2015年8月31日月曜日

平成27年8月の支出合計

食費   15,000−14,391=+¥609

雑費   15,000−12,989=+¥2,011

こずかい 30,000−35,897=−¥5,897(予備費で補填)

予備費  10,000−5,897=+¥4,103

 食費は、バターナッツやサツマイモなど野菜がまだ残っているので、実質もう少し余りがあると思います。雑費については、特別な買い物は無くて、いつも通り。
 こずかいについて。今月もあれこれ、よく食べました。バイクを整備に出しているので、お出かけが特になかったので。暑すぎたから、どうせ乗らないけど。九月からは、美術館以外にも出掛けたい。天気次第ですが、いちおう予定はあります。久しぶりに大阪にも行きたい。

平成27年8月24日~31日

8月24日(月)


食費     スーパー ¥613

カード払い(扱い)  某医院 (狩猟免許申請用の)診断書 ¥6,320

8月25日(火)


雑費      自然食品スーパー 有機無添加だいごみ(赤みそ) ¥735

こずかい   キラメキノトリ ¥900  アグレアーブル ¥960

カード払い(扱い)  京都林務事務所 狩猟免許試験手数料 ¥5,200

鶏白湯らーめん、肉増し

キラメキノトリ 075-231-2505 不定休

さて、ようやく試験の手続きが完了したので、あとは勉強するのみ。その前に...。

鶏白湯らーめん(小)、¥700。肉増し、¥200。今日は涼しいので、ちょっとトロリとしたスープのラーメンが食べたい気分。コシのある麺。旨みはアリ、パサつきはナイ、チャーシュー。

お客さんは、今日は男ばっかり。雨降りだから?








ピスターシュ、フィグ

アグレアーブルhttp://agreable-ebisu.blogspot.jp/ 075-231-9005 不定休 

ピスターシュ、¥480。よく見かけるので、定番のケーキかと思われます。その名の通り、ピスタチオが口の中に拡がり、その風味を存分に楽しむ。中心には茶色い部分があって、それはチョコムース。嫌味の無い濃厚さが好きです。

これは季節限定でしょう、フィグ、¥480。一番上のピンクの層が、イチジクとバターのムースかな。(橙色の薄い層に挟まれた)樺色の層には柑橘類の酸味があって、これがアクセントになっている。







8月27日(木)


食費  スーパー ¥524

雑費  椿堂 ¥1,080

京かおり

椿堂茶舗http://www.tsubakido.com/ 075-644-1231 日祝休

わたくし好みの、定番のお茶。ほうじ茶に分類されますが、煎茶に近い。香りより、旨み重視。

きっと、「したたり」にピッタリでしょう。楽しみ。















8月28日(金)


こずかい  なかむら ¥6,480  電車賃 ¥420

前菜3種盛り

日本酒とワインと炭火焼き なかむら 075-531-5865 月休

去年の七月以来の来店です。おまかせコース、たぶん¥5,500+税。

先ず、鶏の胸肉を使用した前菜三種盛り。左から、胸肉のこぶ締め。龍のひげ(ハヤトウリのツル)添え。

真ん中は、蒸し鶏のエシャロットソース。様々な呼び名がある水前寺菜のお浸し添え。

右側は、胸肉の醤油漬け。ゴーヤ和え。

淡泊な胸肉を、三種の調理法で楽しみます。




白レバーのパテ

たぶん、いつもコースに組み込まれている、白レバーのパテ。

舌触りが秀逸。滑らかとか軽いを超えて、口の中でパテが霧消する。甘みがたっぷり。一般的に白レバーは希少なものですが、上手な養鶏業者は常に生産できるそうです。ちなみに、バケットはハナカゴのもの。

飲み物は、純米大吟醸の獺祭。コップ(¥700)のハーフで、たぶん¥500+税。この店では、こればっかり。飲み易いもんなぁ。








焼き浸し

旬の野菜がたっぷりの、もちろん炭火焼きの、焼き浸し。

ナス、オクラ、赤万願寺唐辛子?、ぎんなん、そうめんかぼちゃ。

早くも登場、大粒の銀杏。落ちてからではなく、木になっている時点で収穫されたものだそうです。そのせいか、味が濃いような。

こちらの店主の修行先、うずら屋でもそうでしたが、そうめんかぼちゃは、やっぱり美味しい。ホロホロと繊維状に崩れる。







焼き野菜の盛り合わせ

炭火焼きの魅力が全開の、焼き野菜の盛り合わせ。味付けは塩のみ。

枝豆、パプリカ?、長いも?、サツマイモ、れんこん、賀茂なす?とうもろこし(ピュアホワイト?)、かぼちゃ、しいたけ、など。

自宅では湯がくだけですが、トウモロコシに焼き目が加わると、甘み+苦みで風味とご馳走感が増す。

野菜は、京都だけでなく、熊本、福岡など九州からも仕入れておられます。







天草大王

看板メニュー、その1。熊本県の地どり、天草大王の手羽元、もも肉。

皮目がパリッ、身には旨みが滴るよう。噛み締めると、幸せを感じる。これだけ肉の旨みを堪能すると、薬味など必要ないのではと思ってしまう。

端っこの緑色は、タイの唐辛子を刻んだもので、辛みは柔らかい。肉に少し乗せて口に運ぶと、急に視界が開けたような爽快感。地どりが口の中で、再び飛び立つかのようです。これこそ、組合せの妙です。








