2015年2月28日土曜日

平成27年2月の独り言

美術鑑賞について。このブログに記載の通り、美術館によく訪れます。このブログを始めてからは、陶磁器関係の展覧会ばかりですが、現代美術も好きです。もしかすると、美術に関する知識が豊富なのかと思われるかもしれませんが、そんなものは持ち合わせておりません。実際、感想も大したことは書いていません。

わたくしの、鑑賞態度を表す、丁度良い言葉があります。「Don’t think. Feel.」(考えるな、感じなさい)です。教養の無さを開き直っているわけです。さらに、作品の前に立った時、題名も解説も読みません。何をしているのかと言うと、作品を見ると同時に、自分の内面を観察しています。

この作品は何を感じさせてくれるのか、何を考えさせてくれるのか。自分の内面にどんな変化が起こるのか。これがわたくしの、極めて身勝手な鑑賞法です。この意味において、ある作品は個人的に良くて、ある作品には関心が無い。まぁ、美術館に展示されている時点で、どの作品も一般的に高水準なモノであることは弁えていますが。

確かに、村上隆さんが「芸術闘争論」でおっしゃっていた通り、好き嫌いで見ているだけでは、まともに理解など出来ません。歴史的な文脈や同時代の了解事項を無視して、作品について語ったところで寝言にすぎません。

ただ、わたくしは批評家でもなければ、作品を発表する芸術家でもありません。公の場で作品を論じる事などありません。単に、興味本位でふらっと立ち寄って、限られた時間で楽しんで、いい気分になって帰るだけです。日常をすこし刺激してくれれば、十分です。

不遜な態度でしょうか。でも、モノを創り出す人々を尊敬はしてるんですけどね、自分の理解や好みの範囲内ではありますが。

余談ですが、「芸術闘争論」は勉強になるよ~。

平成27年2月の支出合計

食費   15,000−13,387=+¥1,613

雑費   15,000−11,655=+¥3,345

こずかい 30,000−35,646=−¥5,646

予備費  10,000−5,646=+¥4,354

 今月で最後、お米代が浮いています。それにしても、洋菓子をよく食べました。特別に疲れていた訳ではなかったのですが、寝不足のせいかな?それとも、バイオリズム?いずれにせよ、我慢するとイライラするので、仕方がない。うん。
 パーフェクトポーションでの買い物は、本来は雑費で支出すべき。でも、二個買うと予備費を使っても予算に収まらないので、カード払い(扱い)はやむを得ない。今までの剰余金があるし大丈夫。

平成27年2月23日~28日

2月23日(月)



食費   スーパー ¥396

2月25日(水)


こずかい  Resturant La table au japon  ¥7,740

アミューズ、オリーブの実

ラ・ターブル・オ・ジャポンhttp://www.latable-jpn.com/ 火・第二水休

昨年の秋にランチで感動して、今回のディナーも凄かった。こちらのお店は、プリフィクスなので好きなものを選びましょう。MENU B ¥5,990。

おつまみとして、数種類のオリーブのオイル漬け。アミューズは、タスマニアサーモンの...。プチプチとしたイクラ?が添えてある。さわやかな香りと鮭の風味が良く、カルパッチョみたいな感じ。

グレープフルーツのような苦みが少し、柿のような色の、カンパリオレンジ ¥750。






前菜

長崎県産イノシシとフォワグラ、プルーンのテリーヌ グランマニエの香り。

主菜と併せて、今日はジビエ祭りだ。

パテドカンパーニュよりしっかりとした歯応えがあって、ほとんど肉の塊。噛み締めていると、甘みがふわり。甘いプルーン、濃厚なフォワグラとも調和して、野性味より繊細さを感じる。

プチプチのタスマニアマスタードとフワフワのディジョンマスタードで変化を楽しむ。








本日の魚料理

五島列島産ヒメジのポワレ サフランソース

ヒメジは冬が旬。タラやアマダイに似たプリップリ且つフワフワの白身。赤い皮目はカリッと。

サフランソースは控え目で魚を引き立てるような方向性かな。これがいい。ブールブラン(白ワインとワインビネガー、バターのソース)のようにコッテリとして、ソースの旨みで食べさせるのではない。

