2016年12月21日水曜日

平成28年12月のあれこれ

ど~でもよい事だとは思いますが、このブログを書いてる時の最近のBGMは、YouTubeでOZZYの「Mama,I'm caming home」やWHITESNAKEの「IS THIS LOVE」、ROXETTEの「SLEEPING IN MY CAR」を。他には、韓国のアコースティックユニット、Autumn Vacation(秋休み)のピアノイントロのやつ。そして、CRYPTOPSYの最新作の何曲か。邦楽では村下孝蔵さんのベスト、melody.の「ready to go!」。あと、GIRLS' GENERATION(少女時代)のファーストアルバム。もう無茶苦茶です。

シュトーレン

カフェコチ 075-212-7411 第三水・木休

シュトーレン、¥1,280。今年のは出来が良いそうで、コチで即購入。一日目、生地がサクサク。二日目、ちょっとしっとりしてきた。四日目、さらにしっとり。五日目、端っこのせいか、再び生地がサクサク、そして、完食。クリスマスまで持ちませ~ん。

あ~そうそう、ツイッターには出ていませんが、しばらく月火水は3時オープンです、要注意です。












遅めのランチ

カンティーナ アルコ 075-708-6360 水休

昼まで寝ていました。よって、午後2時からのこちらで昼食です。

左上は、店の内や外のあちこちに見かける、店名モチーフの装飾のひとつ。ほど良くて、ほんと洗練された感性です。

パスタセットの前菜、+¥400。カプレーゼ、自家製ピクルス、サラミ、オイル煮?のイワシ、名前を忘れたイタリア?野菜のソテーなど。基本的にサッパリしてるけど、抑揚があって飽きない。濃厚な山ぶどうのジュース、¥?

いわしと松の実のスパゲティ、¥1,500。今の季節っぽくないけど、前から食べたかったので。しっかりオリーブオイルが絡んでいますが、イワシの滋味を伴って柑橘系の風味でサラリと収まります。夏の思い出のような味。コシのある太麵がまた良し。余ったソースとイワシは、ハーフのパン、¥?を追加で、クロスティーニみたいに楽しむ。

ハーブか柑橘が加えられている?ので爽やかな、ビアンコマンジャーレ、+¥300。セットの飲み物は、エスプレッソを選択。イタリア料理店でマルゾッコのストラーダを使ってるトコなんて他にあるのでしょうか。

全部で¥3,000。まぁまぁの金額になりましたが、1か所で全てを済ませた感じで、そんなもんでしょ。


真夜中に...

Le Soleil(ル ソレイユ) 075-525-1105 だいたい火休

先日、祇園をフラフラしていたら、新橋通東大路を西に入ったところで、パティスリーカフェを見つけました。深夜一時まで開いていて、感激のあまり、今月既に三回目です。

上、ベイクドチーズケーキ。薄めのタルトの土台の上には、白いチーズケーキが乗っている二層構造です。白はサッパリ、御覧の黄色の部分はややコクがあり、変化によって二度美味しい、合わせて三度楽しい。

下、ポンムキャラメル。キャラメルは苦みだけで、その気配を漂わせて効いています。リンゴのムースの真ん中には炊かれたリンゴ、てっぺんはリンゴジャム。酸味を除いた、優美な甘さ。

合計、¥1,080。ショップカードの裏には、「Patisserie&Bar a Vins Bios」とあって、週末限定ですがビオワインも飲めるそうです。前回買った、ヘーゼルナッツ?のケーキのドロッとした舌触りが忘れられません。






五重塔

シェシノで、パテドカンパーニュと小鹿の骨付きロースト(¥5,000ですが、その価値あり)、イチゴのタルトで満たされたあと。最近、食べ物ネタばっかりだなと思って、何かないかなぁと思案していたら、久しぶりにロームのイルミネーションを見に行くか、ってことになりました。相変わらずのキラキラ、幸せ感満載の美しさ。でも、このブログらしくないかなと思って、代わりに東寺の五重塔です。冴えた空気のなかにそびえる、清冽な姿。大日如来の知拳印を連想します。

煩悩まみれは仕方ないとしても、後悔はしない、わたくしであります。












ちょっと早めですが、今年もご覧いただきありがとうございました。良いお年を。

2016年11月29日火曜日

平成28年11月のあれこれ

 先ずは、先月の反省から。疲労と推敲する時間の不足で、随分と記述が粗いものとなってしまいました。対象の魅力や受けた感動が十分に表現されていない。ありきたりの言い回しで済ませるなら、読み手には退屈で、書き手にも無意味な時間の浪費でしかない。お互いに有意義な場にするため、心を入れ替えなければなりません。

今月は、ジュテーム「肉るめく京都」、つまり、フランス料理二連発です。先ずは、寒気の到来と共にやって来る野鳥系ジビエ料理。ソワソワ浮き立ちます。

前菜

レストラン シェシノhttps://www.facebook.com/chezshino/ 075-256-1225 不定休

鰊のオイル浸け、¥1,500+税。海の塩を伴って、調理によって純粋抽出されたニシンの個性、とろける歯応え。冷菜なのでサラダ仕立てなのかもしれませんが、主菜のようなご馳走感がある。身欠きニシンを炊いたことしかなかったので、その味わいに感動。

前回、ここでご馳走になった時には、いつも肉料理なのに、なぜか魚介系のメニューが中心でした。いぶかしく思っていましたが、一口食べると、ここは魚料理も素晴らしいと括目しました。それで、珍しく今回は魚から始めました。

グレープタイザー、¥?