尾崎牛

看板メニュー、その2。尾崎さんが育てた尾崎牛。最近では取り扱っている店も増えてきましたが、こちらはその先駆けと言って良いでしょう。

尾崎牛のカツ仕立て。おそらく、もも肉かと思われます。噛み締める度に、快感が脳に伝わります。

撮影忘れの、土鍋で炊き立ての御飯。そのお供は、塩、ぬか漬けの茄子と胡瓜、海苔。そして、鶏のスープ。

お米は能登のコシヒカリ。香りが良く、米の輪郭がハッキリしていて好みです。






わらびもち

自家製わらびもち。蓮根粉を配合していて、歯触りが柔らかめのグミに似ている。最後に落ち着いた気分になります。

わらび餅粉100%だと良い面と悪い面がハッキリするので、わらびもちは他の素材を混ぜて作るものだそうです。その混ぜた素材によって、伸びたり、溶けたり、色々な食感になるそうです。

ようやく訪れる事が出来ました。穏やかな店主の方との会話と共に、素材の魅力を前面に出した料理を楽しみました。次回は、以前に感動した全粒粉の麺料理を食べたいな。







したたり

悶々としていましたが、ようやく帰宅後に食べる事が出来ました。

黒糖の風味が強く、しっかり甘いが、しつこく無い。これだけ分厚いと、寒天の歯触りサックリ。

日本茶はもちろん、コーヒーとも相性は良い。この季節には、はずせません。











8月30日(日)


食費   ロジャヴェルデ ¥750

雑費   デパ地下 ¥750  ガソリン(スクーター) ¥553  ホームセンター ¥1,661

こずかい  さるぅ屋カフェ ¥2,050

本日のスープ、チーズバーガー

さるぅ屋カフェhttp://salutya.exblog.jp/ 075-203-6552 無休

今日は他のものを注文しようという決意も空しく、チーズバーガー、¥970。パンマニアも納得のバンズ。肉の味がしっかりのパテ。完成度が高いので飽きない。

セットで、サツマイモの冷製ポタージュ、¥200。甘みは控え目で、ヴィシソワーズに近い。甘い料理は好きではないのです。









デザートセット

カフェラテとクラシックショコラのセットで、¥880。

こちらもいつもの組み合わせ。溶けたアイスをソースにして、ガトーショコラを味わう。

ところで、今回は初めて二階の座敷でした。禁煙なのでより良い。










   

2015年8月24日月曜日

平成27年8月の独り言

 ロジャヴェルデに通うようになってからは、他の店でも有機・無農薬の野菜を購入しています。通常栽培の野菜を同時に扱っている店でも、ほとんど無意識に有機・無農薬に目が向いてしまいます。そこで、今回はその長所と短所を記してみたいと思います。

   長所、その1。味が濃い。ただ、キュウリやタマネギなどでは、味の違いはあまり無いように感じます。それでもいつもの店で購入するのは、誼を通じるということです。
       その2。天候に関わらず、比較的値段が安定している。もちろん、収穫量は減りますが。

       その3。野菜を洗うことに神経質にならなくて済む。土だけ落ちていれば良い。

       その4。よほど口当たりが悪くない限り、皮は剥かなくても気にならない。ひと手間が省けます。

       その5。大根やカブは葉の部分も使える。栄養もあるし、料理が一品増やせます。

   短所、その1。値段が高い。ですが、結果的にはスーパーで野菜を購入していた頃と食費の予算は変わっていません。 

 ついでに、わたくし好みの調味料についても記しておきます。

   長所、その1。味が上質。つまり、既に美味しくて、風味も濃厚。

       その2。よって、使用量が少なくて済む。

       その3。結果的に、費用対効果が高い。

   短所、その1。購入価格は確かに高い。

 結論。いずれも月単位の中期的視点に立てば、また日々のよろこびを考慮に入れれば、支払金額は大きいものではない。     

平成27年8月17日~23日

8月17日(月)


食費   スーパー ¥1,247

雑費   スーパー ¥305

8月18日(火)


食費     八百屋みどりなす ¥940

こずかい   円町リバーブ ¥750   パティスリーエス ¥1,252

バターナッツ、みどりなす、ズッキーニ

八百屋みどりなす 075-708-2818 日休

バターナッツ、¥480。皮が薄いので、包丁で切り易い。普通のカボチャより甘さが穏やかで、ネットリした食感が好きです。

先週、実家で食べて美味しかった、みどりなす、¥250。青なすとも呼ばれます。固い皮は剝いて、味噌煮にしました。通常の茄子より味が濃いような気がします。

店主のお勧めの、ズッキーニ、¥210。今朝取れたて。美味しい食べ方も教えてもらえます。

「両脇のお店には、親切にしてもらっています」との事。秋にこの三軒で、何かイベントを開催してくれないかな。収穫祭のような。




鳥カレー

円町リバーブ 075-801-8102 月休

先月、京都のAMラジオに出演されていたこちら。だからと言うわけではなくて、胃腸を活性化させたいと思ってやって来ました。

鳥カレー、¥750。一番辛い5辛ですが、この味に慣れてきたのか、それ程でもない。ラジオでおっしゃっていましたが、小麦粉を使っていないので胃もたれしないそうです。

研ぎ澄ました切れ味。豊かな余韻。美味しくて健康的なカレー、最高。

やっぱり、翌朝は胃が軽い。こうなると、ここのカレーは薬膳と名乗っても良いのでは。





プルーンのパイ、マール

パティスリーエスhttps://www.facebook.com/Patisserle.S?fref=ts 075-361-5521 水不定・木休

新作の、プルーンのパイ、¥600+税。大粒のプルーンだと思いましたが、農家の方曰く、「今年は小粒ですいません」とおっしゃっていたそうです。甘いだけでなく酸味もあるプルーン。サクサクの部分と目が詰まった部分があるパイ。それらをクリームが繋ぐ。一般的にパイって特に夏の感じではないが、この味わいは爽快そのもの。