素人の感想ですが、焼き加減の仕上がりが、体験した事の無い高水準のような気がする。







主菜

熟成エゾ鹿ロースのポワレ 栗と粒コショウの二種のソース(+¥1,000)

鹿肉にも熟成肉があるのか!シェフもその味に感動されたそうです。

こちらも火入れが秀逸。外側のカリッとした焼き目が、わたくしの好み。内側はパサつきなど皆無で、とろけるような食感さえある。鹿肉の風味は、これも野性味より洗練された特有の旨みが漂う。

この料理のソースも、主張の強いものではなく、調和型。真ん中のピュレ状の、少し甘い栗のソースをあわせるのは面白い。粒コショウのソースとの相性は、正統派の美味しさ。

忘れてはならないことは、付け合わせの野菜も美味しい。例えば主菜の黄色の細長い野菜は、人参のようですが、さつまいもに似た甘さ。特に強調されてはいませんが、野菜も吟味されているようです。


デザート

温かいチョコレートのケーキ

レモンとキャラメルのアイスクリーム添えです。チョコケーキは真ん中がとろり。フォンダンショコラ?やさしい味わい。

〆はエスプレッソと小菓子のラングドシャ。

それにしても、どの料理にも包み込むようなやさしさがある。丁寧な話しぶりのシェフの人柄そのものなのでしょうか。きらびやかな味と盛り付けで客を圧倒する料理もいいけど、陽だまりのように心を暖かくしてくれる料理と接客のこの店を、わたくしは支持します。






2月27日(金)


雑費    スーパー ¥332

こずかい   テクノパン ¥870

テクノパンhttps://ja-jp.facebook.com/Technobread 075-631-5599 火水休

モチモチ感にはまってきた、ベーグルサンド、¥230。チョコラスク(冬季限定)のミルクチョコとイチゴ、各¥320。新作の、ホワイトチョコとイチゴのラスクが甘酸っぱくて最高。噛んでいると、サクサクという音が頭の中に響いて、心地よくなる。食べる手が止まらない。

すいません、画像はお店のフェイスブックで御覧ください。

2月28日(土)


食費   うまれたてやさい ¥350  スーパー ¥604

雑費   トレチプレッシィ ¥1,458

こずかい  微風台南 ¥842  喫茶店 ¥1,080

鴨川

本日の鴨川。柔らかい日差し。でも、少し寒い。















ルッコラ、紫にんじん

晴れやかファームマルシェ うまれたてやさい 080-6175-5164 日月休

三条会商店街の中ほどにある、無農薬野菜のお店。滋賀県東近江市の畑より。

ルッコラ、¥150。紫にんじん、¥200。サラダにしよう。たまにしか訪れていませんが、香りも味も高品質です。










サンタクローチェ

トレチプレッシィhttp://tre-cipressi.com/ 075-821-3561 日月休

オリーブオイルとバルサミコを主に取り扱う、イタリア食材のお店。

量り売りの、サンタクローチェ(300ml)、¥1,458。この味、豊かな風味でこの価格。高品質なオリーブ油をお手頃価格で届けるため、現在四種類の量り売りをされています。

量り売りも、瓶で販売のオリーブ油も大概、味見ができます。それがいつも楽しみ。

業界情報。今季産地によってはオリーブが不作なので、値上がりする商品があるとの事。欲しい人は急げ。










魚肉飯

台湾食堂 微風台南 TEARSⅡ 075-211-9817 月休

新店かと思っていましたが、以前はTEARSという店名だったそうです。(アイタルガボンの店主の情報です)

昼ごはんとして、魚肉飯 ルーローファン(台南式豚バラ煮込みご飯)の中椀、¥600+税。台湾の定番のお惣菜とメニューに書いていたような気がする、油豆腐、¥80+税。茶玉子、¥100+税。