主菜

山ウズラ(1/2羽)のロティ トランペット茸のソース、山ウズラの内臓のパテの黒キャベツ包み添え、¥3,800+税。

選択肢はライチョウか山ウズラ、それなら食べた事がない方。これまでの経験上、野鳥肉は鹿や猪のような強い個性、クセはありません。下処理が適切になされている限りにおいてですが。

モモ肉には噛むと地鶏に似た旨みが満ちています。胸肉は鶏肉同様に淡泊で、これを強烈なソースが補っている感があります。キノコ?の苦みと濃縮されたかのような出汁、香辛料?が合わさって、洗練をくぐり抜けて野生の苛烈さに回帰しているようなソース。要するに美味しい、と同時に過剰をも感じるという事。

そそり立つ足がシンクロナイズドスイミングの選手のようです。



デザート

モンブラン、¥900+税。添えるアイスクリームが切れていたので、「特別バージョン」だそうです。マロンペースト多めってことかな。そのために隠れてしまっていますが、土台はメレンゲではなくタルトです。より食べ応えが増して、お腹いっぱい。

カフェオレ、¥600+税。

以前は、同じ値段なら色々と食べられるコースの方が好みでしたが、経験値が上がってくるとアラカルトから自分で選びたくなります。あれやこれや未知の食材に惹かれるのです。「ゲテモノ喰い」と呼ばれる危険は伴いますが。







続きまして、どんな肉料理があるのかな。

アミューズ、前菜、スープ、魚料理

ラ・ターブル・オ・ジャポンhttp://www.latable-jpn.com/ 075-361ー6630 火・第二水休

左上から、アミューズは、サバのマリネ・オレンジソース。フランス版きずし?と思えますが、オレンジを足し算と感じさせない見事な味付け。

前菜は、マグレ鴨とフォアグラのバロティーヌ。個人的にはマグレ・ド・カナールには良い印象を持っていなかったのですが、肉の味がしっかりしていて、定評のあるフォワグラと調和している。

続いて、黒トリュフとモツァレラ入りの...茸のクリームスープ、+¥1,000。誘惑に負けて注文。キノコてんこ盛り感の風味ですが、後口はサッパリ。

やっぱり外せない魚料理は、黒ソイのポワレ・アンチョビソース。鯛とタラの中間の歯触りだったような...。アンチョビは言われなければ気が付かない程の隠し味で、魚自体の味が前面に出ている。まだまだ知らない美味しい魚があるんだと溜息が出ます。





肉料理

肉料理は、フランス産ピジョン(鳩)のロースト・その内臓とセップ茸のソース、ニョッキ添え、+¥1,300。焼き野菜が別添え。 

「あっ、忘れてた」、一口食べてからの撮影です。今回の鳩はジビエではなく、エサが管理された家禽です。ヴァイオレットの可憐な断面を見せる、真ん中の大きな塊は胸肉です。とても柔らかく、少し血の風味がしました。モモ肉、手羽などの骨付き部分はより旨みが明確で、分かりやすい美味しさ。こちらのソースはキノコらしさはありつつ穏やかで、鳩を引きててる方向性かな。それぞれシェフの個性を感じます。

オレンジジュース、¥630。フランスでは、秋はキノコ祭りなんですかね。






デザート

デザートは、栗のフォンダンケーキ、+¥300。〆はエスプレッソ、小さなマドレーヌ添え。 

ナイフを入れるとトロリとマロンペースト?が流れ出てきて、クリーム兼ソースとして焼き菓子を味わう。手前の白っぽいのは梨のアイス、奥はキャラメルのそれ。手前は渋皮煮かとパクリと口に入れたら、ブランデーに漬けられていてビックリ。予想外だったので、脳みそが揺さぶられた。

今回も、MENU B(¥5,990)です。プリフィクスなので肉料理の選択肢が多く、好奇心を存分に満たせます。コースとアラカルトの良さを兼ね備えている、つまり完璧。








休日は昼まで寝てしまいます。必然的に活動量が半分です。来月も一回だけの更新と致します。

2016年10月31日月曜日

平成28年10月のあれこれ

最近知ったのですが、三年前から京都肉祭というイベントが実際にあります。京都の肉祭りではなく、京都肉の祭りの意味ですが。知らぬ事とは言え、パクっていたのは不本意ですので、名前を変更致します。題して「肉るめく京都。」、そして、今回訪れたのは...

前菜

Cenetta Barbahttp://www.cenettabarba.com/ 075-708-3606 火休

どうやらイタリア料理に対する情熱が戻ってきたようで、肉料理に強いトコないかなぁと探していたら、気になる店がSAVVY8月号に載ってた。それで、先月にお試し来店、肉まみれになってハマった。って事で今回二回目。

前菜は、田舎風パテ・りんごのマルメラータ添え、¥1,000。フランス料理の定番ですが、ローマでもメニューにあるそうで、さほど違いはありません。白肝が二割も入っているので、風味が濃厚です。経験値の高い方にお勧めです。







パスタ

パスタは、ボンボロッティ・ノルチャ風、¥1,300。ですが、わたくしはハーフサイズ、¥? 確か、サルシッチャのクリームソースだったと思います。いくつになっても、こーゆートロトロソースのパスタが止められません。

残ったソースはパン(¥300)を浸けて完食。

シードルを作っているトコの?りんごジュース、¥650。

余談ですが、ご夫婦ふたりだけで運営されているお店なので、現在アルバイトを募集中です。店の雰囲気もオーナーの人柄も、落ち着いたトコで働きたい方は是非。






主菜

主菜は、子羊のスコッタディート、¥2,200。サヴィに載ってたやつですが、実際はもう少し大盛りです。ロースなどを取った後の、あばら肉と言った感じでしょうか。しかし、味に関しては残り物感などありません。香ばしさ、旨み、脂の三位一体。肉の柔らかい持ち味を引き立てるソースも見事。

そー言えば、最近、鰆の中骨についていた中落ちを刺身で食べたら、メチャ美味しかった。これと同じ事かもしれません。

撮影忘れのドルチェは、ヨーグルトのパンナコッタ・季節のフルーツ添え、¥650。食感はプルンプルンなのに、味はサッパリ。シメは軽くしたいなら、正解。エスプレッソ、¥?