マール、¥560+税。「お酒がかなり効いてるけど、大丈夫?」と聞かれましたが大歓迎。香りが鼻から抜けていきました。

説明書きによると、上段はマール(グラッパ)のバタークリーム、下段はルバーブ入りの、コクの深いそれ。クリームの固さがそれぞれ違う。どちらも、本当にバターが入ってるの?と思うくらいに口当たりが軽い。また、上段のカシス、下段のルバーブの酸味がその軽さに貢献している。お腹には軽いが、心にはズシンと来るエスらしいお菓子。


8月20日(木)


こずかい    洋菓子 ¥1,020

8月21日(金)


食費     スーパー ¥591

こずかい  テクノパン ¥770

テクノランチ

テクノパンhttps://ja-jp.facebook.com/Technobread 075-631-5599 火水休

またまた、テクノランチ。この呼称は今のところ非公認です。

スペシャルプライスの、ブルーベリーデニッシュ、¥210。通常価格より、−¥20。見た事が無いほど大粒のブルーベリーは、カスタードクリームに負けない存在感。ちょいサク生地が重なったデニッシュ。

戸田農園のトマトを使用した、トマトパン、¥170。トマトから酸味を取り除いた、柔和な風味。溶けたチーズがアクセント。

コーヒー、¥180。パンのイートインで、−¥50。いつものお土産、テクノラスク、¥210。

持ち帰りより、お店で食べた方が何か得した気分になる。


8月21日(土)


食費    パンスケープ二条駅前店 ¥583?

雑費    亀廣永 ¥1,100   フローマージュドゥミテス ¥1,341

こずかい  京都国立近代美術館 ¥0  CHIERIYA ¥700  Kashiya ¥1,600  亀廣永 ¥1,100  

京都国立近代美術館 第3回コレクション展~10月4日迄

 昨日、たまたまホームページを見たら判明、今日は無料観覧日。ツイています。西洋画、日本画、陶芸、抽象画など、とても充実していました。
 以前、奈良県立美術館で感動した富元憲吉の作品を、これほど所蔵されているとは知りませんでした。やはり、羊歯の絵付けの器はカッコイイ。 また、富本に師事した加守田章二の作品が凄い。無釉焼き締めのようなシブイ器面に、波模様が浮彫?にされている。野趣と洗練が同居している。
 入口すぐに、シャガールの「花と恋人たち」という作品があります。青い夜じゃないけど、JITTERIN’JINNの「プレゼント」を思い出した。

バケット、リュスティック

パンスケープ二条駅前店http://panscape-kyoto.jp/index.php 075-801-1233 第1・3火、水休

バケット、¥320。定番の食事パン。

黒オリーブとチーズのリュスティック、¥263?グリルで焼いても基本的にフワフワ。黒オリーブの味が、全粒粉20%の生地の中で弾けます。









お祝い

亀廣永 075-221-5965 日祝休

夏の京都、そして祇園祭の菊水鉾のお茶席でお馴染みの、したたり、¥1,100×2。

雑費扱いは、ピッツェリア・ダユウキの8周年のお祝い。本当に良くしてもらっているので、ちょっとしたお返し。

こずかいに計上した分は自分用。中身の画像は来週です。冷蔵庫の奥で冷やしとこ。













おばんざいプレート

チエリヤ 070-5344-6343 

今日の昼は御飯の気分なのでこちら。以前、バインミーを食べた時以来です。

メインを選べる、おばんざいプレート、¥700。10種類くらいの中から、メンチカツを選択。左端のプリンのように見えるものは、自家製の豆腐です。なんと、舌触りはプリンなんです。充実のおかずは、おばんざいと言うものの、まさに薄味です。

以前から気になっていた、酵素玄米ごはん。赤飯に似ていますが、何か違う。玄米なのに粘りがあって柔らかく、味の濃いご飯。

いよいよ、ニューオーモンの最後の一軒となりました。通し営業で食事に喫茶と、使い勝手が良さそうなので踏ん張って欲しい。



WARABIMOTI

カシヤ 075-708-5244 火休

ブルーベリーとチーズのわらびもち、¥1,200。クリームチーズを包んだブルーベリーのわらびもちは、弾力もあるけど、とろける食感です。周りのそぼろ状のものは、バニラアイスだそうです。わらびもちとアイスを一緒に頬張ると、爽やかクリーミー、もしくは相反する要素が両立しているとでも言うような未体験の味わいになる。いつも着物の若女将が、突然ミニスカートを穿いた、みたいな驚き。唯一無二のデザートです。

ブレンドコーヒー、¥500。デザートとセットで、−¥100。

美術鑑賞後に訪れるのにふさわしいお店です。サービス担当の方に、京都市美術館で開催中のマグリット展を強く勧められました。




ランゴ・ドゥ・サン二コラ

フロマージュドゥミテスhttps://ja-jp.facebook.com/mythese 075-708-2270 火休

ル・チュネル・ドゥ・ラ・コロンジュで熟成された、ランゴ・ドゥ・サン二コラ、¥1,490から10%OFF。幸運なことに、22日までセールでした。

フランス産の山羊乳チーズです。ネットリした食感で、クラッカーに乗せて食べるのが良さそう。塩気もクセも控え目で食べ易い。

お店に入った途端に、チーズのいい匂い。発酵のそれかな。別のお客さんは、「古漬けの匂いやな」とおっしゃっていました。






8月23日(日)


食費     ロジャヴェルデ ¥1,500

こずかい  カフェラッテ ¥550

ジェラートダブル
カフェラッテhttps://twitter.com/gelatomaster 075-322-2766 月休

上から梨ソルベ、塩キャラメルのジェラートダブル、¥550。

初めての梨。あのシャリシャリ感を極限にまで微細にした舌触りです。梨に含まれる水分はギュッと固めた粉雪のようです。何でも上手にジェラートにされます。

塩キャラメルは、対照的にしっかり目の味。まぁ、狙って選んだわけですが。

やめられませんなぁ。


2015年8月17日月曜日

平成27年8月10日~16日

8月10日(月)