台湾料理は日本人に合うと聞いていましたが、まさしくあっさり目で食べ飽きない。豚バラ煮込みは脂身が少なく、甘さの味付けが控え目。お茶で炊いた玉子は、ほうじ茶のような焙煎香と、ジャスミン茶のような爽やかな香りが混ざって何とも言えない芳香。

坪庭もある日本家屋に、台湾風?の落ち着く店内。通し営業されているので、今度は台湾甘味も楽しみたい。

2015年2月22日日曜日

平成27年2月16日~22日

2月16日(月)


食費  スーパー ¥311

雑費  ガソリン(スクーター) ¥544

2月17日(火)


こずかい オ・グルニエ・ドール ¥970  ガソリン(ストリートトリプルR) ¥1,000

モンモランシー、タルトムースショコラ

オ・グルニエ・ドール 075-213-7782 水休

外側がフカフカ、チョコが含まれた内側はムッチリしていてパン生地のような、モンモランシー、¥440。

土台はしっとりチョコのスポンジ、その上にチョコムース、それら二層の間にナッツ。タルトムースショコラ、¥530。ピラミッドもいいけど、こちらも定番で、昔から好き。

斜め向かいのサロンは、夕方でも空席待ちの人がいる。さすが。







2月18日(水)


食費   スーパー デニッシュ食パン ¥290

雑費   スーパー おいしい米サラダ油 ¥774

こずかい  亮昌 ¥750   ひつじ ¥572

カード払い(扱い)  パーフェクトポーション ¥10,368

ぎょうざ定食

ぎょうざ処 亮昌http://mrmd.co.jp/sukemasa/ 075-201-6175 無休

数年前、おそらく12月の下旬に開店されて、すぐに訪れた記憶がある。店員さんが驚いていて、「(店の)前をよく通るんです。それで気になって」と言った覚えがある。当時は、驚異の¥690だった、ぎょうざ定食、¥750。今でも十分、安くて有難い。

旨味調味料が、おそらく無添加なのが良い。あれ、わざとらしい画一的な味になるから。パリッとした餃子をよく噛んで、しみじみ味わう。真似したい浅漬け、ミンチの入った味噌汁、よく出来ている。







ドーナツ三種類
 
ひつじ 075-221-6534 月火休

御所南、夷川通のドーナツ専門店。食感は店名のとうり、フワフワ。パリパリ感至上主義者のわたくしも夢中。

左から、ビターチョコ、和三盆、きび糖とクリームチーズ、合わせて¥572。生地を味わうためか、甘さスッキリ。

ビターチョコは、フワフワのチョコドーナツに、さらにチョコがコーティングされていて、パリフワの食感。和三盆ときび糖は、小袋で別添えになっているので、それぞれのドーナツの袋に振り入れて、シャカシャカ振って塗しましょう。





ナリッシュダブルクリーム、レプレニッシュ

パーフェクトポーション京都http://www.perfectpotion.co.jp/ 075-212-3220

全身を保湿、保護する、ナリッシュダブルクリーム、¥5,616。

新製品のようで、ハンドクリームとして購入。お風呂上りに使ってみると、効果テキメン。翌朝、見るからに手が潤ってる!油分で手がコーティングされているような感覚もある。今年のヒット商品かも。

乾燥肌に良いとの事で、いわゆる化粧水、レプレニッシュ、¥4,752。リピート購入です。フランキンセンス&ローズモイスチャークリームと合わせて使用。頬がヒリヒリしたり、粉をふくことが無くなった。





2月19日(木)


食費   スーパー ¥790

雑費   スーパー ¥1,216   ホームセンター ¥706


2月21日(土)