ついでに、前回のメニューも。前菜は、白肝のパテ。パスタはポルチーニ茸と子羊のラグー・タリアテッレ?、主菜はアニメッラ(子牛の胸腺肉、リドヴォー)のロースト、ドルチェはクレームブリュレ?うろ覚えですいません。これで、お腹がはち切れそうになりました。


みりん

角谷文治朗商店

我が家の定番調味料シリーズ。有機三州味醂、¥1,123。甘いだけじゃない、後口の良さ。素材に対する、縁の下の力持ち。本物です。

やった事ないけど、アイスクリームのソースとしても良さそう。大人向けのね。














はぁ~、何とか更新できた。今日で11連勤、背骨が折れそうなくらい疲れました。やっと明日が休みです。そんなこんなで、遅くなりましたこと、お許しください。来月も月末に更新です。

2016年9月26日月曜日

平成28年9月のあれこれ

「更新まだ~?」という声が聞こえるような、聞こえないような。夏休みを利用して田園だけでなく、海浜一泊ツーリング。京都北部の休日、一日目。

宮川?

ストリートトリプルRで、京都縦貫自動車を沓掛ICから丹波ICまで利用。(バイクも含めて)軽自動車、¥820。時間節約のためです。

そこから、京丹波町、福知山市、綾部市を経て大江町までやって来ました。この辺りにも由緒ある神社がありますが、時間の都合で割愛せざるを得ませんでした。

冷涼な空気、水流が砕ける音、猛々しい岩々。眺めていると時間を忘れそうですが、山を越えて宮津に行こう。








昼食

カネマスの七輪焼き 0772-25-0058 水休

昼御飯は待望のココ。前回、宮津に来た時に店の前を通って、気になって仕方がなかった。やっと訪れることが出来ました。

平日限定の一刻干しの定食?、¥1,500。御飯、味噌汁、漬物、焼き野菜、一品付き。この日の一品は、干物入りのポテサラ。

おまかせの一刻干しは、子イカ×2。よく見るとアオリイカの子供でした。今まで一回しか食べた事がない高価なイカです。まぁ、小さいからそこまで値が張るわけではなさそうですが。しかし、身の旨み、ワタのトロトロの甘みに疲れが吹き飛びました。お好みで塩か飯尾醸造のゆずポン酢をどうぞ。




昼食、その2

一刻干しはイカだけかと思ったら、カマスを丸ごと一匹焼いてくれました。必要最小限の一刻干しなので身が瑞々しく、炭火で皮目はパリッ。旨みがふわっと立ち上がり御飯が進む。これぞ、「カマスの一升飯」 

名人から直伝みたいな説明文が気になって追加。添加物ナシの練り物、宮津の黒ちくわ、¥880。焼いていると魚の脂が滲んでくる。干物同様に外側が香ばしい。口に入れると静かにほぐれて、ふんわり甘みが拡がる。今まで食べていたちくわは何だったんだろう。

魚だけでなく、お米、調味料、お酒など地元LOVEが詰まったお店です。次回は夜に訪れて一杯やるか?宮津での滞在中は魚祭りです。










宿の入口

ハチハウスhttp://8house.jimdo.com/ 080ー1430ー3521 不定休

今回の旅も調べたのは宿だけ。素泊り一泊、¥3,000。バイク屋さんの娘さんが手掛けている宿。近所にそのバイク屋さんがあるので、もし故障しても安心。こちらの店主も地元愛にあふれていて、いいトコ紹介してくれますよ。

うわっ、リビングの本棚に「キングダム」が全巻揃ってる!おかげで持参した「茶の本」(岩波文庫、岡倉覚三著・村岡博訳)を読むの忘れてた。






自炊のための食材、宿のタオル
Fine foods ITOTOME  0772-64-5295

実は宿のチェックインは午後四時からなので、先に以前から行きたかった食料品店に向かいました。京丹後市大宮町に位置していて、宮津市からはちょっと遠い。自炊する人には、ウロウロ楽しい食材パラダイス。

晩御飯の食材を調達。上から、久美浜の藤稔というブドウ、¥1,080。明日起きてすぐこれを飲むつもり、青研の葉とらずリンゴジュース、¥125。食後のおやつ、(たぶん)イトトメ自家製のプリン(¥120)と抹茶プリン(¥260)。要するにリーフサラダの、やわらかベビーレタス、¥168。

お米は持参したものを、宿の炊飯器で炊きました。主菜は後に述べる、ご馳走感のある缶詰。ベビーレタスはブドウと塩、サラダ油で和えてサラダにしてみました。ブドウの甘みが強すぎたかな、塩気のあるチーズを入れたら調和したかな、オリーブオイルだったら良かったかな、前衛的すぎたかな。余ったブドウは店主と他の宿泊者におすそ分け。

タオルは宿泊者全員にもらえます。懐かしくもあり、かえってオシャレ、そして実用的。

お土産

これもイトトメで買った宮津の至宝、竹中罐詰のオイルサーディン(天橋立マーク・三個入り)、¥1,520×2。

一個は晩御飯のおかずとして、開けてそのまま完食しました。残り五つはお土産。ベタですが、やっぱり美味しい。良質な素材を生かした、味付を意識させない味わいが素晴らしい。色々と調理の工夫はできますが、やり過ぎには注意。

パンがあったら、今すぐサンドイッチにしてみたい。








ドーミトリー

今夜のわたくしの寝所。黄色いマットレスが、モンベルで買ったシステムパッド。これ効果テキメン。ぐっすり眠れて、起きてから身体に違和感ナシ。本当に良い買い物でした。たたんで収納袋に入れようとすると、購入時ほどは小さくなりません。が、この快適性を考えると些細な事です。