食費  スーパー ¥451  精肉店 豚バラ・ブロック ¥1,120

8月11日(火)


こずかい  マンボ飯店 ¥4,200  カフェラッテ ¥720

冷菜

マンボ飯店https://ja-jp.facebook.com/mambohanten 075-757-7645 水休

去年の年末以来の、こちらでの夕食です。

まずは前菜として、サッパリとしたモノを。さつま黒豚と香味野菜のエスニックな豚しゃぶ、シークァーサーとナンプラーのドレッシング、¥1,300。

期待通りにスカッと爽快。シャンツァイとピンクペッパー、ドレッシングが甘みのある豚肉を引き立てて、モリモリ食べさせる。ナンプラーの発酵のニオイは気になる程ではなく、むしろ美味しさの大切な要素です。

飲み物は、にごり杏露酒のソーダ割り、¥500。




炒め物

主菜扱いです。愛媛産鱧と夏野菜のフレッシュバジルの台湾風あまから炒め、ハーフ、¥?。標準は、¥1,300。

たまねぎ、パプリカ、白い野菜は茄子です。こちらも夏に相応しく、黒酢でしょうか酸味があって食が進みます。しっかり味付けがなされつつ、淡泊な鱧の味がきちんと感じられます。

手書きメニューを見ているだけでも、食欲が湧き上がります。季節感があり、前回訪れた時よりも、より上質な食材を仕入れておられる印象です。喜ばしい進化です。








揚げ物

こちらの餃子は名作なので、本当は外せないのですが、今日は以前から食べたかったコレ。海老と枝豆のクリスピーな春巻き(二本)、¥600。

注文を受けてから、具材を包んでいます。タレはなくて、そのままでどうぞ。

名前の通り、これまでにないサクサク感が際立っています。一口かぶりつくと、海老と枝豆と共にシチューのようなトロリとしたものが口の中に溢れます。定番料理も、さすがに一味違います。








ご飯物

〆は、自家製干し肉と賀茂トマト、ふんわり玉子のあんかけごはん(小)、¥?。標準、¥1,1
00。少し食べてしまってからの撮影になりましたが。

料理によっては、量を調整して下さるのが有難い。出来るだけ多くの種類の料理を味わいたいので。

御飯にトマトって...と思いましたが。意外にもトマトの瑞々しさが、ご飯を軽やかに感じさせます。干し肉の歯応えと旨みが、いい仕事してます。こーゆー食べ方もアリなんですね。

どの料理も、香りのある食材の組み合わせが素晴らしい。組合せによって風味が強くなるのではなく、洗練された印象になるのが凄い。





アフォガットダブル

 カフェラッテhttp://caffe-llatte.com/ 075-322-2766 月休

夏になったので、夜九時まで営業されているのが、うれしい。

本日のデザート。ハマっています、アフォガットダブル、¥720。ジェラートは、ミルクとプレミアムチョコレート。面白味のない組合せのようにも思えますが、間違いのない組合せでもあります。
 
苦みを加える事が、ただでさえ完成度の高いジェラートに奥行きを与えます。甘いだけのお菓子はつまらん。

ちなみに、店主の方はインドに昔から頻繁に訪れておられます。色々と面白いお話を伺う事が出来ました。



8月13日(木)


食費    八百屋みどりなす ¥670

こずかい  ラリュミエールドゥース ¥2,214?

本日の昼食

ラリュミエールドゥースhttp://lumiere-douce.at.webry.info/ 080-1479-4706 月火休

本日のサレ。坊ちゃんカボチャのキッシュ、クルミ?パン、スイカ。コーヒーor紅茶付きで、¥1,250?+税。デザートの注文で、−¥50。

ほっこり焚かれた、ほんのり甘い坊ちゃんカボチャ。野菜の便利帳によると、「粉質で味が良く、カロテン含有量が特に多い」そうです。そして、サクサク感のあるキッシュの土台。

店主の方は茶道を嗜まれているそうで、居心地の良さはそこに由来しているのかもしれません。つまり、今回も長居してしまったという事です。






スープ

本日のスープは、鶏肉、豆腐、オクラの生姜風味。

生姜がフワリの温かいスープ。夏だからこそ食事は冷たくない物を摂るように心掛けています。

煌びやかなご馳走というより、滋味と慈しみが溢れているかのような料理。ほぼ毎日、わたくしは自炊しているわけですが、このお店のスープが目標、理想形です。









コーヒー、イチジクのタルト

ランチに込みの、オリジナルブレンドのコーヒー。

ちょうど出来立て、イチジクのタルト、¥450+税。トロトロのイチジク、サクサクのタルト、。「やっぱり、タルトってえぇなぁ~」、サクサク感至上主義者が、改めて感動します。

撮影忘れの、バナナと?のケーキ、¥450+税。ご馳走感のある、バナナのお菓子。バナナのトロリの舌触り、弾力のあるスポンジ生地。パウンドケーキとは違う食感が新鮮だったので、画像を掲載したかったけど。

この支払金額(¥2,214)は、記憶違いかもしれません。






サラダピーマンのオープンサンド

八百屋みどりなす 075-708-2818 火昼・金・日休

ロトス洋菓子店の近所にできた青果店。このお店の登場によって、路地裏のこの一角が完成されたように思います。かき氷で行列の喫茶&雑貨店、ロトス洋菓子店、みどりなす、そして、因幡薬師。

連休前なので品揃えは控え目だそうですが、興味をそそる無農薬や減農薬の野菜、果物も少々。

インカのめざめ、万願寺唐辛子、赤と緑を一個ずつのサラダピーマン、合計¥670。

夕食にて。苦みが無く、ほんのり甘いピーマンを、塩・胡椒、クミン風味のオリーブ油で和えただけ。全粒粉のパンの旨みと香ばしさが相まって、心地よい野菜の青い風味。赤ピーマンは、より甘味が強い。



