えて洋菓子。この組み合わせ、少なくとも不協和音はありません。
余談、その1。毎年行われる改良の末、少し遅れて販売されたチョコのシュトーレン。ドライフルーツと生地の調和が格段に向上しました。
その2。ウィロウパターンのためにあるような和歌、「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の 別れても末に 逢わむとぞ思ふ」
その2 |
茶碗は、濱中史郎の井戸茶碗。菓子皿は作者不明の粉引き。それらをちょこっとトレーに乗せて。
抹茶は、椿堂の千代春です。濃茶にも使用できる高品質です。苦みは無くて、お茶のイイとこが集まった贅沢の極み。でもチョコとの相性は...。
アテはダンデライオンチョコレートのエクアドル、カミーノヴェルデ。甘味より香りを楽しむ。ホームページによるとお酒との相性が良さそうです。
藤井大丸の玄関口で期間限定で出店されてました。2018年のヴァレンタイン時期に東山の一念坂で京都店をプレオープンされるそうです。世間への影響力は皆無の当ブログではありますが、おまけのブラウニーのお礼に宣伝しときます。
上述の煎茶もそうなんですが、抹茶は朝イチに飲むと刺激があるわけではないのに、いきなり潜在能力が全開になる感じがある。
その3 |
ブロンズのカップ、菓子皿としての高坏は、いずれも濱中史郎。良い出会いがあれば、ティーポットやカップも揃えようかな。
紅茶はマリアージュフレールのマルコポーロ。庶民が貴族の気分を味わえます。
お菓子は、パンスケープの全粒粉のメロンパン。ややガリっとした外側は、キャラメリゼになっているのか少し苦みがあります。粉の風味、ほのかな甘み、アクセントの苦みが相まって、「(メロンパンはどこにでもありますが、)ココのはひと味違うわ~。」
その4 |
梅瓶や纏足にも通ずる不安定さが、独特の色気を醸し出すカップ。まっ、注意散漫だと実際にコケやすいんですけど。
いまだ調理に使用せず、宝の持ち腐れ感満載の平鍋。せっかくなので器として。いずれも大谷哲也。
この組み合わせ、これはこれでアリかな。抽象美術の様な雰囲気もある。
お菓子はガレットデロワ、ロトス洋菓子店から。バターの香りが豊か、サクサク感の重層。甘さよりも香ばしさを味わう。
コーヒーは、元日にカウダで買ったエチオピア、イルガチェフ・コケ。現代的な果実味あふれるやつ。洋菓子との相性は間違いない。
以下、おまけネタです。
スパイスカフェ |
kiranah spice 075-777-3645 不定休
キラナスパイスと読みます。昨年8月に言及していたハーブ&スパイス料理のカフェってココです。
昼食として、海老のトマトクリームカレー、¥900?木魂のように響く辛みと刺激はあるのですが、奥ゆかしさに惹かれます。素材は厳選されているのですが、声高に主張されてないところがまた。プレーンのチャイ、+¥200。
店内壁面のスパイスの円環が、サークル・オブ・フィフスみたいでカッコイイ。これはお店のロゴにもなっています。
さて、来月はいよいよ、やっとこさ開店した例のカフェに行って来ます。先日発売のサヴィの京都特集に出てるかなと思ったけど、間に合わなかったのかな?その代りにはなりませんが、ほどほどにお楽しみに。