リビングでキングダムを読んでいると、「ちょっと、見てもらえません?」、と店主。何事かと思ったら、週末のイベントの準備中でした。着物の生地を利用した暖簾?が風に揺らめいている。わたくし、「イイじゃないですか。誰かがパクるんじゃないかってくらい、趣きがありますよ」








自炊のための食材、朝食用

京都の北部の休日、二日目。

浜文商店 0772-22-2695 日休

干物でここは外せません。アジ、カマス、各¥350+税。宿のオーブントースターで良い感じに焼けました。塩気を意識することがなく、魚の持ち味が前面に出ている。これまた朝から御飯がすすむ。インスタントでもいいから味噌汁が欲しかった。

朝食後、チェックアウトまで「キングダム」を読んだり、店主の方と話して過ごしました。地元の街を盛り上げるために、おもしろ企画を次々に打ち出されていて刺激になりました。まもなく正式に営業される、併設のスナック女王蜂も面白そうです。もっと宮津の街をウロウロするために、次回は最低でも二泊したいな。




宮津の至宝、その2

飯尾醸造 0772-20-0015 日祝休

宮津の至宝、その2。愛用のお酢の製造元に、ずっと行ってみたいと思ってたんです。そして、驚いたのは玄関からしてカッコイイ、洗練された純日本家屋。野暮ったい幟旗なんて一切ありません。

良い商品を作っているトコは、仕事場もその美意識が反映されるのかもしれません。

余談ですが、竹中罐詰もこの近所。







果実酢

そこで買ったのは、お土産用のはちみつ紅芋酢(120ml)、¥680。健康飲料として。

自分用に無花果酢(120ml)、¥583。ホームページのレシピにあるように、醤油と無花果酢を同量で、豚肉と野菜の炒め物を作ってみました。酸っぱさは無くて、淑やかな風味が香る。故に、素材の持ち味を全く邪魔しない、むしろ強調されるくらい。お店の方は、「バルサミコ酢のように使ってみて下さい」と言っていたので、オリーブ油と合わせてサラダにもいいかもしれません。

カネマスの七輪焼きの店主?の方に教えてもらっていたのですが、醸造元で購入すると定価の一割引きになるんです。バイクだから無理なんですが、富士酢プレミアムを一升瓶で買おうかと思いました。











栗田湾

ちょうど飯尾醸造の向かい辺り。国道178号線から栗田(くんだ)湾を眺める。

あぁ、エーゲ海を思い出すなぁ。「行った事あるんか」と問われれば、「ありますよ、ピレウスからクレタ島に渡ったことあるので」

ここから栗田湾、若狭湾の海を感じながら走って、由良川沿いに南下します。宮津から舞鶴市、大江町に至って綾部市に入ります。









綾部ふれあい牧場、再び

綾部ふれあい牧場 0773-48-1000 火休

また来てしまった。肉目当て?それとも、ネコ目当て?魚祭りは一日ちょいで終了。

左上。おそらく一番若いネコ。この子だけがわたくしと遊んでくれて、他はみんな睡眠中。

左下。岩手短角牛のロース、¥1,080。丹波もみじ鹿肉のセット、¥1,380.。今日はスイカに加えて、キムチもおまけ。肉食の穴場です。

右。プレミアムソフトクリーム、¥390。子供の頃に想像していた、もし雲を食べたらこんな感じ?牛乳の濃厚風味がフワフワ、口解けが最高。後で知ったのですが、モンベルの会員カードを見せれば、¥100引きになったかもしれません。わたくしはプラチナ会員なのに、残念。








桃のタルト

SOBAcafe.さらざん京北店 075-585-4040 水のみ営業

わたくしの休日とさらざんの営業日がやっと重なったので、帰宅途中に寄り道です。綾部から美山を経て京都市右京区京北まで、意外に遠かった。ですから閉店時間に間に合わなかったのですが、迎え入れてもらえました。わたくし、「やっと来る事ができましたよ」 店主、「(来てくれるなんて)びっくりしました。」

甘いガレットは京北店では提供されていないので、桃のタルト、¥500?独特の食感のタルト生地はそば粉入り。フリードリンク、¥500?

あれやこれや、長々と話してしまいした。いずれ協力できればと思います。






しつこいようですが、奈良の休日。このブログでは、初めて採り上げるネタのために。

県道25号線

本日はPCXで奈良ツーリング。まず京都から南下して、奈良市内の「ノモケマナ」で昼食用のパンを購入。そこからは西に向かって、田舎道を気持ち良く走ります。

この辺りは隠れた桜の名所なんですよ。飲食できるトコが無いのが惜しい。よって、道路わきに車やバイクを止めてボーとしましょう。











名阪スポーツランド

全日本モトクロス選手権 第7戦 近畿大会

当日券、¥3,000。奈良県山辺郡山添村にて。3,4年振り、二回目のモトクロス観戦です。レース観戦はツーリングも兼ねているので、休日と天気の両方に恵まれないと参加できないのです。

上。チャイルドクロスのスタート直後の様子。よ~いドン、って感じです。50ccの非力なバイクなので、エンジンの回転を落してしまった子は、ぬかるみにはまっていました。

右下。レディースクラス。ヘルメットの下から流れる長い髪に気が付かなければ、女性ライダーとは思えない迫力。ライン取りの選択肢がロードレースに比べて多いように感じますが、どうなんでしょう。

左下。直線をジャンプしながら駆け抜ける。






IA1ヒート2

さすが、最高峰クラスだけあって、スピード、ジャンプの高さが違う。パワーがあるので、じゃじゃ馬をねじ伏せて走っているようにも見える。

やはり、レースはいいねぇ~。テレビ観戦と違ってコース全体を見る事が出来るわけではありませんが、その場に居合わせた人だけが感じるモノが沢山ある。それは、音楽のライブにも言える事です。