食費    ハナカゴ ¥320

こずかい   マンボ飯店 ¥900   パティスリーエス ¥2,959

カード払い(扱い) ハードコンタクトレンズ、ワンデイレンズなど ¥17,130

バタール

ハナカゴ 075-231-8945 日月休

北海道産ハルユタカという小麦粉を使用した、バタール、¥320。

ポップの説明の通り、内側もっちり、外側パリッと。焼いた時の香りが豊かで、バターをたっぷり塗ってしまう。おかず無しでもいいか、と思えるくらいご馳走感がある。










ランチメニュー

マンボ飯店https://ja-jp.facebook.com/mambohanten 075-757-7645 水休

ランチメニューの定番。十八穀とかしわの中華粥と旬野菜のスチームサラダ(ミニ杏仁豆腐付き)、¥900。

実に、健康的で胃にも優しい。粥には生姜が入っているようで、身体がポカポカ。

夜のメニューを眺めていると、多彩で、そそられる料理ばかり。こんな中華料理店をずっと待っていたんです。







マジア、ムラングシャンティキャラメル

パティスリーエスhttp://patisserie-s.com/ 075-361-5521 水・木不定休

六周年を迎えられました。その記念限定品、マジア、¥600+税。カシスのバタークリームとグリオットチェリーのムース、とろりとしたチョコの層、マジアというグラッパが香る。名前の通り魔法にかけられて、心地よく陶酔する。

初めて訪れた時に味わって感動した、ムラングシャンティーキャラメル、¥380+税。斬新だなぁと思ったものですが、古典菓子だったんですね。でも、この軽やかさが現代的なんでしょう。コーヒー(モカワイニ)、¥500+税。







ミルフィーユアレクサンダー

追加しようと思いましたが、空席待ちの方が居たので持ち帰りにした、ミルフィーユアレクサンダー、¥600+税。こちらも、六周年記念限定品。

まず、名前がいい。アレクサンドロス大王が好きなんです、関係ないけど。フェイスブックによると、バタークリームに含まれているグランマニエの名前だそうです。下がキャラメルのバタークリームとの事。

ケーキを一日に三個も食べるって、信じられませんか?このお店には、イートインで十個お召し上がりになったお客さんがいるそうです。上には上があります、わたくしなど、まだまだ。







マカロン三種

こちらも持ち帰りの、…ノワゼット、アニスヴェール、カモミール、各¥220+税。マカロンはほとんど食べたことが無いので、どんなんかな?

賞味期限24日までなので、明日から一日一個、コーヒーのお供にします。

22日に味わった感想ですけど、ねっとりとした食感の外側、サッパリとした内側のクリーム。食べ応えがあって良い、物足りなさはない。色んな味があったから、また買おう。

パリのオープンテラスのカフェで、マカロンをつまみながら、コーヒーを飲んでいるおじさんの姿を思い出した。






2月22日(日)


食費   ロジャヴェルデ ¥1,190    デパ地下 やりいか ¥450

雑費   デパ地下 みやこの料理酒、よつ葉バター、など ¥1,885

やりいか

小さめの槍烏賊、五杯で¥450。高いのか安いのか分からないが、美味しそうだったので。

「魚の便利帳」によると、冬の漁獲量が多く、人気が高いそうです。確かに、柔らかく旨みもあって美味しい。下拵えが手間ですが、その甲斐はあります。

料理を楽しむためには、食材にこだわるのもひとつの手段です。

2015年2月15日日曜日

平成27年2月9日~15日

2月9日(月)


食費   スーパー ¥1,692     ロジャヴェルデ ¥1,000

雑費   スーパー  ¥482  デパ地下 飯尾醸造 ¥1,663

ロジャヴェルデhttp://www.loja-verde.net/ 075-211-3321 火休

大根、さつまいも×2、あやめ雪×2、¥1,000。

無性に、大根が食べたくなった。辛みのある先端は、おろして薬味にして、さんまの開きと共に。真ん中は煮物。葉に近い部分は、甘味があるので、サラダに。

この使い分け、「野菜の便利帳」の受け売りです。








富士玄米黒酢

飯尾醸造https://www.iio-jozo.co.jp/

某デパ地下は、調味料マニアにはたまらない品揃えです。そこで、酢といえば、飯尾醸造。

主に、水で薄めて砂糖を加えて、美味しい飲み物として使用している、富士玄米黒酢、¥1,663。酸味よりコクが際立つ。なんちゃって酢豚を作るときも活用。

普段の料理では、富士酢プレミアムを愛用。驚異的にまろやかな酢なので、酸味より旨みを加える調味料。ホームページのレシピ集は参考になります。

いずれの酢も旨みが多いので、少量で味が決まり、素材の風味を生かす事が出来る。

ホームページを見ていると、こんなふうにモノづくりができたらなぁと憧れます。いつか、京都府北部、宮津市の本社販売店を訪れたい。






2月11日(水・祝)


