もてなしドーム |
遅めの夏休みをとるならば、第一希望は温泉&お泊りツーリング。第二希望は三回目の金沢。天気予報は雨、よって後者に決定。
画像は前回の使い回しではありません。金沢マラソンは10月29日の開催です。
前回同様に、11:40頃に到着。歩いてすぐの宿に荷物を置いて、お気に入りの場所でのランチに直行。
今晩のお宿 |
ブルーアワー金沢http://bluehourkanazawa.com/
前回泊まったグッドネイバーズホステルが一号店ですから、こちらが二号店。景色が良さそうで、一度こっちに泊まってみたかったんです。公式サイトからのオンライン予約で、ドミトリー一泊¥2,790。
ビルの三階に位置しています。いつも賑やかな一号店に比べて、落ち着いた雰囲気です。白を基調とした空間は、女子受け良さそな清潔感があります。はしゃいでる人は誰もいません。
ベッドとその空間は通常のゲストハウスのそれとは比較にならない快適さ。入口以外は壁で仕切られていて、かつ十分広くて個室の様な安心感があります。
余りにも寝心地が良いので、翌朝のチェックアウト時間を寝過ごしてしまいました。ご迷惑をおかけしましたが、笑って許してもらいました。
わたくしから注意点がひとつ。長期滞在などで自炊をしっかりやりたい方にはその設備はありません。惣菜などを電子レンジやトースターで温めたり、冷蔵庫に保管することはできます。
またココで昼食 |
美味しい本屋さん OH LIFEhttps://www.facebook.com/ohlife/ 076-213-5678 不定休
甘エビのビスク、¥480。ソースアメリケーヌと同じく甲殻類の旨みと香り、ちょうどいい香辛料の刺激が心地良い。
オニオングラタンスープを固形にしたらこんな感じ?オニオングラタンチーズトースト、¥470。口当たりという点ではまさに軽食ですが、味わいの深さではご馳走です。
バナナ・ジューシー・ジュース、¥480。ミックスジュースのようなトロトロではなくてサラサラの喉越し。
以前、食材としてバナナを使うのは難しい、そのままでも美味しいからご馳走感が出ないと私見を申し上げました。しかし、こちらのジュースは日常の食材から非日常のご馳走に昇華しています。これがクッキングマジック。
間違いのない誰にでも薦められる、実質的には料理店です。そこに喫茶店の価格とのんびり感があるのだから恐るべきことです。
「和食上達のコツ」、理論的な説明が好みで、この本面白いな。欲しくなってきた。
自炊用の食材 |
保存食専門店STOOCKhttp://www.stoock.jp/ 076-255-1283 不定休
山盛り頬張ったリスのロゴがかわいい、以前から気になっていた専門店。OH LIFEからすぐ近所です。目移りしまくりですが、宿の厨房で使えるのものを厳選しました。
左上から、塩サイダー、¥200+税。銭湯上りにはこれでしょう。自炊の際には一品追加で、金沢ピクルスの加賀レンコン、¥550+税。やっぱり加賀レンコンは美味しい。お店では三種類ほど味見させてくれますよ。
スナック感覚でバクバク食べるとニオイに注意、野菜チップス(にんにく)、¥200+税。スライスではなく一粒単位で揚げられています。
一言で言えば海藻、天然ぎんばさ、¥450+税。水でもどして軽く湯がいてから調理します。酢の物、炒め物など、調理例は後日の自炊を参照。海ブドウみたいな粒が実のようについています。
ちょっと一服 |
HUM&Go#橋場町スタンド in HATCHI
やっぱりコーヒー飲みたいな。シングルオリジンコーヒー、¥480。注文を受けたら即提供。高めの湯温で、素早く抽出するのがこちらの流儀だそうです。味わいはサッパリしてます。