レースを堪能した後は、いつものようにガトードボワラボでギャラクシー、カウダでコーヒーを楽しんで帰りました。そろそろ、違った感じの店も開拓しないとなぁ。












お待たせしました?どんなにネタがあっても、来月は月末に更新します。

2016年8月31日水曜日

平成28年8月のあれこれ、その2

夏の終わり、とは関係の無いネタ。

カウンター席
CINQ PAIN 075-874-4159 火休

大山崎町に移転後、イートインが出来るようになって、やっとランチで訪れる機会を得ました。駐車場アリ。

バターの香り豊かな、クロワッサン、¥216。シュークリームに見えますが、ソーセージと甘く炊いたリンゴが練り込まれたパン、¥? サラミのサンドイッチ、¥? 今は無きウニール御幸町店に卸されていた(のと同じ、たぶん)、ガトーショコラ、¥453。ウニールのアイスコーヒー、¥432。

持ち帰りで、バゲット、¥313。

ガトーショコラの他にも色々と甘いもんが揃っているので、カフェとしても利用できます。また、二軒のバイク用品店の中間地点に位置していて、都合が良い場所に好きな店が移転してきてくれて、勝手に感謝しています。


エアロブレードⅢ

アールエスタイチ京都店 075-623-1417 水休

PCXをあまりにも気に入ってしまったので、それに相応しいヘルメットを新調したくなりました。そこで懐具合も勘案して決めたのがコレ。AEROBLADE-Ⅲ ROVENTE(ロヴェンテ)、¥33,966。

日本における第三のバイク用ヘルメットメーカー?と勝手に認識している、OGK  KABUTO(オージーケーカブト)。当初は白地に赤い装飾模様のカムイが、PCXに合っているのではと思いました。しかし、エアロブレード試着してみると、その軽さが驚異的。しかも、曇り止めに効果のあるピンロックが付属していてこの値段、これにも感動。

今のところ通勤中にのみ着用していますが、目視のために横を向いても、不思議なくらい風圧をうまく流してくれます。今度の長距離ツーリングが楽しみです。



MUNE B

Restaurant Chez Shinohttps://www.facebook.com/chezshino/  075-256-1225 不定休

また来ました、ランチです。二日前にもココで夕食をご馳走になったのに。サービス担当の方、「食べ足りなかったの?」  選べるランチコースの、MUNE B、¥2,800+税。イジーのザクロジュース、¥600+税。

左上から時計回りで、前菜はパテ・ド・カンパーニュ。どこにでもあるメニューですが、わたくしにとって、これが基準の味。

スープはガスパチョ。何となく前回のそれとは違うような...。真夏向けにスパイシーで、トマトの種類が違うとの事。

主菜はシュークルート。ランチにしては随分と肉多いなぁと思っていました。後で聞くとこれはサービスでした。つまりコネです、上司とシェフが仲良しなもので。ごっつぁんです。

デザートは、ブランマンジェ。アーモンドの風味が鮮烈。そして、エスプレッソ。

どの料理についても言える事ですが、薄味ではないのに、しつこくない。ハッキリしているのに重たくはない。これって難しいんでしょうね。


システムパッド キャンプ38

モンベル 京都駅前店 075-693-8115

何度かゲストハウスやユースホステルに宿泊して、ひとつだけ改善したい点があります。敷き布団のクッション性が足りない。よって、疲労回復、寝つきがよろしくないのです。自宅で低反発マットレスを使っているせいでしょうか。そこで購入したのがコレ。U.L.コンフォートシステムパッド キャンプ38、¥9,334+税。

信頼のモンベル、期待してます。お察しの通り、近日に泊まりでお出掛けするという事です。少し遅めの夏休みです。金沢ではありません。システムパッドの使用状況はその時に。

2016年8月13日土曜日

平成28年8月のあれこれ

突然、連休をもらいました。よって予定を早めて更新します。休日一日目、ちょっと奈良までお茶。

ケニア

珈琲処豆屋 夢二香房http://www.yume2coffee.com/ 0742-72-2108 月休

南山城村のイタリア料理店、フロントの店主からのご紹介です。驚くべき事ですが、珈琲豆とカカオも自家焙煎している店。つまり奈良にも、BEAN TO BARをやってるトコがあるのです。

先ずは一杯です。好きな産地を選んで、ケニア、¥300。酸味と言うより、もっと柔らかく清涼。アテとして、タブレットのチョコレート(33g?ベトナム)、¥350。ベリー系の甘酸っぱさと口いっぱいの余韻。お代わりとして、イチゴ?のアイスカプチーノ、¥550。こんな組み合わせが成立するとは!店主夫妻との話が濃すぎて、撮影ほったらかし。正直に言って味の記憶が曖昧で、感動した事だけが残っています。

コーヒーとチョコレートをどちらも高水準で提供されています。さほど有名でないのが不思議です。また、それぞれの値段はレシートに記載の通りなのですが、今にして思えば安すぎるような...。

持ち帰りは、飲んでみて良かったので、ケニア・キリニャガ地区 カリミクイ 中浅煎り(100g)、¥600。独特の淹れ方は、同封のパンフレットを見ましょう。





休日二日目。田園ツーリング、その4。暑いけれども、行きたくてしょうがない場所がある。

京丹波町

緑の稲穂が風にそよぐ。綾部街道にて。

ストリートトリプルRは点検に出しているので、今回はPCXでの長距離ツーリング。125ccのバイクで大丈夫?結果は最後に。

平日という事もあって、終始快調に走りました。この辺りは京都市内より2~3℃涼しくて、走行中はさほど暑くはありません。露出した首のうしろは、しっかり焼けていましたが。