食費   プルンニャ ¥500

こずかい  ミジンコブンコ ¥1,400  ガトードボア ラボ ¥1,663

プルンニャhttps://www.facebook.com/ilfico.ichijiku 0774-66-7785 火休・他不定休

2月7日(土)、城陽市に開店した、プレミアムなプレーンの食パン専門店。セクションドールのシェフに教えてもらいました。

ほかほか、焼き立て食パン一斤、¥500。それと共に、パンフレットが付随しています。

パンフレットによると、北海道産小麦「春よ恋」、あこ天然酵母、ドゥセーブル産発酵バター、ブルターニュ産ゲランドの塩、国産天然水の厳選素材を用いて、短時間焼成によって作り上げているとの事。

バケット派のわたくしですが、期待が高まります。





手前が生のまま、奥が少し焼いたもの。

買った当日は、生で食べることを勧めておられます。確かに、甘みを感じる。この味を堪能するには、バターやジャムなどは付けるべきではない。

でも、小学生の給食の頃から生の食パンは苦手です。やっぱり、焼いた方が好み。香ばしさが出る代わりに、甘みが少し減るような気もしますが美味しい。

一般的に日本人は食パンが大好きなので、このお店がどの様に評価されるのか興味深々です。フェイスブックを見ると、ラスクもあった。今度、買おう。





チキンカリィ、スープ付き

ミジンコブンコmijincobunco.com/ 0742-24-8231 日月休

お察しの通り、去年のサヴィの奈良特集で紹介されていた店。写真で分かりました、好きだった「らんる」のあった場所って。

実際、店主曰く、「らんるの方には良くしてもらっている」とおっしゃっていました。場所だけでなく、(メニューは違いますが)「らんる」の美味しさ、居心地の良さ、人柄の良さまで引き継いでおられるようで、うれしくなりました。

で、昼ごはんとして、看板メニューのチキンカリィとチャイのセット、¥1,050。

味は喫茶店のカレーというより、専門店のそれ。店の古き良き、懐かしい雰囲気とは正反対の、すがすがしい辛みとキレのある旨みで、現代的なカレーと言える。スープはおそらく、かぶのポタージュ。手抜きなしです。


ミジンコカリィノモト

同じ味が再現できるとは思わないが、自分用のお土産として購入。ミジンコカリィノモト、¥350。

スパイスの香りがプンプンしています。ホームページにレシピが載っています。

素敵な空間と時間が受け継がれてゆく、心底良かったと思う。










ブレンドコーヒー、アンブロワジー、エヴェレスト

ガトードボア ラボwww.gateau-des-bois.com/ 0742-93-8016 水休

奈良の名店。以前から知っていましたが、ど~せ行列になっているだろうと思って避けていたので、今回が初来店。

ブレンドコーヒー、¥420+税。ツヤツヤ見目麗しい、チョコムースとピスタチオのババロワの、アンブロワジー、¥630+税。

スポンジが土台の、ムースのチーズケーキ?、エヴェレスト、¥490+税。

いずれも驚いたのが、舌触り。ギリギリ液体になる一歩手前ではと思えるくらい柔らかく、なめらか。フォークで切り取っても形は保っているのだが、口の中に入れると優しい味わいと共に、静かに穏やかに流れ去ってゆく。いや~、まぁ~、何と言うか、表現が思い当たらないくらい素晴らしい。

今日は祝日なので営業されていました。わざわざ来た甲斐がありました。

2月13日(金)


食費   スーパー ¥1,130

2月14日(土)


雑費    有機無添加だいごみ(赤味噌)、ふるさ糖(粗製三温糖)  ¥1,232

こずかい  kashiya ¥1,850

チーズケーキ
カシヤ 075-708-5244 火休

先月31日に訪れたデザート専門店とは、こちらの事です。そして、この店を強く勧めてくれたのは、ピッツェリア・ダユウキに勤めている、若いスタッフの洋菓子好きの彼です。休憩時間によく訪れているそうです。