8月15日(土)


雑費    ウニール御幸町店 ¥1,400  戸田農園 ¥700  黒にんにく(小) ¥250  ガソリン(スクーター) ¥733

こずかい  京都みなみ会館 ¥0(招待券)  Cafe et dessert Gorille ¥1,100   ラリュミエールドゥース ¥1,458

京都みなみ会館 「共犯」~9月4日迄

 朝イチで台湾映画。女子高生の死体を発見した、たまたま居合わせた三人の男子高校生。いじめらっれ子、秀才、不良が興味本位で、この事件に首を突っ込み始める。なんとなく、「スタンドバイミー」を思い出す。死亡した女子高生、そのクラスメイト、いじめらっれ子の妹、三人の女子高生も絡めて物語が進む。
 学校の裏には、立ち入り禁止の場所があって、翡翠のような水を湛えた池があります。学校という表の世界、池という秘密めいた裏の場所。表では明らかに出来ないコトを飲み込む裏。しかし、裏で渦巻いていたモノは何かの拍子に、溢れるように表の世界にイビツに噴出する。すると、悲劇が幕を開ける。
 磁石のS極とN極は、素直に相手を求めて引き寄せる。人間は、そう単純ではない。いや、単純だけど、それを認めないからややこしくなるのかも。彼らは高校生、だから余計に痛々しい。と、同時にキラキラ感もあります。つまり、これが青春?

クールスウィート
 
ウニール御幸町店 075-748-1108 水休

お土産、その1。スペシャリティーコーヒー専門店、ウニールのアイスリキッドコーヒー、¥700(500ml)×2。前回、訪れた時に気になっていました。わたくしの実家は、わざわざ豆を挽いてコーヒーを淹れるようなマニアではないので。

冷やして飲むだけ。さすがウニール、上品なコクと溢れる果実味。アイスコーヒーでこんなに華やかな酸味を出せるのは、さすがウニール。

お土産、その2。テクノパンでその存在を知った、八幡市の戸田農園。トマト×2kg、¥700。たまたま、セールでした。大玉のトマトですが、ほんのり甘く、酸っぱくない。母親が絶賛、買って良かった。

お土産、その3。ラリュミエールドゥースのタルト、¥450×3+税。こちらのタルトは、母親も好きなもので。仏壇にお供えしたら、お墓参りに行こう。






黒にんにく

偶然、八幡市の神原という交差点を北に上がってすぐの場所で発見。軒先で、おそらく自家栽培されている野菜や果物のジャムを販売されています。

その中から、黒にんにく(小)、¥250。炊飯器で、一ヶ月かけて熟成されるそうです。キメの細かいペースト状の舌触り。ジャムのような甘みとわずかに酸味。特有のニンニク臭は無い。栄養は抜群との事。

どんな使い方をしようかな。そのままパクリ、もしくは肉のソースとして、パンにつけて、など。

ちなみに、もっと北上すると、ガラスケースの中にジェットエンジン?を祀っている飛行神社があります。参拝した事はありません。





苺のティラミス、ミルクティー

ゴリールhttps://www.facebook.com/cafe.gorille 075-981-3381 火休

開店直後に訪れてから、随分とご無沙汰になりました。デザート専門店ですが、ランチもあります。駐車場4台くらい?

苺のティラミス、¥450。アイスクリーム付き、+¥150。クリームにフリーズドライのイチゴ、ペルノーの香り。生地にコーヒーの苦みは無い。白いけどアイスはチョコ風味だったような。食感の変化、お酒の香り、スッキリとした甘さ、これは好みですねぇ。

フレーバーティーの、アマレッティーニ、¥400。お勧めのミルク入り、+¥100。口にした瞬間に強烈な香り。アマレットというより、梅こぶ茶?砂糖を入れた方が良いとの事。

次回は時間に余裕がある時に来ます。自分でコース仕立てにして、のんびり楽しみたい。



改めて申し上げますが、当ブログは月曜日の夜(22:00頃?)に更新しております。推敲する時間が欲しいのです、あと睡眠時間も。よろしくお願い致します。

2015年8月3日月曜日

平成27年8月1日~9日

8月1日(土)


食費    五ふしの草 ¥650

雑費    五ふしの草 ¥518

こずかい  大和文華館 ¥620  ガトードボワラボ ¥2,289

鳥谷池

最先端の研究施設が集まる学研都市、精華町の奥にはこんな風景があります。

不思議な静けさのある池。夜に近づくことは避けたい。魚釣りは禁止されています。池の神秘的な力のせいか、画像がぼやけています。

今日も危険なくらい暑い。どれくらい暑いかと言うと、バイクスタンドがアスファルトにめり込むくらい。熱でアスファルトが柔らかくなっているという事です。









大和文華館 「豊かなる日本のやきものー縄文から江戸までー」~8月16日迄 一般¥620

 一年振りくらいに来館。前回は中国陶磁の展覧会だったと記憶しています。
 この美術館の所蔵品を通して、各時代の焼き物を鑑賞できました。今回は特に、原始・古代の焼き物が印象に残った。ラッパのような口部を持つ、「須恵器長頸壺」は灰釉?による端正な佇まいで、前衛的な意匠がカッコ良い。さらに、個人的にアールブリュットに通じると思っている縄文大壺。洗練の末に完成された?形の弥生壺。同じ民族が作ったとは思えない程、対極的な意匠です。
 あと、奥田潁川による「赤絵龍紋柏葉形筆洗」(江戸時代後期)は、用途はその名の通りなのですが、カレーのルーの容器に見えてしまう。
 小さな竹林を囲むように建てられた小さな美術館です。気候が良い頃なら、美術館の庭の散歩道も楽しみたいものです。