最近、街中で聞くことが無くなったアブラゼミが、山道を走っている最中には元気に鳴いていた。






ミニ家畜舎

綾部ふれあい牧場http://fureaiboku.exblog.jp/ 0773-48-1000 火休

親戚に会う時以外で綾部に来るのは、随分と久しぶりです。後に言及しますが、猫に関して検索していたらここを発見したのです。昼食前に動物達を観察。

うさぎは、風車小屋に二十羽以上住んでいるように見えました。ピーターラビットのモデルになった品種だそうで、丸くて可愛い。基本的にストップ&ゴーで動いていて、落ち着いているのか元気なのか、よ~わからん。

ミニ家畜舎の山羊と羊は、暑さのためにほとんど動きません。手前の黒豚は寝ていて、真ん中の白い子は、しっぽフリフリ。










焼く前

ふれあい食堂 ハイジのキッチン

「京都丹波ジビエフェア2016夏」開催中、綾部ふれあい牧場の食堂も参加しているとの事で、やってきました。わたくしの京都肉祭りも継続中。

特上カルビセット、¥1,380。水菜サラダ、御飯、味噌汁、らっきょう付き。食後のスイカはサービス。肉以外は自家製もしくは地元産のようです。

ハーブの京都・丹波もみじの焼肉(単品)、¥1,080。つまり鹿肉です。

まぁ、見た感じはフツ~の焼肉屋の肉です。





焼いた後

「表面をサッと焼くようにして下さい」と仰ったので、こんな感じです。手前がカルビ、焼くとそれとは判別できませんが、奥が鹿肉です。自家製のタレも用意されていますが、先ずはそのままでカルビをパクリ。「なんだこれは!」続いて、鹿肉も。「これも何なんだ!」

カルビについて。控え目な脂と主張の強い、饒舌な旨み。特上に偽りなしの高品質。この値段(単品¥1,080)でこの味、これ綾部の奇跡です。

鹿肉について。ハーブで爽やかな風味付けをしているが、そもそも鹿の捕獲時点での下処理が素晴らしいので、嫌なクサミが皆無です。歯応えからすると、ロースのような上等な部位を想像します。わたくしのジビエ経験上、塩だけで最高位の美味しさと食べ易さを兼ね備えています。値段も含めて、もはやこれは綾部の伝説です。

いつものように最後は、カルビにタレを少しつけて丼ぶり化。この自家製タレも肉の味を邪魔しない良くできたモノです。締めは、地元産玉露と綾部牛乳のスムージーフロート、¥580。玉露に乳脂肪分は合わないのではと思いましたが、お茶のキレと牛乳と自家製アイスのコクが見事に調和しています。店の外観からは想像できない完成度。えげつないお値打ちと美食がここに存在します。

ついでに。最初は京都牛の丼セット(¥1,380)を注文していました。しばらくすると、同じ値段なら特上カルビセットの方が肉が上等でイイですよ、と勧めてくれました。こーゆー心遣いにも魅了されます。もう一つ。綾部の狩猟事情についても少し伺いました。わたくし、「いちおう免許だけは持ってるんですよ」と申し上げると、「(狩猟を教えてくれる猟師さんを)すぐにでも紹介するよ」と言われました。ありがたい事です。


ねこ牧場

綾部ふれあい牧場では、捨てられていた子猫も飼われています。以来、この牧場の来場者が増えてるそうです。入室に際しては、一人最低¥100の寄付をしましょう。ちなみに、わたくしは¥500です。気前が良いのではなく、百円硬貨が無かったもので。ハイジのキッチンで十分感動させてもらったし、構いません。

エアコンは効いていますが、それでも暑いのでみんな寝ています。床で寝ているところを撮影しようと思ったら、わたくしにやたらと身体を擦りつけて参りました。部屋にあった本によると、この行動は甘えているのではなく、ネコが対象を所有しているとの主張だそうです。ネコの上から目線か...。まぁ、少なくとも嫌われていないと理解しておきます。

上。ネコ×小学生の女の子。これ以上の微笑ましい組み合わせが存在するのでしょうか。この女の子、肉球を触るのが好きだそうです。

下右。ネコ×寝姿、その1。これ以上の仲良しという概念を表している事例は存在するのでしょうか。

下左。ネコ×寝姿、その2。これ以上の、「何て顔しとんねん」は存在するのでしょうか。



お屋敷?

今回は、あるお金持ちのお宅にお茶に招かれました。もちろん、ウソですけど。喫茶に訪れたのは、本当です。

これ洋菓子店とは思えないでしょ。平日だし混んでいないことを期待して、福知山まで来ました。

場所は、綾部ふれあい牧場から少し南下して、ひたすら西に向かって走る。そして、コンビニを右折、つまり北に行けばすぐに見えてくる。地図上では「近いな」と思っていましたが、実際はまあまあ遠いです。







カラメルポワール、ヴェリーヌ

洋菓子マウンテン 0773-22-1658 水休

二度の浸水を乗り越え、仮店舗を経て新店舗をオープンされました。三段池公園の近くなので、もう浸水することは無いでしょう。ただ、駅からは遠いので、車かバイクでないとキツイでしょう。

テラス席も素敵だけど、この気温じゃ無理ですから二階席へ。カラメルポワール、¥420。チョコとカラメル、洋梨という素材からすると色気を期待するものの、ずいぶんと穏やか、優しさに満ちている。

ヴェリーヌ、¥420。てっぺんのクリームの甘さが強くてびっくりしましたが、酸味のしっかりしたフランボワーズ?と生姜のゼリーを底からすくって合わせると調和します。




ルージュダムール

前回食べて気に入ったので、また注文してしまった。味も見た目も。

ルージュダムール、¥420。フランボワーズのジャムは酸味を抑えてあって、これも優しくまとまっています。ホワイトチョコムースの、柔らかな風になびいたカーテンが身体に触れた瞬間のような舌触りが秀逸です。

アイスコーヒー、¥380。さすが、おやつ時になると満席になりました。平日でも来店時間は考慮するべきです。洞窟のようなセラードショコラでは、ボンボンショコラやマカロンが販売されています。これらは持ち帰りのみかと思ったら、イートインも出来るみたい。