名前は普通ですが、味わいは異次元のCHEESE CAKE、¥1200。チーズと白餡の二種のムースの上にホワイトチョコを加えた求肥が被せられている。市松模様のフランボワーズの寒天?とシナモンクッキー?の上に、ホワイトチョコのアイス。

マリアージュフレールのマルコポーロ(紅茶)、¥750。セットで−¥100。甘く華やかな香り。紅茶のことは詳しくありませんが、貴族と呼ばれる人々は、このような飲み物を嗜むのでしょうか。

前回訪れた時も思ったのですが、洋菓子の感覚で評価してしまうと、素晴らしさを見落とすのではないか。洋菓子ではない、和菓子でもない、あるいはどちらでもあると捉えられるような、これまでに無いお菓子。和菓子の素材を用いること自体は、珍しくはない。だが、西洋のものと和のものが自然に融合し、新しい次元を切り開いていることが凄いのです。誰の目にも斬新である事と同様に、不自然さがまったく感じられないということも、凄いのです。

2月15日(日)


雑費  バールカウダ ¥1,200

こずかい  イル・フィーコ ¥2,050  バールカウダ ¥1,280  プルンニャ ¥800

前菜

リストランテ イル・フィーコhttp://il-fico.com/ 0774-26-2873 火休

ピッツェリア イル・フィーコと食パン専門店プルンニャのオーナーであり、城陽メルカートの主催者でもあるシェフの営むリストランテ。

2月のランチ、¥1500+税。先ずは、主に城陽産の野菜が盛りだくさんの前菜。

特筆すべきは、タスマニアマスタードが乗っている、鶏軟骨の白ワイン煮込み。軟骨のコリコリ、マスタードのプチプチ、鶏肉のシットリ。食感が楽しい冷菜。

それと、ありそうでなかった、生ハムのポテサラ。当然普通のハムより塩気があって、存在感があります。その事によって、ポテサラがご馳走へと進化している。




スープ

城陽産聖護院かぶらのスープ。

京都にあるイタリア料理店ならではの、スープ。

出汁とかぶらの風味がしっかり。たぶん、生クリームは含まれていないか、少しだけだと思う。満席で忙しくされていたので、質問はできませんでした。










パスタ

色々な貝と城陽のほうれん草のソース ストラッチ(+¥400+税)。隣のパンは、プルンニャの甘みのあるパン。

ストラッチとは、布という意味との事。ひらひらの自家製パスタとほうれん草、ムール貝、アサリを唐辛子の効いたソースで味わう。

実は、パスタの代わりにピッツァを注文することも可能です。隣のピッツェリアから運んで来てくれます。つまり、二人で訪れれば、分けてパスタもピッツァも楽しむ事が出来るのです。お客さんにも大好評だそうですが、ランチのみの自由な仕組みです。ご注意ください。







ドルチェ

パンナコッタとラムレーズン入りのホワイトチョコのムース。それと、コーヒーor紅茶。

メイン料理を、+¥1,000(+税)で追加してフルコースを楽しむこともできます。当日は、子牛のステーキのようでした。注文しようかと迷いましたが、夜は実家ですき焼きだから我慢しました。

