あん塩とお茶のババ |
Cafe et Dessert Gorillehttps://www.facebook.com/cafe.gorille 075-981-3381 火休
一皿目。あん塩とお茶のババ、¥550。ブリオッシュには、目には見えませんが餡子と塩が練り込まれ、ホロホロとした食感です。ほんのりラム酒が香り、甘みのある深蒸し茶を合わせます。心が穏やかになる味です。
オーナーパティシエの方が、近所のお客さんにも食べ易いようにと考案されました。伝統的なババは、お酒がガツンと効いていて敷居が高い。わたくしは物珍しさで注文しましたが、まとまりがあります。これは正解。
とろけるガトーショコラ |
二皿目。とろけるガトーショコラ、¥400。一皿目を踏まえて何にしようかなと迷っていたら、パティシエの彼と同意見でこれ。
粘度が高くて舌に絡みつくような存在感がある。この添えられた塩が効いていて、味わいが華やかに拡がる。巨大な生チョコのようで、質・量ともに満足度が高い。
コーヒーは、極深煎りのイタリアンブレンド、¥400。酸味が無くてふくよかですが、重たくはない。割と女性はあの酸味が苦手だそうです、へぇ~。
カヌレ |
三皿目。カヌレ、¥150×2。外側がカリッ、内側はムチッで、食感の変化愛好家が思わずお代わり。コーヒーのアテとして、これは自分用のお土産にアリ。
カヌレは手掴みで食べましょう。それと世間には、カヌレマニアの人がいるそうです、へぇ~。
楽しい会話と甘いもんまみれで、合計¥1,650。見た目はチト地味ですが、わざわざ来る甲斐があります。駐車場もアリ。
持ち帰りで、柿と梅干しのコンフィチュール(220g)、¥750。組み合わせが斬新。酸っぱさは無くて、柿の歯触りと濃厚な味がたまらん。そのままバクバク食べたくなる。
梅みそピザ |
森の中で道に迷ってしまいました。しばらく歩いていると、一軒のカフェがありました…。そんな童話に描かれていそうなお店です。
ツーリングで奈良通いを始めた頃、「こんな所にカフェがある!」 それ以来京都に帰る途中、いつもここで休憩していました。
最近、お茶の時間は満席続きだったので、昼前に来店しました。季節の野菜をのせた梅みそピザのセット(飲み物、デザート付き)、¥1,200+税。サクふわの生地で、パンピザに似ている。チーズのコクと梅みその酸味、大葉の爽やかさが相まって、おやつ的軽やかさ。ピッツェリアのそれとは違う魅力があります。
余談ですが、数年前にこの店でお花見をしました。階段を上ってすぐ、建物の隣に立派な桜の木が植えられています。木陰のテーブルでランチとお茶、穴場です。
おまかせアレンジメント |
良くしてくださる方が体調不良との事で、久しぶりにこちらで花束をお願いしました。花の種類はおまかせ、バックパックに収まるコンパクトサイズで、¥3000+税。
たまにしか買わないので、わたくしは花の事はよく分かりません。しかし、ヴェール・デ・グリのアレンジメントはひと味違う。過去の作品のアルバムを見ていてもそう思います。
それにしても、花屋&カフェってガールズドリームの極致です。
やれやれ、何とか大晦日に間に合いました。月二回の更新を維持してきましたが、来年は月イチになるかもしれません。それはともかく、今年もお世話になりました。それでは、良い年を。