大原神社

大原(おおばら?おおはら?)神社 京都府福知山市三和町大原(おばら)地区

「大原志(おばらざし)」を行いました。この神社に参詣することをそう呼ぶそうです。俳句の季語としても使われるそうです。

国道173号線沿いにある神社。綾部に向かう途中に立派な社殿を見かけて、帰りに寄り道したくなったのです。誰もいない境内は、静謐ではありますが、緊張することがない。不思議と寛いでしまいます。

安産のご加護があるとのことですが、今のところわたくしも、まわりにも縁がありません。






産屋

大原神社の参道の階段を降りていくと、産屋が保存されてるとの看板が目につきました。

だいぶ前に産屋の事を本で読んでいたので、実際に見たくなりました。記憶にあるのは、産屋が海辺の砂浜に建てられたこと。出産の度に建てられ、用が済むと燃やされたこと。産屋に撒かれた砂は、「うぶすな」と呼ばれお守りにされたことです。

こちらの産屋は、川合川のほとりに建てられています。入口に掛けられている鎌は魔除けだそうです。そこに呪術的なものを感じて、神秘と恐怖が混ざった気分になりました。








PCXでのツーリング結果報告。往復で100Kmを超えていましたが、一言で表現すると快適そのもの。帰宅後の疲労感が明らかに少ない。直線での加速、山道での旋回、いずれも問題無し。
 帰り道ではヒグラシの鳴き声を聞いて、もう夏の終わりを感じてしまいました。五山の送り火も終わっていないのに。

2016年7月31日日曜日

平成28年7月のあれこれ、その2

(半分だけ)田園ツーリング、その3。混雑する幹線道路を避けたので、多少なりとも自然を味わいました。

平城宮跡、その1

今まで知らなかったのですが、平城宮跡の真ん中を南北に貫く道があったんですね。そこで見かけた風景。

建物の柱の礎石を再現していると想像します。辺りを見回すと、巨大な原っぱといった感じです。

余談ですが、ここに来る途中、恐ろしく安いガソリンスタンドで給油しました。他のスタンドのレギュラー(以下?)の値段でハイオクを入れることが出来る。しかも、セルフではない。奈良に出掛ける際には、必ずそこで給油しよ~と。







平城宮跡、その2

これを見て思い出したのは、クレタ島のラビュリントス。オフシーズンに訪れたので、わたくしの他に誰もいなかった。その時の侘しい雰囲気がそっくり。

さて、バイクはPCXではなく、ストリートトリプルRです。燃費は悪いし、車体が熱くなるし、疲れるけど、やっぱり面白いンですよね~。しばらく走っていると、アクセルの開度によるパワーの出方、車体のロールやピッチングモーションに身体が同調します。そして、ベアリングが転がっている様な感触のエンジン、トラクションやタイヤのグリップも感じながら、操る楽しさに溢れるのです。








スペシャルセット

洋食よだれ道http://yodaremichi.com/ 0745-76-3739 火夜・水休

リシェの奈良特集で見て以来、ずっと行きたいと思っていました。道に迷いながら、やっと到着しました。これまた気になる、うつわ屋さんやパン屋さんは、今日は定休日。

コロッケも気になるけど、やっぱり肉!と言うことで、ヤマトポークと海老フライのセット、¥1,566。スープ、お代わり可の御飯、食前の柿酢ドリンク付き。

子供の頃の記憶を呼び覚ます、優しさ、柔らかさがある。派手さが無いと言うより、カドが立っていない、これが適切。終盤では、トンカツを御飯の上に乗せて、勝手にカツ丼化。

近所の子供にとっては、ここの洋食が思い出の味になるんだろうな。




今年の夏のパフェ

ガトー・ド・ボワ ラボhttp://www.gateau-des-bois.com/ 0742-93-8016 水休

コーヒー好きとしては、よだれ道の近所に気になる店があります。が、駐輪できそうもなかったので、いつものトコ。

去年の同じ時期に訪れて感動した、ここのパフェ。今回はショコラ、¥900+税。色々な要素、つまり焼菓子、ゼリー、果物、アイス、クリームが詰まっているのに、違和感が無くまとまっている。甘酸っぱさ、苦み、甘み、香ばしさ、様々な味覚をもたらすのに、見事に調和している。サクサク、チュルン、トロリ、フワフワ、多彩な食感が楽しく飽きさせない。やっぱりスゴイ。

去年の夏には見かけなかったのですが、かき氷もある!世間では流行っているようですが、わたくしは全く興味ナシ。でしたが、ここのそれは食べてみたい。それは来月のお楽しみ。








今月のお菓子、今月のハーブティー

シメには、見目麗しいヴェリーヌの、ピニャコラーダ、¥520+税。同名のカクテルは飲んだ事はありません。でも、こんな味なら飲んでみたい。ココナッツのブランマンジェ、オレンジゼリー、ホワイトラムの泡、パイナップルのコンポート。サッパリ、すっきり。夏は嫌いですが、こんなメニューがあるから乗り切れます。

名前を忘れた、ハーブティー、¥700+税。リンデンと言うハーブが主原料で、レモン風味。爽やかで丸みがあって良し。二杯分の量があるので、強い風味は望まない。

本日のツーリング行程は、京都~奈良市(平城宮跡)~香芝市(洋食よだれ道)~奈良市(ガトードボワラボ)~京都






ここからは、祇園祭はお構いなしで、京都肉祭り。

グレートアウトドアソープ、クールミントボディミスト

パーフェクトポーション京都 075-212-3220 不定休

グレートアウトドアソープ、¥1,620。見た目通りの爽やかさに加えて、甘い香りがある。レモンのお菓子の香りに似ている。美味しい、いやイイ香りなんだと脳が混乱してしまいます。

新製品らしい、クールミントボディーミスト、¥1,728。肌がベタつく季節に、一服の清涼感。香水ではありませんが、少しの間は良い香りが持続する。









肉祭り、その1 尾崎牛のタリアータ
ピッツェリアナポレターナ ダ・ユウキ 075-761-6765 月休

20時30分頃に、「席が空きましたよ」との連絡を受け、今年の初来店。ゴルゴンゾーラとハムのピッツァ、¥1,900。柔らかいのに、分厚い風味のレモンソーダ、バラデン・チェドラータ、¥500。瓶入りクレームブリュレのみ指定して、デザート3種盛り、¥?エスプレッソ、¥?