お手頃価格のありがたいお店。










バールカウダhttps://www.facebook.com/cauda910?rf=157686467575921 0742-43-0114 月休

ネルドリップで淹れてもらったコーヒー、新入荷のコロンビア・ドミンゴ。口の中で香りが膨らむ。

舌触りはコッテリ、味はサッパリさわやかな黒豆チーズケーキ。これはいい。ケーキセットで、たぶん¥850。

〆に、エスプレッソ・ドッピオ、たぶん¥430。

今日は、カウンターに座れたので、マスターからコーヒーについて、色々伺うことができました。楽しく勉強になる。




コロンビア・ドミンゴ

豆のままで、コロンビア・ドミンゴ(200g)、¥1200。

わたくしは、いつもペーパードリップです。マスターがネルドリップで淹れてくれたものと、味は違うものかと試してみたら、別物かと思いました。

確かに、抽出方法だけでなく、豆の挽き具合、豆の量、湯の温度など条件は異なることばかりなので、当然なのでしょう。

美味しいので問題は無いのですが、興味深い現象でした。







ラスク

プルンニャ 0774-66-7785 火休

実家へのお土産の、食パン一斤、¥500。自分用のお土産、チーズ味のラスク、¥300。

どうしても、ピンぼけ。それはともかく、お酒に合うとおっしゃっていた、チーズラスク。これも、やめられない、とまらないの一品。

他にも四種類くらいありました。定番のシュガーとあとは...忘れた。

2015年2月8日日曜日

平成27年2月1日~8日

2月1日(日)


食費   ノモケマナ ¥720

こずかい  奈良県立美術館 ¥400  ぽくぽく ¥1,800  カフェ ¥1,260  電車賃 ¥1,240


奈良県立美術館 0742-23-3968 月休館

起床すると、京都は雪でした。そうだ、奈良に行こう。雪のならまちは趣がありそうだ。しかし、奈良では、雨すら全く降っていませんでした。

偶然、趣味に合う企画展が開催中。「富本憲吉展 華麗なる色絵・金銀彩」~3月15日迄、一般¥400。

楽焼・染付・色絵・白磁など多様な作品を生み出されましたが、特に羊歯模様の角瓶や陶板が印象に残りました。代表作とされる、「赤地金銀彩羊歯模様蓋付飾壺」は、金と銀のシダが中心に向かって、渦を巻いている様が圧巻です。

また、富本が研究のために訪れた、石川県の九谷焼も展示されています。三代目徳田八十吉の「耀彩花器」、「耀彩鉢」は、器の中に満たされた光が分散して、虹が表面に定着したかのようです。神業。


さくさくとんかつ

ヤマトポークとカフェ 器のお店 ぽくぽくhttp://pokupoku-yamato.cocolog-nifty.com/ 0742-31-2537 第一月・火休

塩で食べるサクサクとんかつ(150g)のセット、¥1800。100g、120g、200gもあり。

やや低めの温度で揚げているそうで、ヤマトポークは驚異的に瑞々しく、サラッと軽い脂と旨みが溢れている。衣も未体験の軽さで、サクサクを感じた瞬間に、その存在を忘れる。この繊細なとんかつを、数種類のスパイスを合わせたゲランドの塩で味わう。肉の旨みと甘味がより強調される。とんかつの概念が変わった。

さらに、食前の鳴門産メカブ茶、十八穀ごはん、野菜たっぷりの汁物、牛蒡とほうれん草の小鉢、おそらく自家製ドレッシングで味わうキャベツ、最後に黒烏龍茶。全くスキが無い。健康的かつご馳走でもある、完全無欠な定食。勝手に奈良名物に認定。



ロッケンブロート

ノモケマナ 0742-24-4560 火水休

ツーリングの際、度々訪れている粉の風味溢れるパンの店。ナマケモノの反対、つまり働き者だと、ある方がおっしゃっていました。

ライ麦100%のロッケンブロート、¥720。外側には、ライ麦特有のツンとした風味がある。黒糖パンのような内側には、とろける様な食感がある。チーズや半熟目玉焼き、きんぴらごぼうをのせて、タルティーヌな感じで食べるのがお勧め。

このお店のパンも、勝手に奈良名物に認定。奈良に旨いものアリ。







「鹿せんべい、くれ。頼むから、くれ。くれ、くれ、くれ!」

鹿の目力に、ちびっ子がビビッていました。

バイクツーリングでは訪れる事が出来ない、ならまち、きたまちをブラブラ散策しました。次回は早起きして、お寺も参拝しないと。

京都大好きですが、奈良には住んでもよいと思えます。







2月2日(月)


食費   スーパー ¥1,404  ロジャヴェルデ ¥2,290

雑費   スーパー ¥163


2月5日(木)