今日の昼食

ガトードボワラボhttp://www.gateau-des-bois.com/ 0742-93-8016 水休

先週に見かけて以来、気になって仕方ありませんでした。その1。キッシュ、¥700+税。

夏限定のカレー風味。ナス、ドライトマトが入っている。サクサクのパイ生地の土台に、トロトロ、クリーム状の中身。

卵は入れていないのかな?敢えて中身を固めていないのかも。固まっていないキッシュは初めてでしたが、洋菓子店の作品って感じで、これもイイですね。スパイスも良い塩梅。

ブレンドコーヒー、¥420+税。





今月のパフェ

その2。ペッシュ・メルバ、¥1,000+税。このパフェは、8月から登場。

本格的パティスリーでパフェを提供されているとは知りませんでした。フランス菓子を標榜する他のお店でも聞いたことはありません。それだけに、気になって仕方がありませんでした。

上から、メレンゲの焼き菓子、桃のシャーベット、生クリーム、サクサクの丸い焼き菓子(クランブル?)、バニラアイス、スポンジ生地、桃のコンポート、フランボワーズソース、桃のゼリー。

見た目も凄いが、中身も衝撃的。パティスリーが作り込んだことで、各々の構成要素が既に洗練された味わい。つまり、過剰でも過小でもない、ちょうど良い加減。食感の変化も多彩。これらがひとつの器に盛り付けられて、圧倒的な完成度で、わたくしの心を打つ。参りました。

酷暑に耐えてやって来た甲斐がありました。先週も来たことを覚えておられたようで、ポイントカード会員になるように勧められました。






五ふしの草 0742-24-2807 日水休

ずっと訪れたいと思っていた食料品店。この辺も、きたまち界隈なのかな。船橋通り商店街に店舗はあります。

雑費扱いの、黒大豆、¥324。せんぎり大根、¥194。どちらも農薬・科学肥料不使用。どうやら豆にハマってきた。黒大豆は焚いて、そのまま食べても美味しい。枝豆に似ている。

食費扱いの、ジャガイモ、トマト、赤オクラ、合計¥650。トマトは「アイコ」と言う品種。野菜の便利帳によると、リコピンが二倍だそうです。赤オクラは加熱すると緑色になるので、生食を推奨。

調味料も色々ある、わたくし好みのお店です。




8月2日(日)


食費     青果店 ¥550

雑費     電車賃 ¥290

こずかい  アグレアーブル ¥870

クレームキャラメル、クロワッサン

アグレアーブルhttp://agreable-ebisu.blogspot.jp/ 075-231-9005 不定休

バイクを点検整備に出す前にひと休み。カフェオレ、¥300。

クレームキャラメル、¥380。説明書きの通りの、「昔ながらの、ちょっと堅めのプリン。」琥珀色の、ブランデーを思わせるカラメルソース。苦みがあり、本当にお酒が入っているのでは?と感じさせるコク。ホイップクリーム?、プリン生地、カラメルソースを一緒に口にすると、奥行きのある大人の味わいになる。このプリンに関しては、カラメルソース不要論は無意味です。

クロワッサン、¥190。小腹が空いていたので、食べたいなと思っていました。いつもあるわけではありません。サクサクと言うよりザクザクの食感。しっかり焼き込んでいて、翌日でも食感は変わらないそうです。バターの香りとコクは明確。前回は甘みを感じたと記憶していましたが、レシピは変わっていないそうです。



8月3日(月)


食費  スーパー ¥918  米穀店 岩手県水沢産 ひとめぼれ×3kg ¥1,230

雑費  スーパー ¥493

8月5日(水)


こずかい  一神堂 ¥720  ロトス洋菓子店 ¥1,300

塩白湯麺

一神堂 075-256-0900 火休

夜営業だけのラーメン店。二、三年振りの来店です。

塩白湯麺、¥720。麺は柔らかくて白い。細めのうどんに似ている。次回は、もう少し硬めに湯がいてもらおうかな。

スープは絶品。隣のサラリーマン二人組も同意見です。舌触りは脂でトロリとしているのに、後口はスッキリ。コクと香りが豊かで、当初はニンニクとネギかなと思いました。スープをレンゲで飲み干そうとしていると、丼の底に刻んだ具があって、口に入れるとザーサイ?もしくはショウガのように感じました。これらも香りの良さに貢献しているかもしれません。

鶏だけでこんなに美味しいスープが取れるのかなと思っていたら、表の提灯に「鶏と豚骨のw白湯麺」とありました。なるほど。


ムラングシャンティキャラメル、ルバーブのタルト

ロトス洋菓子店 075-353-2050 月火休

いつの間にか店休日が増えて、営業時間も少し短くなっています。要注意。

ムラングシャンティイキャラメル、¥470。必然的に且つ無意識に、あの店の同じお菓子との比較になってしまいます。キャラメルクリームはやや固めで苦みが立っています。サクサクのメレンゲ部分は、ナイフで切り込むと判明したのですが、二つ折りになっていました。さらにその二つ折りの間には、別のクリームが挟まれているのです。色は淡い黄色なのですが、何の味かは分かりませんでした。非常に凝った作りになっています。和音のように要素が重なって響き合い、心地よい味になっています。ギターで確認してみると、G7に近いと思います。これは妄想に近い、あくまで主観です。

ルバーブのタルト、¥520。ルバーブは国産無農薬だそうです。もともと赤い色の葉柄なのですが、赤ワインと砂糖で炊かれているような気がします。爽やかな酸味が、クリーム、タルトと三位一体になって、この季節にピッタリ。