ハッチという、いわゆるオシャレな宿泊施設+料理店+コーヒースタンド+雑貨店。ホームページを見ると、宿の厨房の広さに惹かれます。次は泊まってみようかな、(京都人らしい言い回しで、)考えときまひょ。
画像左上の陶磁器の人形、何なんでしょうか、耳あるけど。足元にはお賽銭?がびっしり。
雨の金沢、和服の女性。風情がありますね。
やっぱり必要 |
HUM&Go#香林坊アトリオ店
エーグルのレインブーツは今回はかさばるので履いてきませんでした。「たぶん、そんなに雨は強くないやろ」と思ってましたが、やっぱりダメでした。
そこで以前から気になっていた、折りたためるレインブーツ。金沢で売ってるトコないかな。
日本野鳥の会、バードウオッチング長靴(メジロ)、¥5,832。本当は他の色が良かったけど、サイズピッタリを優先しました。おかげで歩きやすさは抜群。でも、この色は服装と合わせるのが難しそう。
クッション性を足したいのならインソールもあるので、後日通販で買います。
たまたまハム&ゴーが重なりました。主体は雑貨屋ではなく、カフェレストランです。店内を観察しているうちに、この店が気になってきた。機会があればランチかお茶しよかな、考えときまひょ。
さて、明日の朝御飯を買って、いったん宿に帰りましょう。
またココで夕食 |
人情酒場いなさ 076-223-5047 水、第1・4木休
「BACK FOR THE ATTACK(ドッケン)」...どーゆーこと?言ってみたかっただけ、単にまた来たってこと。
左上から、野生ルッコラのサラダ。胡麻の香りとしっかりの苦み。飲み物はおすすめの日本酒から純米吟醸の林。林さんが醸したからその名前、酒米は五百万石。
料理と酒が合う、ということを如実に感じる夜となりました。
緑のガスパチョ。材料はキュウリと...忘れた。すり流しのように、食べるスープです。ぼやけが酷いので画像にはありませんが、ハモのつみれ揚げ。
これが目当ての、ウリ坊のロースト、¥1,500。(アロゼって言うのかな)ウリ坊自身の脂をスプーンで何度もかけて、表面がカリッと内部には旨みが充満してます。ホクホクむかごで季節感も添えて。
〆の定番、肉そぼろちまき。身も心も満腹で、合計¥4,500。
教えてもらった骨董店には是が非でも行きます。
初秋の金沢、二日目。
朝食 |
とべーぐる金沢武蔵町店 076-256-0443 水・第2火休
何故でしょう、朝5時に起きました。お腹が空いていたので、そのまま朝食。
野鳥の会の長靴を買った後、朝御飯どうしよかなと考えていたら、このベーグル店を見つけました。エムザの裏手辺りです。
トースターで少し温めて。トマトのチーズ焼き、¥250。竹炭による黒さ、秋の紅葉カレー、¥240。
どうやら富山発のベーグル店らしいです。全てコシヒカリの米粉を使用されてるとの事で、いつものベーグルに比べて柔らかめです。スッキリした味わいで、ペロッと完食。
下の画像は、朝7時前後の様子です。このあと二度寝したら、チェックアウト時間を過ぎてしまいました。
ただいま、二日目のお宿 |
グッドネイバーズホステルhttp://goodneighbors.co/ja/
ブルーアワーから、徒歩一分の距離。二日目からは、こちらのお宿です。自炊したいからね。
さらに、自転車が無料貸し出しになって、行動範囲が拡がります。今日から天気も回復するし、チャリンコ日和。
その上、洗濯機と洗剤もタダ。出掛ける前の朝に洗濯して3Fのテラスで干しておけば、帰って来た頃には乾いている。
ここサイコーやで。ドーミトリーで2泊、¥4,000。
新ネタ、その1 |
ランプレドット専門店ポルチェリーノhttps://www.facebook.com/lampredottocom/posts/1618819721515404 076-282-9121 水休