こずかい   キラメキノトリ ¥750   オ・グルニエ・ドール ¥1,060

まぜそば直太朗

キラメキノトリ 075-231-2505 無休  

短期間に同じ店を訪れることは避けているのですが、食べたくて仕方なかった、まぜそば「直太朗」(小)、¥750。麺の量は、小(たぶん150g)・並・大とも同じ値段。

甘辛のそぼろ、煮干し?の粉、卵黄、にんにく、葱、海苔をしっかり混ぜて味わう。濃厚だが、キレもある。二回目だが、やっぱり美味しい。

ご飯は、最後に残った具と混ぜて、しっかり完食。

食後は、自分でもびっくりするくらい、にんにく臭くなるので注意。にんにく抜き可能です。





プティ・ポ・フロマージュ、トリヤングル

オ・グルニエ・ドール 075-213-7782 水休

言わずと知れた、京都の名店。開店当初は、ゆっくりイートイン出来たのですが、ここ数年は、持ち帰りのみです。並んで待つの嫌なんです。

定番のプティ・ポ・フロマージュ、¥540。蓋になっているホワイトチョコを崩して、木苺のソース、チーズのトロトロなめらかクリームを下からすくって混ぜて楽しむ。器は返却すると、¥30が帰ってくる仕組み。ちなみに、敷皿は私物です。

常温保存を求められたので、焼き菓子なのかな、トリヤングル、¥520。キメの細かいチョコレートを、マカロンの外側に似たサクふわの生地が包んでいる。素朴という言葉では片付けたくはない魅力がある。

こちらのお菓子は、どこかが突出していたり、何かが足りない、ということが無い。万人受けするけど、マニアも唸らせる。完成度が高いと言うべきか、普遍に到達していると言うべきか、いずれにせよ凄い事です。


2月7日(土)


こずかい   Radio Bagel ¥810  みつばち ¥900  アイタルガボン ¥700

深泥池

今日は寒さが和らぎ、サイクリング。

冬枯れの深泥池。河童に遭遇するのではと心配になりましたが、杞憂でした。













ペリエとベーグルサンド

レディオベーグルhttp://www.radiobagel.com/ 075-724-2274 月休

深泥池に近い、ベーグル専門店。数年前に上賀茂神社の手作り市で出会って以来、実店舗には初めて訪れました。現在は、お店が忙しいので、手作り市には出店されていないそうです。

九条ねぎのクリームチーズを挟んだ、全粒粉のベーグルサンドウィッチ、¥388。サンドウィッチとのセットで−¥30のペリエ、¥250。

追加で、豆乳のベーグル、¥172。

バケットやカンパーニュもいいけど、表面だけチョイパリで、ほとんどモチモチのベーグルも美味しいものです。わたくしの中に、ベーグルのビッグウェーブが来る予感。




おうす、抹茶クリームあんみつ

みつばち 075-213-2144 日月休

店の前を通ると、週末の昼下がりなのに珍しく席が空いていた。迷わず、突入。

厳選素材で構成された、抹茶クリームあんみつ、¥700。セット料金の柳桜園のおうす、¥200。

弾力はあるけど、決して固くはない白玉。濃厚な抹茶アイス。少し歯応えのある寒天。サッパリ目のあんことあんず。これらを、後味のよい黒蜜がまとめる。気軽だけど、洗練されています。

味以外にも美意識の詰まった、かわいいお店。





イルガチェフェ

アイタルガボンhttp://italgabon.blog133.fc2.com/ 不定休

エスプレッソマシーンの横のカウンターで、今日は、立ち飲み。エスプレッソ立ち飲み振興会が勝手に推薦。

撮影忘れの、インドネシアLCFマンデリンのエスプレッソ・ドッピオ、¥400。バランスが良くて、好きな定番。

エスプレッソメニューのお代わりは、−¥50の、エチオピア・イルガチェフェ・アリーチャのソロ(30ml)、¥300。華やかな香りが、口の中にひろがる。

私事ですが、深泥池へ向かって、鴨川沿いを走っている途中に、ハードコンタクトレンズを落しました(怒)。しかし、素敵なお店のおかげで、まぁ~いいか。気分が晴れやか。