シュークリーム

翌日のおやつとして、シュークリーム、¥310。本当は買ったその日に食べなければならないのだけれど、自己責任ってことで。

このシュークリームが、一番好きかもしれません。サクッと感とフワフワ感を同時に併せ持つシュー生地。味はサッパリしているが、舌触りはポッテリな、カスタードクリーム。

初めて気付いたのですが、シュー生地の内側が緑色です。これはピスタチオが配合されているという事なのでしょうか?今度聞いてみます。








8月7日(金)


食費   スーパー ¥784

8月8日(土)


食費    ロジャヴェルデ ¥650  ナカガワ小麦店 ¥620

雑費    デパ地下 ¥1,080

こずかい  浅井食堂 ¥1,200  ウニール御幸町店 ¥1,000

本日の鴨川

鴨川では、この白い鳥をよく見かけます。獲物を狙っているのか、一点を凝視して、ほとんど動きません。

観察していると、一瞬だけ暑さを忘れます。

鴨川沿いの、橋の下をくぐり抜ける遊歩道。自転車も通行可なのでよく利用しています。風が吹き抜けるので、気休め程度に涼しい。









本日の昼食

浅井食堂 075-706-5706 月休

ハンバーグクエスト、進行中。ハンバーグ(130g)とエビクリームコロッケ(ライスorパン、飲み物)、¥1,200。

看板メニューとのことで、肉の味がハッキリ楽しめるハンバーグ。ギュッと目が詰まっている歯触りですが、フワフワ感もある。甘くない、肉の味を隠さないソースも好みです。

四角い形のエビクリームコロッケ。エビはすり身にして、ベシャメルソースと合わせているのかな?良い風味が香り、やっぱり職場の冷凍食品のそれとは、比べ物にならない。

ハンバーグはこの店で決まりでしょう。余ったソースにご飯を投入すると、すぐさまスプーンを用意される心遣いも有難い。フォトジェニックなワッフルも含めて、単品メニューも魅力的です。次は夜に訪れます。


パン・コンプレ

ナカガワ小麦店http://nakagawakomugiten.com/ 075-702-6672 月火休

浅井食堂のすぐ近所です。やめられません、パンコンプレ、¥620。

バター、オリーブオイル、チーズ、蜂蜜、何をつけてもOK。懐の深いパンです。特に、バターが好きで、粉の風味が炸裂。食べ過ぎに注意。










葵橋

暑い、暑い、暑い。なんで沖縄より暑いの。

あまりの暑さに出歩く人は少ない。逆に、お出かけのねらい目?

ベンチに寝転がって、肌を焼いている人がいるのには驚きです。外国人ではなく、日本人です。










ティラミス、COE3位のコーヒー

ウニール御幸町店http://www.unir-coffee.com/ 075-748-1108 水休

休憩と言うより避難ですが、久しぶりに来店。ゆっくりしたいので、エスプレッソではなくフレンチプレスにて。

グァテマラ、カップ・オブ・エクセレンス3位のエルモリート(レギュラーサイズ)、¥600。説明書きによると、「フローラル、アプリコット、ラズベリー、ライチ」の風味との事。わたくしは、もっと大雑把に、際立つ軽さと果実味が口の中に拡がります。

スペシャリティーコーヒーを使用した、ティラミス、¥500(スイーツとセットで、−¥100)。スポンジ生地に含ませるコーヒーによって、これほど違うのかと驚き。単純にコーヒーの味が濃いという事ではありません。ここまで高雅なティラミスは他では味わえません。





2015年8月1日土曜日

平成27年7月の独り言

 このブログをご覧になっている方の中には、わたくしがなぜ、ここまで食材や調味料に執着するのか不思議に思われるかもしれません。独り暮らしを始めた当初は、もちろん近所のスーパーで全てを済ませていました。それがいつの間にやら、この病的な有様。我ながら、いちいちめんどくさい奴です。
 
 料理は好きか嫌いかで分ければ、下手か上手いかはともかく、もちろん好きです。ですが、限られた時間で毎日となると...。しんどい、面倒くさい、誰か作ってくれ、となります。こんな風に不平を並べても、好きで独り暮らしをしているのだから仕方がない。当然、食べないわけにはいかない。まともな食事やお惣菜を、毎日買うほどの余裕はない。
 
 となると、自分で何とかして、継続して調理する工夫をしなければなりません。無理矢理にでも楽しまなければならない。だから、珍しい食材にすぐ手を出す。上質な調味料を見つけてはすぐに使ってみる。たまに面白そうな調理器具も買います。そんな事を続けていると、世の中にはテレビの宣伝では見かけない、素晴らしい、美味しいものが沢山ある事を知ります。
 
 こうなると自炊が半分、趣味になります。だから続けられるのです。楽しさ半分、苦しさ半分。この傾向は加速する事はあっても、この先減速したり後退することは無いでしょう。好奇心が続く限り、探求は終わりません。

 もう少し余裕があれば、ぬか漬けをしてみたいのですが、無理だろうなぁ。

平成27年7月の支出合計

食費   15,000−13,133=+¥1,867

雑費   15,000−8,299=+¥6,701

こずかい 30,000−36,822=−¥6,822(予備費で補填)

予備費  10,000−6,822=+¥3,178

今月雑費は、単純に買い物が少なかった。よって、来るべき時に備えて貯金です。こずかいについては、ほとんど外食だけ。おかげでピッツアやフランス料理、洋菓子を満喫しました。本当は器関係の美術展に訪れたかったのですが、悪天候や都合がつかないため叶いませんでした。あと、本も買いたい。しかし、その前に山積みの本を読破しなければなりません。
 余った分は、バイクの整備費に充当します。

平成27年7月27日~31日

7月27日(月)