尾崎牛のタリアータ、¥? ここでも食べたいと思っていたコレ。だいぶ前に聞いたのですが、「日本酒とワインと炭火焼き なかむら」の店主から生産者を紹介してもらったそうです。わたくしの好きな店は、けっこう繋がりがあるのです。

部位は分かりませんが、脂を感じなかったので、赤身肉だと思われます。御覧の通り様々な薬味?で味わうのですが、チーズ(パルミジャーノ?)が予想外に良かった。理由は分かりませんが、、肉の味が膨らむように感じます。肉の下に隠れているのは、今季初登場のポルチーニ茸。「味はまだ薄いけど、肉厚でイイかなと思って」との事。へぇ~、本当はもっと濃厚なんだぁと、秋にまた訪れたくなりました。


ガスパチョ

restaurant Chez Shinohttps://www.facebook.com/chezshino/ 075-256-1225 不定休

ある方に教えてもらって、このお店を知りました。その方に既にココで二回もご馳走になっています。今回、自腹でこれまた二回目の来店。

前菜として、本日のスープのガスパチョ、¥800。量もたっぷり、すり流しに似た舌触りで食べるスープといった感じです。トマトの旨みとキュウリの瑞々しさが3度でハモって、真夏に吹き抜ける涼風の様です。

イジーのザクロジュース、¥600?






肉祭り、その2 ベッコフ

ベッコフ、¥2,800。アルザスの郷土料理として、その名前だけは知っていました。シェ・シノで肉を食べるぞという思いだけで、激務を何とか乗り切って、今日は肉まみれ。

牛肉、たぶん豚足、羊肉の煮込み料理です。蓋を開けてもらった瞬間、「あかん、食べ切れへんかも」、と絶句しましたが、やっぱり完食。シェフが心配して、「大丈夫ですか?」 一応、残った分は持ち帰りが出来るようです。

語弊があるかもしれませんが、甘くない肉じゃがみたい。でも、肉じゃがよりこっちの方が好きです。どっしりしていそうで、スッキリしているので。

羊肉の風味の強さが、この店のシェフらしさ。「(煮込み料理だから)この季節には、注文するお客さんが少ないんですよ。冷房が効いている場所なら、美味しくてイイと思うんですけど」とサービス担当の方。同感です。



ペーシュメルバ

ペーシュメルバ、¥1,000。エスプレッソ、¥?

「別腹はもうムリ?」と聞かれて、「いえ、いきますよ」と答えました。提供されるやいなや、「おおっ」と感嘆の声が上がります。コンポートされた桃がド~ン。背後にバニラアイスが隠れています。先ずは大きく切り分けて、桃そのものを味わう。そこからは小さ目に切って、底に満たされたシロップを絡めてフルーツポンチ風に。さらにアイスと一緒に頬張って、桃の三段活用が完成。もうお腹パンパン。

注文した時にはカワイイものを想像していましたが、この皿の桃、そこはかとなくイカツサを醸し出しているような...気のせいでしょうか。






パスタ

カンティーナ アルコhttps://www.facebook.com/Cantina-Arco-1520958951485303/ 075-708-6360 水休

この店も上述のある方に教えてもらいました。つまりご馳走になったという事です。今回は、二回目で自腹です、もちろん。一見さんのふりをしていましたが、前回に来たことはバレていました。

魚介モリモリ、チェリートマトのパスタ シャラティエッリ、¥2,200。前回の乾麺のパスタも素晴らしかったのですが、夜に来るとなると生パスタが食べたい。見ての通りの歯応えのある麺、ミソまで美味しいエビ、ムール貝、アサリとトマトの積層型の旨み、と言っても重たさとは無縁です。ソースは貝殻を使って飲み干しました。





肉祭り、その3 豚肉の炭火焼き

ダボス牧場 幻の豚 中ヨークシャーの肩ロースの炭火焼、¥3,200。

前回はビステッカ1.1kgでしたが、メニューで見て以来、ずっとこれが気になっていたんです。濃縮したかのような豚肉の味が口の中で弾ける。旨みと脂が肉から泉のように湧き出します。そして、分厚い余韻。味付けは塩・コショウのみですが、逆にどんなソースを合わせようとしても過剰になるのではと思える。

肥育方法やエサが厳選された希少な豚肉らしく、それも納得です。

コーラから薬臭さを取り除いたみたいな、キノット、¥650。






ドルチェ

ティラミス、¥650。エスプレッソ ドッピオ、¥?

シメだけは前回と同様です。バリスタの方がコダワリを持って、ウィークエンダーズの豆を採用されています。よって、イタリア料理店の定番品が別格の域に達しています。

コーヒー豆の甘酸っぱさが、ティラミスに違和感なく活用されている。軽いを超えて、キレのある味。いずれ、カフェとしての利用やコレットも注文しよ。

さて、前回訪れた時、ごちそうしてくれた方がシェフに無茶振りしました。しかし、それに快く応えてくれたシェフが、あまりにもカッコ良かった。それもあって一週間後にすぐ、自腹でやってきたのです。夜遅くまで営業されているのも、今のわたくしには都合が良い。






ふぅ~、やっぱり月二回の更新はキツイ。月末に一回に戻します。