2015年6月22日月曜日

平成27年6月15日~21日

6月15日(月)


食費  スーパー ¥957

6月16日(火)


こずかい  aca1° ¥11,420

金目鯛の炭火焼

アカ 075-223-3002 不定休

やっと、再び訪れる事ができた、スペイン料理店。前回はアラカルト方式でしたが、現在は¥10,000(+税)コースのみです。期待が高まります。全皿掲載しようと思っていましたが、ピンボケ画像は、残念ながら省略しました。

一品目、トウモロコシの冷製スープ、シルバーコーン(白粒種)の炭火焼添え。甘い、なめらか。後の料理への期待が膨らむ、理想的な、和食で言うところの先付け。

二品目、熟成金目鯛の炭火焼、ソースロメスコ。熟成によるのか炭火によるのか、身が驚異的にみずみずしく、しっとり。これは火入れによる、旨みの流出が一切無いという事なのでしょうか。皮目が香ばしく、白身に旨みが溢れる。甘みのある胡桃とパプリカのソース、というよりペーストですが、それを合わせると色気が漂う。



白エビの色素抜きトマト掛け

三品目、白エビの色素抜きトマト掛け。コリコリとした食感はクラゲ。白エビの甘みを引き立てる白いトマトは、スダチを香らせ、梅雨の湿気を忘れさせてくれる。

四品目、馬肉のソブラサーダ。本来は豚肉ですが、馬肉のタルタルを少し炭火で焼いたもの。そこにシェフがナイフで切り込みを入れて、低温(65℃?)で加熱した卵黄、ニンニクとパプリカ?のサクサクした粉状のものを混ぜて提供してくれます。

お察しの通り、舌触りがユッケに近い。ニンニクの旨みと風味が強く、しかし、同時に後口も良い。前回も食べましたが、やっぱり美味しい。

シェフがアンダルシア地方に訪れた際、朝食でお召し上がりになった思い出の味だそうです。





アワビのフライ

五品目、アワビのシンプルなフライ。コクのあるアワビの肝のソースで味わう。薄くて繊細な衣、そしてオリーブオイルで揚げたためか、油っぽさは皆無。添えられている白い、小さな花はセロリのそれで、まさにセロリの芳香。

そうそう、飲み物はスペインのカクテル、レブヒート、¥580+税。シェリー+ジンジャーエールにレモンを加えた、少し甘く少し苦い、サッパリ飲料。

ところで、アラカルトからコースへの変更は、シェフが食べて欲しい料理を、存分に味わって欲しいとの意図だそうです。だから、バルではなく、レストランとして訪れましょう。当然、予約が望ましい。






鱧のカルドソ

六品目、鱧のカルドソ。カルドソとは、バレンシア地方のお米のスープだそうです。そこに炭火で焼いた鱧を合わせるのが、京都らしさ。朝食でも良さそうな、ジュンサイ入りのやさしい味のスープ。

調理前にきちんと、骨切りされていました。西洋料理の調理師でも、和食の技術を身に付けているのが凄い。

コースには、自家製パンが付いています。残ったスープに、そのパンを浸けるのもアリです。








近江牛の炭火焼

七品目、近江牛のもも肉の炭火焼、赤いパプリカと黒ニンニクの二種のソース。柔らかくもあり、歯応えもある肉。しっかり噛んで味わう。

どちらかと言えば、パプリカソースが好みです。肉の楽しみが広がるようで。初めてですが、黒にんにくって、果物みたいな風味です。特有の匂いも無い。

イモに見える付け合わせは、アピオスと言うマメです。非常に肌理の細かい食感で、甘みの強い美味しい野菜です。








毛蟹のパエリア

八品目、毛蟹のパエリア。ピンボケですが、これは掲載したい。炊き上がると、蓋を開ける前から、美味しい匂いが漂います。シェフが皿に取り分けてくれます。ホタテ、イカ、おそらくカニみそも含まれていて、豊かな風味、贅沢な気分。

丹後のお米を使用されています。釜飯、雑炊、リゾットとも違う、独特の米の歯応えが楽しい。お焦げの風味もあります。手前には、実山椒入りの、ニンニクマヨネーズ(アイオリソース?)。これをつけると、複雑な味になるなぁ。









コーヒーと生チョコ

九品目、ジャスミンアイスクリームと果物色々、(食用の)花を添えて。乳脂肪分が多いのか、トロリとしている。

十品目、コーヒーor紅茶、岩塩の効いた生チョコ。これ前回も食べて好きだったんです。カカオの粉?、これをまぶして食べましょう。

今回も会話も楽しく、多彩な料理を堪能しました。スペイン料理の事は良く知りませんが、香りを意識されている印象です。また、和の食材や技法も上手く取り入れておられて、ご馳走感が十二分にありました。個人的にはコースになって良かった。アラカルトだと欲望が暴走して、まとまりがなくなる事があるので。






6月18日(木)


食費  デパ地下 ¥531  ロジャヴェルデ ¥1,400

雑費  デパ地下 よつ葉パンにおいしい発酵バター ¥320

ロジャヴェルデ 075-211-3321 無休

ズッキーニ、インカのひとみ×2、ニンジン、万願寺唐辛子?×7、合計¥1,400。

「インカのめざめ」に続く新品種、インカのひとみ。ジャガイモの旨みが濃厚です。他の食材と煮込むより、それだけを焼くか蒸して食べるのに適している。




ついに、定番のよつ葉バター(150g)が入手困難になった。代わりに買った、パンにおいしい発酵バター(100g)は、確かにクセになる香りがする。




6月20日(土)


雑費   パーフェクトポーション ¥2,160  スーパー ビール等 ¥312  ガソリン(スクーター) ¥499

こずかい  京都みなみ会館 ¥0(招待券)  美玉屋 ¥1,080

デオドラントスプレー

パーフェクトポーション京都http://www.perfectpotion.co.jp/ 075-212-3220 不定休

この季節ですから、必要不可欠なものです。フレッシュフラワー デオドラント(125ml)、¥2,160。

ほんのり甘い香りがするものの、香水のように後に残るわけではありません。汗を止めることなく、ニオイを抑えてくれるのが良い。

今のところ、夜にお風呂上りに一回スプレーするだけで、夕方までは無臭で過ごせます。













京都みなみ会館 「騒音」~6月26日迄

 「くだらねぇ~」が褒め言葉になる、唯一無二の芸人?、関根勤さんの初監督作品。ずっと楽しみに待っていました。そして、観た感想は、期待通りにくだらない。
 華の無さで逆に目立っている、五人の芸人や俳優を主演に据えて、バカバカしい事に取り組む話です。話の筋はど~でもよいと思います。他の観客にウケていたのかは分かりませんが、個人的には非常に楽しめた。関根ワールドが好きな方には、是非ご覧いただきたい。この作品のパート2を見たいとは思いませんが、関根さんの二作目には期待しています。
 これ程くだらなくて、笑える作品は、「えびボクサー」以来です。


お土産

美玉屋 075-721-8740 火休

久しぶりの、黒みつだんご(10本入り)、¥1,080。

見た目は正直、庶民的な佇まいですが、味は洗練の極み。ジュレのような黒蜜にたっぷりきな粉が絡んで、上品な甘味が素晴らしい。後味のしつこさなど皆無。

ひとり三本では足りません。

ビール等(¥312)は、父の日プレゼントです。母の日に比べて低予算ですが、墓前に供えるものなので妥当だと思うんですが。