前回、こちらに来た時のこと。お店の方がおられましたが、「今日は定休日なんですよ。明日、おいでよ」 わたくし、「今日で京都に帰るんですよ」と、泣く泣く諦めました。
ランプレドットとは、牛の四番目の胃袋であり、それをロゼッタパンでサンドした、フィレンツェのB級グルメだそうです。換言すれば、モツバーガーですかね。
パリッとしたパンに、淡い旨みを湛えたモツが、B級ではなくA級の喜びを与えてくれます。
ミネストローネ(上)とランプレドットパニーニ(下)のセット、¥600。ブラッドオレンジジュース、¥400。シャレではありませんが画像なし、梨のジェラート、¥350。
ランプレドットも素晴らしいけど、ここのマダムが楽しい。イタリア人的?な朗らかさ。しゃべりまくって時間の過ぎるのを忘れてしまう。
お勧め、その1 |
お茶屋 志摩
ランプレドットのマダムのお勧めで来ました。珍しく典型的な観光地です。東山茶屋街にあります。拝観料、¥500。
こんな伝統的な日本家屋で一度は暮らしてみたいな。何かと不便ではあるらしいのですが。
ところで、この蛙は...。可愛らしいけど、いわくありげ、お賽銭もあるし。施設の方曰く、別に由緒はなくて、自然発生的にお賽銭が供えられたそうです。無事に帰ることを祈願してじゃないですかね、と。
今日からスマホの待ち受け画像は、この蛙にします。
ただいま、前回と同じ席で |
エルパソ 076-251-2566 月休
4層くらいの食感の変化とラム酒?の香り。この秋はじめての、モンブラン、¥?
緑のアールグレイ、¥350。特殊な製法で、この色で紅茶の味なんです。コーヒー好きですけど、これは外せません。
頭カラッポで味わって、写真集を眺める。仕事を頑張ったからイイんです。持ち帰りで、焼き菓子×2、¥?
パティシェールの方が、わたくしの事を覚えておられました、ありがたい事です。ところで、わたくしってそんなキャラ濃い?
金沢の路地裏 |
本の写真と似たようなもんでしょ。逆光はともかく。
この辺りは絵もしくは写真になる風景が溢れています。おそらく地元の人は、「えっ、そう?」と仰るでしょうけど。これが旅人の視点です。
自炊で夕食 |
さあ、御飯つくるで~。お米は1.5合を持参して全部炊いておく。炊飯器は宿にあります。これで三食分です。
近江町市場で金時草という加賀野菜を見つけました。紫色がキレイなので、この色を生かして調理したいな。
玉葱と豚肉、飲み水は宿の近所のスーパーで購入、めちゃ近所&便利。
今晩のおかず。能登産もち豚とぎんばさの炒め物。味付けは厨房にあった塩と醤油、料理酒だけ。ぎんばさは潮の香りが豊かで、わかめより味が濃い。陸の食材に海の風味が相まって妙に美味しい。
それと金時草と加賀レンコンの酢の物。お察しのとおり、ストックで買った金沢ピクルスと金時草を和えただけ、イイんですそれで。金時草は菊菜みたいな強い風味はありませんが、水菜ほど淡泊でもない食べやすい野菜です。辛子和えも美味しそうです。
旅先にしては意外と健康的な献立でしょ。でも、なんか足りないモノがある。答えは後日に。
宿で夜カフェ |
今夜はおやつ付き。エルパソで買った焼き菓子と緑のアールグレイ。ティーバックで頂いたんです。
フロランタンは、スタッフの彼女へ。晩御飯は仕事が終わる午後九時以降とのことだったので。「(緑のアールグレイが)すごく美味しい」、「あ~これで(仕事終わりまで)持ちそうです」
そこで情報交換と呼ばれる無駄話。わたくし、「OH LIFEとエルパソはイイですよ。」
彼女、「〇〇(パティスリーカフェ)のケーキは美味しかった。」、「〇〇(後述するカフェ)は素敵でした。」
わたくし、「あ~あそこいいですよね、前回初めて行きました。」
その2へ続く。