食費    ロジャヴェルデ ¥1,500  スーパー ¥1,023

雑費    スーパー ¥330

こずかい  SAVVY9月号 ¥600  テクノパン ¥850

ロジャヴェルデ 075-211-3321 無休

トマト、とうもろこし、茄子×3、にんじん×3、合計¥1,500。

柿のような、鮮やかなオレンジ色のトマト。酸味は無く、フルーツって程ではないが甘みがある。

とうもろこしは典型的な黄色いもの。お腹が膨れるわけではありませんが、甘くてやめられません。








テクノラスク

テクノパンhttps://ja-jp.facebook.com/Technobread 075-631-5599 火水休

再びこちらで昼食。テクノランチ、勝手そう呼んでいます。地元の淀の九条ねぎがたっぷり、ねぎピザ、¥170。ローマ風ピッツアのような、サクサク生地。

ありそうでなかった、チーズクリームコルネ、¥170。ニューヨークチーズケーキ+コルネ。菓子パンと言うより、デザートパン。「どう違うねん」と突っ込まれても困るんですが、何となく。夏季限定だそうです。

お試し価格の新作、豆乳プリン、¥120。カラメルソースは無し。ちなみに、わたくしはプリンにカラメルソース不要論者です。材料によるのか製法のためか、舌に吸い付くような食感。見た目は普通ですが、豆乳によるのか未体験の味わい。

テクノドリンクの中から、コーヒー、¥230(パンとイートインで、−¥50)。表面の砂糖、増えました?持ち帰りの、テクノラスク、¥210。


京阪神エルマガジン社 SAVVY9月号、¥600。

 いつもの京都特集。ふむふむ、なるほど。かき氷の次はパフェですか。ほぼ実寸大というのが、遊び心がある。その他、何軒か気になる店があった。訪れるのが楽しみです。
 
 余談ですが、個人的にパフェで注意する点がひとつだけあります。具材は各店で自由に創意工夫すれば良いと思います。ただ、業務用のホイップクリームを使っているものは避けたい。あれは口の中がベタベタして後口が悪い。全てが台無しになる。
 何とかして来月中に、意外なある店のパフェを食べに訪れたい。8月いっぱいの提供予定とのことなので。それと誰も覚えていないでしょうが、パフェ特集でもしようかなと以前に申し上げました。が、もうやりません。
 代わりに何しよ。チーズケーキクエストはどうかな?

7月29日(水)


こずかい La table au japon ¥7,420  ガソリン ¥1,000

アミューズ

ラターブルオジャポンhttp://www.latable-jpn.com/ 075-361-6630 火・第二水休

雨ニモマケズ、雷ニモマケズ、予約時間通りに来店。今回もDINNER、MENU B(¥5,990)。

飲み物は、オレンジジュース、¥630。おつまみとして、色々なオリーブの実。

アミューズは、大山どりのリエット、マグレ鴨の燻製。リエットには牛乳の風味を感じましたが、気のせいかな。食感はツナに似て、もの柔らかい味。

マグレ肉には、今まで良い印象が無かったのですが、これは旨みとしっとり感がある。噛み締めていると満足感に満たされる。軽い燻製のためか、わたくしが鈍感なせいか、燻製香は感じませんでした。




前菜
フランス産シャロレー牛と夏野菜のプレッセ。

記憶違いかもしれませんが、熟成肉とメニューにあったような...。前菜と呼ぶにはあまりにも肉ニクしいのですが、注文して良かった。

脂肪の無い赤身肉と夏野菜がゼリー状の出汁で固められ、ベーコンで囲まれているカタチです。冷菜なのでサッパリとしています。しかし、それはもの足りないと言う意味ではなくて、素材のまとまりで美味しさを感じさせます。アルペジオのように、個々の持ち味を発揮しつつ、全体として共鳴して響きます。そこに驚きと感動。








魚料理

コチのポワレ、サフランソース。身とカマの部分。

前回訪れて以来、こちらの魚料理には期待が高まって仕方がありません。魚の便利帳によると、「夏を代表する昔ながらの高級魚」だそうです。

弾力があり、しっかりした肉質です。固いのとは違います。カマは手づかみで食べたのですが、手羽先と錯覚したほど。

譬えが思い浮かばないのですが、皮と身の間あたりかな?独特の風味があります。ソースがまた絶品。魚の出汁とサフラン以外の構成要素は想像もつきませんが、塩焼きでも美味しい魚が、ソースによってより高度な次元に昇華したかのようです。





肉料理

石垣島産ちゅら豚のロースト、オレンジソースとコンディモン(+¥800)。

まずは火入れ。これほど瑞々しく焼かれた豚肉を経験したことがありません。ピンク色からも察せられるでしょうか。脂身の外側は、ガリっと焼かれた皮。成長しきっていない豚だと皮も食べられるそうです。豚足のあの風味です。肉は柔らかく、ミルク?が香る優美な旨み。

コンディモンとは?説明してもらいましたが、うろ覚えなので申し上げられません。オレンジの果汁と皮、ビネガーと蜂蜜、刻んだオリーブの実とアンチョビの、少し塩気がある甘酸っぱいソース。複雑に構成されているのですが、豚肉に寄り添って、スッとこちらの味覚に染み入る。

ソースがかけられていると言うより、魔法がかかっている!





デザート

濃厚ガトーショコラ、コーヒー豆のアクセント。

二種類のアイスクリーム。白がヘーゼルナッツ風味。茶色が、苦みもあるキャラメル味。

ねっとりとしたガトーショコラは、何かお酒が加えられているかもしれません。色気がチラリ。コーヒー豆のガリッとした食感と苦みがアクセント。

〆はエスプレッソとお茶請けのマドレーヌ。

一皿の量はたっぷり、職人技の火入れで素材の持ち味を引き出す。そこからソースによって、つまり、人間の作為によって自然から芸術に到達する。ビストロノミーとは、こーゆーことなのでしょうか。気軽に立ち寄れて、芸術作品を鑑賞した時のような、心が浮き立つ味覚体験。